リチウム空気電池は、負極側に金属リチウム、正極側に空気極を用いる二次電池です。空気極には、酸素を通しやすい軽量の炭素材料を用います。

放電時の動作:負極側のリチウム原子が電子を放出してリチウムイオンとなり、電解質を通って正極に移動。正極で大気由来の酸素と反応。反応生成物(酸化リチウムなど)が正極に堆積します。

充電時の動作:正極側の反応生成物が分解して酸素とリチウムに戻り、酸素は大気に放出されます。リチウムは放電時と逆方向に移動し、負極に蓄積されます。

比喩的には、リチウム空気電池は放電時に酸素を吸い込み、充電時にそれを吐き出すと言えます。正極活物質としての酸素は電池セルに収める必要がなく、大気中にあるものを利用できるため、リチウムイオン電池よりも大きな容量が期待できます。

次へ

この情報が含まれているまとめはこちら

リチウム空気電池

リチウム空気電池はリチウムイオン電池より高容量化できる次世代の二次電池。電気自動車の航続距離を飛躍的にのばせると期待されています。

このまとめを見る