提供:日本アイ・ビー・エム株式会社

IBMの歴史をふりかえる

2011年に創立100周年を迎えたIBM。これまでに生み出してきた様々な製品・サービスや、企業としての先進的な取り組みを通して、IBMの歴史を振り返ります。

更新日: 2012年11月27日

IBM公式さん

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IBMの誕生

1911年、IBMの前身となるComputing- Tabulating- Recording Companyが設立。
この年がIBMの創立年とされる。

C-T-R社は1914年、GMにトーマス・ワトソン Sr.を迎え入れる。その10年後の1924年には社員数3,384名、収益は創設時のおよそ13倍にあたる1,100万ドルにまで成長。

Cは食肉スライサーや秤のメーカーの「Computing Scale Company of America社」
Tはパンチカード式事務処理機メーカーの「Hollerith’s Tabulating Machine社」
Rは商用時計メーカー「International Time Recording社」

同年、社名を「International Business Machines(IBM)」に変更した。

IBMが社運を懸けたコンピュータ

1952年にリリースした、IBM初の商用コンピュータ(IBM 701)。

画像は”チェッカー”と呼ばれる、チェスに似たボードゲームでコンピュータ対戦しているところ。

IBM初の商用コンピューター701は、社の未来とプライドを賭けて米国政府支援のもと開発された

当時の米国政府はソビエト連邦の一歩先を行くために、14の団体を支援し電子コンピューターの開発に力を入れていた。

IBM 701の1号機は1953年に米国原子力委員会に納入され、国防計算機とも呼ばれた

このコンピューターは世界を驚かせ、タイム誌は「複雑な方程式を素早く解いて新製品の開発や既存製品の改善、ベストな解決策の発見などを可能にし、新たな可能性を広げる」と称賛

商用だけではなく、チェッカーというゲームでも人間と対戦。人間よりも優れた知能を持つ機械の先駆け的な存在となった

モバイルPCの幕開け

1986年リリース。
モノクロ液晶ディスプレイと2台の3.5インチ720KBフロッピーディスクドライブを搭載したラップトップ型PC。

企業や一般消費者に大きく普及し、”コンピューターの世界を変えた”と言われる「IBM PC」に続いて開発された”モバイルできるPC”

IBMの最初のラップトップ・コンピューターであり、3.5インチのフロッピー・ディスクを使用した最初のコンピューター

1991年には、日本IBMがノートPC「IBMPS/55Note」をリリース。日本のみならず、ヨーロッパでも大成功を収め、後の世界的なブランド「ThinkPad」へとつながっていくことに

航空券自動予約システム

1960年にアメリカン航空が導入したコンピュータ予約システム。

IBMとアメリカン航空が6年の歳月を費やして開発した、自動予約システム

それまで航空券の予約・発券は手動で行われていたため、1件を処理するのに時間がかかり、限界に差し掛かっていた。

1953年、IBMのセールスマンだったブレア・スミスがアメリカン航空に乗って本社へ戻るとき、彼の隣にアメリカン航空の社長C・R・スミスが乗っていた。彼らは同姓であることから話がはずみ、ここからSabreの開発へと繋がっていくことに

Sabreシステムは航空券予約だけでなく、収益管理や貨物、価格設定などに多大な影響を及ぼし、さらにはATMからオンライン・ショッピングまで、あらゆるリアルタイム情報処理への道を切り開いていった

世界で大成功したメインフレーム

1964年4月7日に発表されたメインフレーム(企業の基幹業務などに利用される大規模なコンピュータ)のシリーズ。

シリーズの全機種で同一のOSを動かし、同じプログラムを使えるようにするとした点で画期的だった

顧客は小さなシステムで運用をはじめて、必要に応じて上位モデルにアップグレードすることが可能に。

その設計は、後のコンピュータ設計に影響を与え続け、史上最も成功したコンピュータの1つとされる

System/360シリーズの大成功により、コンピュータでは後発であったIBMが競合他社を圧倒することに

デザインにもこだわりがあり、本体色は写真右下に見えるイエローを含め、ブルーやレッドなど5色が用意された

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