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保存版 マイケルポーター教授の『競争の戦略』まとめ

『MBA100人が選んだベスト経営書』(東洋経済新報社)で、第1位を獲得したマイケルポーター教授『競争の戦略』。20年以上前の1980年に出版された本が、なぜ現代でも支持されているのか。その秘密を読み解く。

更新日: 2012年12月05日

ぐのっちさん

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マイケルポーター教授ってだれ?

マイケル・ポーター(Michael Eugene Porter、1947年 - )は、アメリカ合衆国の経営学者。学位は経済学博士(ハーバード大学・1973年)。ハーバード大学経営大学院教授。

ミシガン州アナーバーにて生まれ、上級軍人である父親と共に世界各地を渡り歩いて育った。1969年にプリンストン大学航空宇宙機械工学科を卒業。高校時代にはアメリカンフットボールと野球で州代表に、大学時代にはゴルフで全米代表(NCAA)チームに選ばれるなど運動能力も抜群だった。
1971年、ハーバード大学にて経営学修士号(Master of Business Administration)を取得した。1973年には、同大学大学院にて経済学博士号(Ph.D. in Business Economics)を取得した。1982年には同学史上最年少の正教授となる。

『競争の戦略』概論

マイケル・E・ポーター氏が1980年に上梓した経営学の書籍名、あるいはそこで展開された画期的な経営論を指す。アメリカで刊行されると、有名企業の経営者の間でベストセラーとなり、多くの経営学(MBA)コースで定番の教科書に採用される。

産業界と競合企業を理解し、適切な競争戦略を立案するために必要な分析技法を、広範な実証データを基に解説している。分析対象となる企業が属する業界の構造分析法として「5つの競争要因」が提示されているほか、ライバル企業に打ち勝つための「3つの基本戦略」も示されている。

5つの力

マイケル・ポーターが1980年に発表した『競争の戦略』は、経営戦略を学ぶ多くの人たちにとってのバイブルになっています。この書籍に書かれた中で最も有名な概念が「5つの力」(5 Forces)というものです。

「5つの力」とは、競合他社、新規参入者、サプライヤー、顧客、代替品という「5つの競争要因」によって「業界構造」が魅力的かどうか(=儲かりやすいかどうか)を分析し、その分析に基づいて戦略を立案することの有効性を説いたものです。

引用:
http://toyokeizai.net/articles/-/8917?page=2

(1)新規参入の脅威

1つめの力は新規参入の脅威です。魅力的な市場でも、次々と参入者が現れて供給能力が増え、価格競争に陥ってしまうと、利益性は低下します。そのため、参入障壁の存在が重要となります。

(2)業界内の競争関係

2つめの力は業界内の競争関係です。過当競争の結果、誰かが撤退すれば競争は緩やかになりますが、撤退障壁がある場合、過剰な供給能力が残り、値崩れによって利益性が低下します。

(3)代替品からの圧力

3つめの力は代替製品からの圧力です。業界内の競争が緩やかでも、同じような機能の商品が台頭すると、需要を奪われるため値下げで対抗せざるを得なくなります。

(4)買い手の交渉力

4つめの力は買い手の交渉力です。売り手が多数で、買い手が少数という場合、需給のバランスからみて、買い手の価格交渉力が高まります。

(5)売り手の交渉力

逆の場合、売り手の価格交渉力が高まります。原材料生産者が少ない場合などがこれに当たります。これが5つめの力、売り手の交渉力です。

3つの基本戦略

マイケル・ポーターの「競争の戦略」で有名になったものとして「5つの力」のほかにも、「3つの基本戦略」があります。企業戦略は自社を取り巻く競争要因に応じて異なるので、唯一の正解はありません。しかし、ポーターは競争相手に打ち勝つ方法は3つのパターンに大別でき、おのおのに一貫した原理があると示しました。

(1)コストのリーダーシップ

コストのリーダーシップとは、効率化や生産性を追求することで他社より低いコストを獲得し、それを製品価格に反映させて販売数を伸ばしたり、あるいは他社と同じ価格で販売することで業界平均以上の収益を目指す戦略。規模の経済に依存する傾向にあるため、戦略導入当初の赤字は覚悟しなければならない場合が多い。

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キュレーターは言葉のDJ

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