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リチャード・バックと「イリュージョン」に学ぶ人生の秘密

リチャード・バックは、アメリカのイリノイ州生まれの飛行家、作家。飛行機に関するルポルタージュ風の作品を書いていたが、1970年に『かもめのジョナサン』を発表した。ヨハン・ゼバスティアン・バッハの直系の子孫と言われている。

更新日: 2014年06月27日

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curatorさん

「イリュージョンだ、リチャード、この世のすべてはイリュージョンだ。何から何まで光と影が組織されて、像を結んでいるだけなんだ、わかるかい?」

「イリュージョン」という作品は

「世の中をどう捉えるのか?」「人間の限界はどこか?」という多分ものすごく難しい事をテーマにしている気がします。ですが、とてもユーモラスで読みやすく分かりやすいです。

「かもめのジョナサン」は若い頃読んで、感銘を受けたことを覚えていたが、「イリュージョン」はまだ読んでいなかった。この本は、現代のスピリチュアル本や自己啓発書をも凌駕する、示唆に富んだファンタジックな啓示書だった。

リチャード・バックの言葉

一生かかっても、ついにそれが見つからない人も多いと思うんだよ。だけど、ドアが閉まっていても、いつかは絶対に自分の好きなものが見つけられると、そういうふうに導かれているんだと信じることだね。だいたいは、どこもかしこも閉まっていると、絶望的になっちゃうんだよ。だけど、あっちこっち叩いているうちに、どこかのドアがポンと開くと思うんだね。その開いたドアが、自分のいちばん求めている、愛するものへの道だと、とりあえず信じるんだよ。そこへ入る、またドアが全部閉まっている。必死になって叩くと、またひとつだけドアが開く。そういうところをひとつづつ通過しているうちに、いつか、ものすごい光が自分の中に出てくるはずなんだよ」

たとえば、汽車の2本のレールは地平線のところで絶対にくっついて見える。そういうふうに見えるからそう信じているけど、そうじゃないんだね。飛行機で線路の上を飛ぶと、2本のレールは、行けども行けども平行なわけだ。
 また、雨が降って、地上では傘をさしている。人々は頭上に太陽があることを忘れているわけだ。だけど、ひとたび飛行機で雲の上に上がってしまえば、そこに太陽はあるわけなんだよ」

「人間が学校というフェンスを出ると、そこはドラゴンワールド(現実の悪意に充ちた世界)なわけだ。

地球上には30億だか40億だかの人間がいて、君はその30億プラス1の余り者にしか過ぎない、
君のことなんか誰も関心を持ってやしない、生きていようと死のうとこっちの知ったことか、みたいな扱いを受けることになる。ある人間がだめになるというのはそういうことなんだよ。
どうやってそれに対抗するかといったら、やっぱり自分の歌をうたい続けることだと思うね。
『うるせぇ、おまえのその変な歌をやめねぇとはり倒すぞ』とかなんかいわれて、それでだめになっちゃうことだってあるけど、はり倒されても、まだ歌い続けることだ。
もちろん、ドラゴンワールドにあっては、明日の飯代をどうしよう、今日の部屋代をどうしようなんていうわずらいもある。それはしょうがないから、思いわずらい、駆けずり回りながらでも
自分の歌だけはうたい続けるわけだ」

登場人物、ドナルド・シモダの言葉

「ええと、私は自分が好まない道は歩くまいと思うのですよ。私が学んだのはまさにこのことなのです。だから、君達も、人に頼ったりしないで自分の好きなように生きなさい、そのためにも、私はどこかに行ってしまおうと決めたんです」

「どうしても言いたいことがある。自由が欲しい時は他人に頼んじゃいけないんだよ。君が自由だと思えばもう君は自由なんだ、リチャード。このことのどこが一体難しいんだ?」

「やりたいことだけをだな、やり続けていくと、類は友を呼ぶの法則に従って、俺達から何かを学ぼうと思う人達を引きつける。そして俺達もまたその人達から何かを学ばなくてはいけない」

「空はいつだって完璧さ」
「一秒ごとに変化してるのに完璧だって、そう思うか?」
「ああ、海もそうだ、完璧だ。
完璧であるためには、一秒ごとに変化しなくてはならない、どうだ勉強になるだろう」

作中の本「救世主入門」より

君達が自己に忠実に話す時、
そこに過去や未来は関わりなく、
真実が永遠に光り輝く。

自己に忠実に話す、
それのみが真実の正統な在り様なのである。

いかなる種類や程度のものであっても、
困難は君達に何かを与える。
君達は、言うなれば、困難さを捜しているのである。
困難さが与えてくれるものには、
価値があることを知っているからである。

さよならの時に
うろたえてはいけない。
別れは再びめぐり逢う前に
なくてはならないものだから。

そして再会の時は必ずやってくる
君とその友人のために、
ある時間を経て、
いくつかの人生を巡った後に
必ずやってくるものだ。

君達はもちろん学習者であり実行者であり教育者であって、
いかなる種類の生や死を選ぼうとも自由だが、義務というものがあるとすれば、自分に忠実でなければならないということそれ一つだけである。

出典

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