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サラリーマンは知っておきたい!!会社がダメになる兆候

何事にも衰退には理由があります。企業にとっては人、モノ、カネ、情報が経営の要素である一方、経営が傾き倒産の予兆が現れるのもこの4つの要素からなのです。

更新日: 2018年06月28日

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egawomsieteさん

■年収2000万円だった実業家が倒産して建設作業員に…今にして思う反省点は?

現在、建設作業員として働く金山聡さん(仮名・41歳)は、3年前まで生命保険や健康食品、健康器具の代理店事業に、宅配弁当の販売、さらには風俗など複数の事業を手掛ける実業家だった。

「28歳で起業したのですが、複数の法人をお得意様に抱えた保険営業をはじめ、30代になって始めた宅配弁当も好調で、ピーク時には2000万円の年収がありました」

 だが、近所にコンビニや同じ宅配弁当屋が次々とオープンして売り上げは半減。さらに保険代理店業を任せていた部下が顧客を奪って独立。経営は一気に悪化した。

「保険営業をしていましたが、節約のために弁当配達用のバイクの車両保険を解約。スタッフや来客者用のウォーターサーバーのレンタルもやめました」

また、社員やアルバイトを集めて忘年会や新年会などのイベントも毎年行っていたが、倒産前年の最後の忘年会は規模を縮小。会場はそれまでの居酒屋から事務所に変更し、食べ放題飲み放題から缶ビール&宅配弁当用の総菜で用意したオードブルになったとか。

「案の定というか、お通夜みたいで全然盛り上がりませんでした。そんな様子にバイト連中も経営が傾いていることを察したのか、その後立て続けに辞められて、最後は私も調理と配達を手伝っていました。目先のカネ欲しさに次から次へといろんな事業に手を出してしまった。それが倒産を招いた本当の原因かもしれません」

■倒産する会社の特徴「住宅ローンの審査が通らなかった」――当事者の告白

倒産件数は17年ぶりの低水準で推移する一方、東芝のような大企業ですら倒産危機に陥る時代。明日は我が身に降りかかるリスクを事前に察知できないものか。倒産する会社が示す予兆を見抜き、いち早く対処すべく、かつて倒産の経験がある会社員に話を聞いた。四国某市のM建設で働いていた富岡洋司さん(仮名・39歳)が最初に異変を感じたのは、’10年秋のことだったという。

「私を含め既婚の同期3人が地元のA銀に住宅ローンを申込み、立て続けに断られたんです。A銀は会社のメインバンクでもあり、先輩たちもみんなそこで住宅ローンを組んでいました。借入額も目安と言われる5倍未満だったんですが、3人全員が審査落ち。異例の事態に『うちの会社ヤバイのでは?』と従業員の間に衝撃が走りました」

 しかし、そんな従業員らの不安を揉み消すかのように、この頃から仕事がやたらと忙しくなった。

「休日の現場作業が増え、月に2、3日しか休めなくなりました。アルバイト作業員も増員していました。しかし、他社の現場の後片付けなど採算の合わないチマチマした仕事ばかりでしたけど」

後で知ったことだが、この頃、すでにM建設は建築基準法改正による工期の遅れやリーマン・ショックの煽りで火の車だったという。

「A銀勤務の知人に後日談として聞いたところ、当時の社長は毎日のようにA銀の融資課を訪ねていたそうです。採算度外視の仕事をたくさん取るようになったのも、キャッシュフローを作って融資を受けやすくするためでした」

社長が資金繰りに奔走する一方、M建設の危機は外部に漏れ伝わっていく。機を見るより敏な市議会議員などは態度が露骨だったとか。

「倒産の前年くらいになると、それまで山のように届いていた社長宛ての年賀状や暑中見舞いが、倒産の年には半分くらいになっていた。かつては花見や忘年会に来ては、酔っ払って社長にキャバクラをおねだりしていた市議会議員と秘書も寄りつかなくなりました」

 カネの切れ目が縁の切れ目ということか。その後、M建設はあえなく倒産。資材業者の怒号飛び交う現場を処理するハメになった富岡さんは「あれほどの修羅場を経験すれば、もう何も怖くない」と今も強く生きている

■潰れる寸前の会社にありがちなこと11選

過去に5度も倒産による失業を経験したという反町さん(44歳・引越アルバイト)に話を伺い、潰れる寸前の会社にありがちなことを教えていただきました。

1. 給与の支払が遅れ始める

もっともわかりやすい例ですが、給与の遅配が始まったら会社は間違いなく倒産に向かって進み始めたと思っていいでしょう。給料日が数日遅れた程度ならまだ安心、と思ってはいけません。

社員の給与1ヶ月分の蓄えもないということになるわけですから。遅れが1ヶ月を超えたら完全にアウトですね。その状況から社員の給与数ヶ月分を巻き返せることはないと断言できます。

2. 役職者が急に増え始める

役職者には役職手当が支給されるものなので、景気がいい話に聞こえますが、経営が傾いている会社に限ってはそんなことありません。

役職者だから給与は残業代込みという形に持ち込み、馬車馬のように働かせたいだけなのです。「今は手当が少ないけど、体制が整ったらしっかり返す」というような言葉に騙されてはいけません。

3. 無料のウイルスソフトを使いはじめる

会社がパソコン周りで経費を削減するとすれば、真っ先に対象となるのがウイルス対策ソフトでしょう。プログラムを更新せず、無料のソフトを入れようという話になったら危険だと思ってください。

Microsoft OfficeやAdobeのソフトも無料ソフトで代用しようと画策し始めたら、もう末期です。

4. 玄関に塩を盛る

今までまったく気にしていなかったのに、急に玄関に塩を盛り出したり、風水的なことを気にし始めたりしたらアウトです。

経営が傾いていることの象徴でしかありませんし、経営が悪化している原因を「運が悪い」「流れが悪い」程度にしか考えていないといえます。悪化した原因を追求できなければ、まず立ち直らせることなどできません。

5. とりあえず新規事業に手を出す

ろくに準備もせず新規事業に手を出した場合は、もはやなりふり構っていられないという状況だと思ってください。

思いつきだけで動く新規事業は絶対にうまくいくはずがありませんから。特に、今までの業種とはまったく関係もコネクションもない事業に手を出す場合は危険です。

6. 経理が退職する

会社でお金の流れを知っているのは、上層部の他には経理部になります。経理が突然退職する場合は、会社の財政状況を見て、見切りをつけたと考えてもいいでしょう。

7. 先の予定が「~と思う」「~したい」になる

上司や会社の上層部にあたる人たちに今後の予定などを聞いて、断言ではなく「~だと思う」「~したい」と答えるようになった場合は、先の予定も確定できないほどの財政状況になっている可能性があります。

8. 社長自ら働き、精神論を語る

社長自ら現場仕事をおこない、「俺もやるからみんなも頑張れ!」と精神論を唱えだしたらアウトです。

社長しかできない経営を放棄し、目先の利益を優先していることになるので、長い目で見た立て直しができるはずない状況です。基本的に、社長が精神論や根性をよく唱える場合は、それだけで危ないですね。

9. 今年は勝負に出るぞ!と宣言

勝負に出るということは、すでに相当経営がまずい状況になっていると考えていいでしょう。本当に潤っている企業であれば、まず勝負をする必要がないですから。

10. 居酒屋で打ち合わせ

節々に経営が傾いていそうな感じを漂わせているのに、上層部が居酒屋で打ち合わせをしていたらアウトです。

財政状況が良かった頃の習慣が抜けず、経費の節約がまったくできない体質だと思ってください。そのままタクシーで帰ったりしていたら致命的ですね。

11. 会社のティッシュが街頭のポケットティッシュに

経費で購入しているボックスティッシュがなくなり、街頭で配布されているポケットティッシュになったら、もはやティッシュの購入費用さえケチりたい状況ということです。

表向きは「ちょうど切らせてしまった」というかもしれませんが、今やネットで注文しても即日配送ができる時代ですから。

■CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社をダメにする11の行動様式」

第二次世界大戦時のCIAの秘密資料。題してSimple Sabotage Field Manual。要は、敵国内のスパイが、組織の生産性を落とすためにどのような「サボり」ができるか、という「サボり方ガイド」である。2008年に公開された。(なお、正確に言うと、CIAの前身組織、Office of Strategic Servicesの作成文書である。)

「注意深さ」を促す。スピーディーに物事を進めると先々問題が発生するので賢明な判断をすべき、と「道理をわきまえた人」の振りをする

可能な限り案件は委員会で検討。委員会はなるべく大きくすることとする。最低でも5人以上

何事も指揮命令系統を厳格に守る。意思決定を早めるための「抜け道」を決して許さない

会社内での組織的位置付けにこだわる。これからしようとすることが、本当にその組織の権限内なのか、より上層部の決断を仰がなくてよいのか、といった疑問点を常に指摘する

前回の会議で決まったことを蒸し返して再討議を促す

文書は細かな言葉尻にこだわる

重要でないものの完璧な仕上がりにこだわる

重要な業務があっても会議を実施する

なるべくペーパーワークを増やす

業務の承認手続きをなるべく複雑にする。一人で承認できる事項でも3人の承認を必須にする

全ての規則を厳格に適用する

■売り上げが伸び悩んでいる会社の社長の特徴

○「やったつもり病」の社長

 やるべきことをやっていない社長、もしくは、やったつもりになっている社長のことです。会社の成長に最も必要な「セールス」「マーケティング」「イノベーション」は社長が中心となって担うべきものですが、この部分を社員任せにして、他の細かい部分ばかりに手を出し、「やったつもり」になっている社長は危険です。

○自社の自慢ばかりする社長

 「うちは最高級の食材を使っていて」「どこも真似できない技術が活かされていて」など、どんなときでも自社の自慢話ばかりをする社長も危険。自慢話は顧客の心には刺さりません。社長の自尊心を満たすだけの結果になってしまうのです。

○流れに逆らってばかりの社長

 流れが速いこの時代、「社会」や「買い手」をウォッチし続けて、その動きに合わせて事業を変えていく、その舵取りをするのが社長です。単一事業の会社であっても、ずっと同じことを続けながら成長できる企業はほとんどないはずです。その舵取りをして会社の形を変えていけない社長は危険といえるでしょう。

○仕事がありすぎる社長

 仕事を抱えすぎている社長も実は危険。「やったつもり病」と同じく、全ての社内業務に手を出していると、結局売り上げを伸ばすための重要な社長の仕事に手をつけられないまま「忙しい」「時間がない」「休みもないほど働いている」ということになります。これを著者は「やりすぎ病」と呼んでいます。

■倒産の原因には『人・もの・カネ』の3つの要素

『人』は会社組織が内部崩壊してしまっている組織的な危機。利益を生む人材に恵まれていなかったり、社内の統率が取れなくなったことが問題になっている状態です。『もの』はビジネスモデルが成立しなくなるというような構造的な危機。『カネ』は文字通り、カネがなくて会社運営が回らなくなる経営的危機のケースです。しかも、これらの危機は、会社が最終局面を迎える段階になると、複合的に絡み合うことが多いんです。

・倒産する企業に多い兆候

■社長が会社にあまり顔を出さない
■社内でさまざまな問題が複合的に発生
■社員のモラルが著しく低下している

■7721億赤字に陥ってしまったパナソニック 組織の「縦割り文化」が原因とも

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