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【謎の生態】大学院生って何してるの?

よく、「院生って何をしているの?」と聞かれます。家族や友達に院生のいる方、彼氏彼女が院生の方、これから大学院に進学予定の方も参考にしていただければと思います。

更新日: 2015年04月27日

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dreamgoonさん

◆大学院とは?

大学院(だいがくいん、英: Graduate school)とは、大学(短期大学を除く)の学部課程の上に設けられ、大学(短期大学を除く)を卒業した者、およびこれと同等以上の学力を有すると認められた者を対象に、学術の理論および応用を教授研究し、文化の進展に寄与することを目的とするものである(学校教育法第99条)。

大学学部4年間を終えて、大学院へ進学します。近年は多少ブランクありで入ってくる社会人入学者なども文系理系関わらず多い(と感じてます)。

◆修士課程とか博士課程って何?

修士課程は博士課程前期とも呼ばれる。2年間の課程を終えて,修士論文の審査に合格すれば「修士;マスター」の称号を得ることができます。

2年で修士論文(修論)を書ける人は多くはない。MAXで4年在籍可能。院によっては休学含めて6年在籍可能。1年目は修論の準備や基礎作業に忙しく、2年目は修論まとめるのに大変。だいたいの人は修士課程までで院生活を終える。その方が人としては幸せかもしれない。

博士課程は博士課程後期で,3年間の過程を終えて,博士論文(大学によって規定は様々ですが,主論文1~3報を纏めたもの,そして別に副論文数報)の審査に合格すれば「博士;ドクター」の称号を得ることができます。

修士課程の後に博士課程進学です。3年で博士論文を出せる人は若手ではほとんどいない。在籍は6年可能。4年目からはオーバードクターと呼ばれる。休学など組み合わせれば9年くらいはいられる。「人生」とか「就職」とかそういうワードに弱い。博士課程在籍者の大半は研究者を目指している(というかそれしかない)。

修士:博士前期課程(修士課程)で単位を取り、修士論文を書いたらもらえる学位。棺桶に片足突っ込んだ状態に相当する。

博士:大学院の博士後期課程を修了し、博士論文を提出したものに与えられる学位。大別して、野良博士と飼い博士の2種類が確認されており、前者は凶暴化している場合があるため注意が必要。

博士号取得時にこういう帽子かぶったりします。
(うちの大学だけでしょうか?)

就職とかって?

大学院に行ったからといって研究職に就職できるとは限らない。

いきなり夢をぶち壊しますが、そんなもんです。院生たちもそれは自覚していますが、夢は語ります、語らせてやって下さい。ちゃんと就活している人や就職の意思がある人なら修士卒文系でもきちんと社会に出られます。ただし修論と並行して就活やるのはかなり厳しい。相当厳しい。また、博士課程に進学してしまい、一般社会に戻ろうとするなら年齢・職歴等々の理由でかなーり苦労します。

日本の社会は厳しい。

◆大学院生の生活

文系

論文を読むとか論文を検索するとか本を読むとか文字と向かい合う生活

文系の基本形。ゼミ発表や論文作成のために日々頑張っています。分野によっては、フィールドワーク(野外調査)やアンケートなどその生活は様々。意見を交わすことも重要です

理系

理系の研究室だと実験にかわったり、研究室によってはかなりフレキシブルなスケジュールになったりと
所属する研究室によって忙しさも内容も様々です。

文系理系問わず、研究室や教員の性格によって、生活はだいぶ異なります。自分のことだけのんびりやれるところもあれば、教員の研究の手伝いや雑用に追われるところも(後者の方が多いのかも)。

文系も理系も

共通していることは、「研究」をしているということ。
学部よりも自由度が高い分、自分できちんと計画性を持って研究を進めたり、積極的に学習しようとする姿勢が必要になってきます。

「研究」は「勉強」とは違います。文系の場合、時間はあればあるだけ、研究に費やしたいところ。常に何かを考え、インプットそしてアウトプットしなければならない。
(休憩もその分多いですが…w )

そして院生は夜行性です。これは文系理系共通事項ではないかと。

大学院生の経済事情

大学院生は,貧乏です

実家が裕福で進学している人もそれなりに結構いるように思います。収入より支出が多いです。書籍代や飲み代や交通費など。裕福な研究室なら学会参加の交通費・宿泊費も出るんでしょうけど。。。

大学学部とは異なり、大学院生だけが受けられる経済的支援制度が多くの大学にあります。

TA(大学学部・大学院の教育補助業務)、RA(研究室の研究補助業務)など取り組めば月5~10万くらいのアルバイトになります(ただし恵まれてる研究室に限る)。奨学金制度も多様です。給付型奨学金もあります。基本的に外でバイトする時間もあまりないので、学内の制度を利用する人が多いです。

自分の研究や研究室関係が優先的になるので、お金の使い方もそちら優先になりがちです。

RA:Research Assistantの略称。英語だとかっこ良く見えるが、多少待遇の良いバイトである。極々まれに普通の月給並みの待遇をいただける場合もある。→「お金」

TA:Teaching Assistantの略称。教員の無茶振りに耐える訓練を積むことで、立派な院生になることが出来る。大学内で可能な貴重なアルバイトだが、職歴・教歴としては心許ないことこの上ない。→「お金」

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