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【忙しい人のための】超短編!5分で読めるあおぞら文庫【おすすめ】

青空文庫のオススメの名作を掌編・短編・中長編の3つに分けてまとめました。掌編(超短編)はおよそ5分で読めるもの、短編は1時間くらいで読めるもの、中長編は数時間から数日かけてじっくり読むものという基準で分類しています。短縮URLからHtmlの作品ページに飛びます♪

更新日: 2012年11月22日

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midoriiさん

青空文庫さんで名作を読もうと思っても、どの作品がどれくらい時間のかかるものなのか見分けがつきません。そこで青空文庫さんのオススメの名作を掌編・短編・中長編で分けてまとめました。掌編(超短編)はおよそ5分で読めるもの、短編は1時間くらいで読めるもの、中長編は数時間から数日かけてじっくり読むものという基準で区分しました。→の短縮URLから各作品へ、「出典」のリンクから各作家の作品リストページに飛べるようになっています。

Ⅰ 5分で読める掌編小説

芥川 龍之介

『桃太郎』→http://goo.gl/asZ6j

『猿蟹合戦』→http://goo.gl/XGFae

『蜘蛛の糸』→http://goo.gl/rtcJd

『鼻』→http://goo.gl/6377V

『羅生門』→http://goo.gl/zbP7x

『トロッコ』→http://goo.gl/jo8IE

『黒衣聖母』→http://goo.gl/qc3Ww

『悪魔』→http://goo.gl/DsxD4

『運』→http://goo.gl/0IIPl

『英雄の器』→http://goo.gl/T9W1U(三国志解釈)

※主に短くロジカルな物語です。『桃太郎』や『猿蟹合戦』は芥川による童話のパロディです。有名どころとは違う作品として『黒衣聖母』のいかにもロジカルに寒気を誘うものやまた『運』の精神か物質的な豊かさかを考えさせられる作品なども非常に面白いです。『悪魔』という人間心理を悪魔に投射した描写は、時代は違えど今も人々の性癖として引き継がれているように思います。

泉鏡花

『外科室』→http://goo.gl/7U0rj

※ロマンティシズムの作家による初期の出世作。

梶井基次郎

『檸檬』→http://goo.gl/lRpEM

『桜の樹の下には』→http://goo.gl/6RsDX

※『檸檬』は小林秀雄らに評価されたという物語。この物語と同じことをする人が多くいたという逸話もあるそうです。『桜の樹の下には』は怖いお話です。

坂口安吾

『悪妻論』→http://goo.gl/yI1Od

『現代とは』→http://goo.gl/1Q0zr

※『悪妻論』は「良妻」は本当に「良妻」なのかというテーマ。『現代とは』は伝統と流行の両方を一刀両断。

太宰 治

『黄金風景』→http://goo.gl/8N5NP

『葉桜と魔笛』→http://goo.gl/SpXyl

『満願』→http://goo.gl/Wf7u8

『失敗園』→http://goo.gl/PwnnH

『チャンス』→http://goo.gl/P82rb

『鬱屈禍』→http://goo.gl/1K6t6

『貨幣』→http://goo.gl/VK8k2

※短いけど全て面白いです。個人的に特にオススメするのは『葉桜と魔笛』です。人間の「恥ずかしさ」をこれ以上の物語にすることはできるでしょうか。『チャンス』は怒りに筆を走らせた恋愛論、『鬱屈禍』は芸術論です。『貨幣』はタイトルの通り貨幣が主人公となりその視点から世の中が描かれています。『満願』は若い奥さまが「何か」を禁じられて、それが解放された様子を爽やかに描く描写的作品。『失敗園』は失敗野菜の気持ちを代弁する物語です。

寺田寅彦

『科学者とあたま』→http://goo.gl/iOaTX

※科学者とは頭が良い人のことかそれとも悪い人のことか?

新見南吉

『あし』→http://goo.gl/kuZ9k

『飴だま』→http://goo.gl/i5L00

『赤い蝋燭』→http://goo.gl/4JXvW

『たけのこ』→http://goo.gl/dTLkQ

※いずれも、ほのぼのする童話です。

新渡戸稲造

『武士道の山』→http://goo.gl/fr6JH

『「死」の問題について』→http://goo.gl/LLybY

『平民道』→http://goo.gl/5mL8b

『武士道の山』は「武士道」を山に例えてそれを登っていくための5つの段階があることを短く記した論稿です。『武士道」以降に書かれている『平民道』はデモクラシーが重要になってきた時代の変化に応じた論評です。

葉山 嘉樹

『セメント樽の中の手紙』→http://goo.gl/BmX3Z

※仕事中にセメントから出てきた箱、その中には手紙が・・。

夢野 久作

『懐中時計』→http://goo.gl/EPv1V

『きのこ会議』→http://goo.gl/6gi1m

『縊死体』→http://goo.gl/kPaFC

『医者と病人』→http://goo.gl/8bCXo

『キューピー』→http://goo.gl/hPT6V

『キャラメルと飴玉』→http://goo.gl/zFnN6

『森の神』→http://goo.gl/fN5uK

『がちゃがちゃ』→http://goo.gl/4BDap

※ともかくどの作品も短く、不気味です。『きのこ会議』は割と可愛いお話です。悪ぶってたらホンモノのワルが来た。

横光利一

『蠅』→http://goo.gl/sU6aS

『笑われた子』→http://goo.gl/QAaTy

※川端康成と共に新感覚派と呼ばれた横光利一。その代表作が『蠅』。『笑われた子』は吉という主人公の一生を描いた物語。とらわれるということの不思議について。

Ⅱ 1時間程で読める名作短編

芥川龍之介

『疑惑』→http://goo.gl/yGRtv

『藪の中』→http://goo.gl/ZKDdj

『地獄変』→http://goo.gl/y8Acm

※『疑惑』は残酷な物語のなかで究極的に倫理とは何かが追求される作品、『藪の中』は複数視点の物語、『地獄変』は地獄を書けと命ずるお殿様と「見ていないものは書けない、だから見せろ」と要求する絵師のお話です。

夢野久作

『瓶詰地獄』→http://goo.gl/F8Rf5

『死後の恋』→http://goo.gl/t4pdi

『いなか、の、じけん』(短編集)→http://goo.gl/Fm9ex

Ⅲ じっくり読みたい中長編の名作

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