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実在したモンスターたち -カンブリア紀の生物がロマン溢れすぎ!

今から遥か昔、およそ5億4200万年前から5億3000万年前の間に突如として現れた、多種多様な生き物達。現生の動物たちからはとても想像できないような奇妙な姿をした、「カンブリアモンスター」の魅力をまとめました。

更新日: 2015年05月05日

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この記事は私がまとめました

▼ カンブリアモンスターとは

カンブリア紀に実在した動物達のこと

カンブリア紀は地質時代、古生代前期における区分の一つで、約5億4200万年前から約4億8830万年前までとされる。

この時代に今日見られる動物の「門(ボディプラン、生物の体制)」が出そろった

どんな生物が優れているのか、生物の一大実験が起こったと考えられています。

化石として世界各地にその痕跡を残しており、研究者のみならず古生物ファンをも魅了してやまない

世界各地から発見されており、カナダのバージェス動物群、中国の澄江生物群が有名。

それでは実際の奇妙な生物たちを見ていきましょう…

アノマロカリス

カンブリア紀最大の動物。生態系ピラミッドの頂点にいたと考えられる。

体長2mのアノマロカリス (A. saron) の化石も確認されている

カンブリア紀の生物が多く発見されている中国の澄江動物群として、最大。

放射状に配列した歯に囲まれた全体としては丸い形の口

消化管の入り口にもびっしりと歯が生えている種もあるそうです。

直接と思われる子孫を残さずカンブリア紀中に絶滅

細長い体の両側に、一面に張り出した鰭を並べる構造は現生の動物では例がありません。

フルディア

アノマロカリス類の絶滅種。体長はおよそ50センチメートルに達する。

頭部に尖った盾状の硬い組織構造をもつ

顔の正面から突き出ているスパイク状の殻は中空であり、この器官の機能は不明確。

頭部には一対の刺々しい爪を持ち、その爪でパイナップルの輪のような口に食料を掬い込む

爪はアロマノカリスの爪よりも貧弱であり、より弱い生物を食していたのではないかと示唆される。

世界中のどの地域にも存在する「コスモポリタン・ディストリビューション」

バージェス頁岩からのみならず、アメリカ、中国、ヨーロッパなどからも同様に発見されています。

オパビニア

4 - 7cm程度の動物。その奇妙すぎる姿から、当初学会では笑いものになった。

頭部にゾウの鼻のような管状の器官や5つの眼といった、他には全く見られない独特の形態を持つ

後方2つの眼の基部には短いながら軸がついていて眼を心持ち持ち上げている。この構造により、上方360度の視野を確保していたと考えられています。

頭部先端の下面にはゾウの鼻にも似たところのある長くて柔軟な管状の器官を具えている

しかし口はそこにはなく、管の付け根の後ろに開いている。

胴体は15の体節からなり、おのおのの体節の両側には鰭があった

鰭を波打たせるように動かして泳いでいた。胴体最後部の3対の鰭は斜め上を向いている。

サンクタカリス

現在のクモやカブトガニの先祖にあたるものの中でもっとも古いものである可能性がある。全長最大10cm

半球形の頭胸部の下面には5対の棘だらけの付属肢と、大型の付属肢があった

「聖なる爪」という意味の名前の由来にもなっています。

ヒレをつかって泳いで、5対の付属肢で獲物を捕らえていた

腹部11節のそれぞれの脚は歩行に適した形ではなかったと見られています。

カナダスピス

バージェスでは二番目に多く発見されている動物。体長7cm程度。

頭部は5対の付属肢があり、二対の触角と口の後方には3対の付属肢由来の構造を持つ

前半身を背甲に覆われた、ほぼ円筒形の動物です。

頭部の背面から伸びる薄い殻は胸部の背面に伸びて体の左右を覆っている

腹部は胸部からなめらかにつながり、7節の体節と尾節からなる。プランクトンを主食とする。

ハルキゲニア

中国語では「怪誕蟲」。全長約0.5 - 3.0cm

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