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【ノーベル賞】受賞は本当に「国の支援のおかげ」なのか。資金難にあえぐiPS細胞研究の実態まとめ

山中伸弥教授はノーベル賞受賞の記者会見の場で「私が受賞できたのは、国の支援のお陰だ。これは日本という国が受賞した賞と思う」と真摯なコメントを述べておりましたが、以前のニュース、インタビューより検証したいと思います。

更新日: 2016年05月15日

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この記事は私がまとめました

「受賞は国の支援のたまもの」 山中教授が会見

iPS細胞研究に対する政府支援への感謝の気持ちも述べた。「私が受賞できたのは国の支援のたまものだと思っている」と何度も述べた。

▼iPS細胞 研究費比較

山中教授がiPS細胞発見前に受けた公的助成:1000万以内
発見後の公的助成↓

公的機関 : 期間 : 金額 : 備考 : 人口
アメリカ・マサチューセッツ州:5年間600億円相当 : 10年間で1,200億円 : 州人口640万人
アメリカ・カリフォルニア州:5年間:1500億円相当 : 10年間で3,000億円 : 州人口3500万人
文部科学省:5年間:100億円相当 : 日本国人口1億2500万人
厚生労働省:?年間 : 0億円相当 : 日本国人口1億2500万人

10年間に1,200億円を投じるマサチューセッツ州に加え、カリフォルニア州も10年間に3,000億円という取り組みを始めている。今後はこれらの研究費の多くがiPS細胞に移行すると表明している。この意味からも日本で何チームも作っては対抗できない

▼事業仕分けの対象にもされていた

京大・山中教授「希望奪わないで」事業仕分けの科学予算削減で

「小さな支援を多くの研究者にすることでiPS細胞のような技術が生まれ、日本の発展につながる。10年後の日本がどうなるのか心を痛めている。日本が科学の後進国にならないように」と注文した。

都大学の山中伸弥教授は「想像を絶する事態で、今後の日本がどうなるのか深く憂慮している」と厳しく批判

政府の事業仕分けで科学研究の予算の廃止や削減が相次いだことについて、「ありえないことだ。そもそも日本は科学研究費の割合が低く、海外より10年、20年遅れた劣悪な環境で研究をしている。その中で予算を削減するのは想像を絶する事態で、今後の日本がどうなるのか深く憂慮している」と厳しく批判

▼2014年度以降の研究資金は全くの不透明

iPS細胞の開発者、あの山中伸弥教授が京都マラソンを通じてオンラインによる「研究費集め」に挑戦!

公的資金は年度ごとに変わるため安定せず、その資金集めに山中教授ら関係者は苦労しているのが実情です。現在のところ2014年度以降の十分な資金確保のめどがついていないといいます。

山中・京大教授 iPS研究、カギは人材 資金確保も不可欠

東日本大震災や厳しい経済状況にもかかわらず40億円近い血税をいただいており、大変恵まれているが、14年には終了する。
米国の研究所にならって研究基金を募り始め、これまでに3億5000万円が集まった。私もマラソンを走り1000万円を集めたが、毎日走っても追いつかない。(2012年6月)

▼ネットの声

今回の山中教授のノーベル賞受賞は大変喜ばしいことだけど、その彼が「日本の研究資金では今後到底アメリカには勝てない」と言ってることを政府も国民ももう少し深刻に受け止めて欲しいものですなあ。

iPS細胞研究山中氏らにノーベル賞  09年末に日中GDP逆転で京都にてインタビューした時 「英語、研究環境や報酬も大切だ。薄暗い研究室でとにかく頑張れ、と言うだけでは外国からも、国内でも人材は集まらない」「せめて10年、資金繰りと雇用を心配せず、研究に没頭させてほしい」とも。

ノーベル賞とった IPS細胞の予算。2007年度 日本約10億円 アメリカ約1900億円。ips-network.mext.go.jp/column/global_… 竹槍でB29を落とすようなものですね。同等の成果を出すなら、文部科科学省生えばってもいいでしょう。

ノーベル賞受賞者が研究費の寄付を求めてマラソンとか、どうなってんだよ、この国の科学技術行政は!と言っておこう。

山中教授、ノーベル賞受賞おめでとうございます。研究費を事業仕分けされていたが、日本で頑張る研究者を大切にしないとね。

ノーベル賞受賞の件、『 民主党政権の事業仕分けを受けたけど結果を出した 』と報じた方が盛り上がると思うんだけど(゚∀゚)

ノーベル賞おめでとうございます。・・・と言いたいところだけど皆さんのツイートで知って怒りに震えております。何がって、例の「仕分け」で 助成金ゼロにされてたという事実…。いかに民主党が教育や科学など日本の根幹を成す事業に関心がないか、又は力を削ごうとしてるか改めて実感致しました。怒

日テレの朝のニュース、山中氏のいPS細胞ノーベル賞受賞二関して流行ってるが、それがえらい資金難の中での研究だったって事、事業仕分けで更に削られたことはまだやってないな

山中博士がノーベル賞で湧き上がる日本。今からちょうど3年前,2009年11月25日,東大小柴ホールで日本の歴代ノーベル賞,フィールズ賞受賞者が一堂に集まり「事業仕分け」緊急声名集会が開かれた。そこでいつもは物静かな日本の科学者達が政府民主党に激高する姿を見たのも遠い記憶の彼方へ。

山中教授のノーベル賞受賞について、新聞やテレビが大きく報道しているけど、民主党政権によって我が国の科学研究開発予算が近年大きく削られていることはスルーなんですね。「仕分け」とかいうたわけたことをしていた某女性議員に取材したところもなかったようですし。

なんども言うけど2000年にノーベル賞とった白川さんは「昔は基盤校費が潤沢だったので成果がでるかどうかわからん研究ができた。ノーベル賞はそのおかげ。今は外部資金とってこなあかんので長期的な研究ができない。今後やばい」と繰り返し主張してたけど文科行政に黙殺されてるのは周知の通りです

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