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【急逝】金子哲雄さんが自分の通夜に用意した手紙が感動的

10月2日に肺カルチノイドで急逝された『ホンマでっか!?TV』など数々のメディア出演で知られる流通ジャーナリストの金子哲雄さん。その金子さんが生前から準備していた通夜で参列者に当てた挨拶状の手紙が感動的だったのでまとめました。ご冥福をお祈りします。

更新日: 2012年10月05日

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monet333さん

流通ジャーナリストの金子哲雄さん10月2日に肺カルチノイドで急逝

金子さんは千葉県出身。慶大文学部卒業後の1994年、ジャパンエナジー(現JXホールディングス)に入社。わずか1年でコンサルタントとして独立し、その後は執筆、テレビ、ラジオなどで評論家として活躍。独特の語り口で人気を博した。著書に「学校では教えてくれないお金の話」などがある。

通夜・告別式、自身が入るお墓などの準備を自ら行った金子さん

かねてより療養中だった金子さんは家族とごく一部の知人、関係者にしか病名を明かさず、通夜・告別式、お墓の準備などを自ら進めていた。

おおたわ氏は「(肺カルチノイドと診断されてからの)この1年4カ月、彼は立派に自分の運命を受け入れる準備ができ、すごく人間として成長されたと思います。それがお墓やお通夜の準備までつながったと思います」と語り、金子さんが生前、死後の準備までしていたことを明かしていた。

なかなかできることではありません。

通夜には約800人が参列

今月2日に肺カルチノイドのため41歳の若さで亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さんの通夜が4日、東京・港区の心光院で営まれ、フジテレビ系『ホンマでっか!?TV』で共演した内科医のおおたわ史絵や評論家の森永卓郎、小沢一郎衆議院議員、カンニング竹山、ホンジャマカ・石塚英彦、石田純一ら約800人が参列した。

石塚英彦さん

会葬御礼状も生前に自分で用意した金子さん、その内容が感動的です

礼状も自ら作成。「今回、41歳で、人生における早期リタイヤ制度を利用させて頂いたことに対し、感謝申し上げると同時に、現在、お仕事事情にて、お世話になっている関係者のみなさまに、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と綴られ、金子さんの優しく、気遣いのある人柄がにじみ出ていた。

弔問客には「第二の現場で(中略)おトクなネタを探して、歩き回り、情報発信を継続したい所存です」と生前に自分で書いた会葬御礼状が配られた。

以下その会葬御礼状の全文です。これだけのことを自分の死期が分かってから書けるのか。感動するとともに考えさせられます。

手紙全文

 このたびは、お忙しい中、私、金子哲雄の葬儀にご列席たまわり、ありがとうございました。今回、41歳で人生における早期リタイア制度を利用させていただいたことに対し、感謝申し上げると同時に、現在、お仕事などにて、お世話になっている関係者のみなさまに、ご迷惑おかけしましたこと、心よりおわび申し上げます。申し訳ございません。

 もちろん、早期リタイアしたからといって、ゆっくりと休むつもりは毛頭ございません!第二の現場では、全国どこでも、すぐに行くことができる「魔法のドア」があるとうかがっております。そこで、札幌、東京、名古屋、大阪、松山、福岡など、お世話になったみなさまがいらっしゃる地域におじゃまし、心あたたまるハッピーな話題、おトクなネタを探して、歩き回り、情報発信を継続したい所存です。

 今回、ご縁がありまして東京タワーの足元、心光院さまが次の拠点となりました。「何か、面白いネタがないかな?」と思われましたら、チャンネルや周波数を東京タワー方面に合わせ、金子の姿を思い出していただけましたら幸いです。

 このたび、葬儀を執り行うにあたりまして葬儀社のセレモニーみやざき 宮崎美津子さまには生前より真摯(しんし)に相談にのって頂きました。また、自分の歩んできた道とゆかりのある港区東麻布を終(つい)の住処とすることをお許しいただきました、浄土宗 心光院 御住職 戸松 義晴先生には公私にわたり、死生観などのアドバイスをちょうだいしました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

 最後になりますが、本日、ご列席下さいました、みなさまのご健康とご多幸を心よりお祈りしております。41年間、お世話になり、ありがとうございました。

 急ぎ、書面にて御礼まで。

 平成24年10月1日

流通ジャーナリスト 金子哲雄

金子さんに寄せられた追悼のコメント

おおたわ史絵(内科医)
「私も医者なので、病名を聞いてレントゲンの絵を描いて見せてもらったときに、いつかはこうなるってわかりました。どのくらい、金子さんが頑張れるかって気持ちで見ていました。病気で大変になっても、『僕ね、妻のことが愛おしくて愛おしくて仕方ないんですよ。僕、変なんですかね』って話してくれていました」

教育評論家の尾木直樹氏
「お清め料理、びっくり!! お寿司もおつまみもすべて金子さんの注文! 遺言通り、ホンマでっか!?TV金子さんスペシャル、会場に流れる中、門倉さんと泣きながらいただきました。美味しかったよ。金子さん…さようなら。お疲れさん…。見事なまくひき!! お墓まで準備! あっぱれ! 金子さん!」

森永卓郎(経済評論家)
「番組ではライバル同士で足を引っ張り合っている演出だったけど、収録が終わったら仲良し。同じ事務所なのに私の楽屋にまであいさつにくるような、あらゆる人に気を遣う人だった。彼も独立してから大変でようやく勢いに乗ってこれからだってときだった。人生どうなるか分からないですね……かわいそうです」

謹んで金子さんのご冥福をお祈りいたします。

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