1. まとめトップ

きちんと覚えておきたい!スーツ国別スタイルの特徴

スーツを購入する時、基本的知識として覚えておきたいのが「国別のスタイル」。既製やオーダーでも、店舗のコーディネーターとの会話にもよく出てきますし、自分の好みやイメージを伝える時に使えると思います。特に、ワンランク上のスーツを考えている時等は、覚えておいても良い知識だと思います。

更新日: 2012年12月01日

571 お気に入り 539298 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

absorberさん

この「まとめ」の読み方

代表的な3つのスタイルの特徴を挙げております。
各スタイルは以下のような構成でご紹介しています。

■(No,)スタイル名・キーワード
■スタイル概要
■特徴
 ①シルエット(肩幅・ジャケット・ウェスト)
 ②ディテール
■主なブランド
 ●オフィシャルHP

1 ブリティッシュスタイル

■スタイル概要

スーツの世界では、イギリスが一番長い伝統を持っており、このことからスーツのルーツはイギリスにあるといえます。その昔、イギリスではスーツは特定の階級の人たちが仲間同士で着るという意味がありました。同じチームのメンバーがおそろいのユニフォームを着る、という感覚でしょう。

「背広」の語源となったとされる、仕立て服の本場ロンドンのサビルロウでは、その昔、胸のドレープが美しいデザインのスーツがもてはやされ、イギリス王室のご用達としても高い評価を得ていました。

■特徴

① シルエット

■全体的なスタイル
ウエストは若干絞り込んだハッキングシルエット、胸元のきれいなイングリッシュドレープです。胸板を強調させて男性の力強さを表しています。

■肩幅
小さくタイトめにカチッと仕上げるのが特徴。
パッドが用いられた肩の張ったスクエアーショルダースタイルです。

■ジャケット
着丈はやや長く細め、後ろはサイドベンツ、そで口はタイトに仕上げます。

■ウエスト
タイトめに絞りすそにフレアーを出したシェープド・ラインが英国調。高いウエストポイントも特徴です。

② ディテール

イギリスでは、目が覚めるような奇抜な色や派手な柄物のスーツは好まれません。イギリスで一般的によく着られているメンズスーツの色は、ダークブルーやダークグレー、ネイビーやブラウン系など、ベーシックで無難なものです。柄も、グレンチェックやピンストライプなど、メンズスーツにおける基本的な柄が好まれています。

イギリス製のスーツの特徴として、ジャケットにあるポケットのどちらかだけを上下に2つ並べた『チェンジポケット仕様』や、ボタンを2列にした『ダブルブレスト仕様』があります。またパンツに『サスペンダー用のボタン』がついているのもイギリス製の特徴です。

■主なブランド

2 イタリアンスタイル

■スタイル概要

個性をアピールすることに重点を置いているイタリアンスタイルのスーツは、伝統のある安定したデザインが好まれるブリティッシュスタイルのスーツとは異なり、歴史の中で何度もデザインが変わってきました。 デザインが変わるたびに新しい素材や新しい技法が使われてきたため、イタリアンスタイルのスーツは世界中のテーラーから技術面でも高い関心を浴び、今日でももてはやされています。

「ミラノ」
ミラノで作られるスーツは、ほぼすべてがプレタポルテと呼ばれる大量生産の既製品となっています。しかし、大量生産と言っても、ミラノは世界に通用する洗練されたデザイナーズブランドが多数あるところです。生産するスーツのデザインや品質には高いレベルを保ち、妥協はしていません。イタリア北部を代表するミラノのスーツは、ファッションに対する感性と近代的な産業が上手く融合して出来たものなのです。

「ナポリ」
ミラノのスーツが大量生産の既製品(プレタポルテ)なのに対して、ナポリのスーツはオーダーメイド(ス・ミズーラ)が基本です。サルトと呼ばれる仕立て屋が、丁寧に手作業で作っています。その作業風景もまた独特で、型紙を一切作らずに生地に直接チョークで書き込み、仮縫いをしながらオーダーした人の体型に合わせて縫製していくというスタイルになっています。こうすることによって、型紙を使って仕立てたスーツに比べ、柔らかい雰囲気に仕上がるのだそうです。

「クラシコイタリアン」
クラシコイタリアのスーツは、伝統的なテイストに独自の解釈を加えたデザインの既成服となっており、クラシックな雰囲気とフレッシュなイメージがうまく融合しています。
クラシコイタリア教会に加盟しているスーツメーカーが作る既成服のスーツは、最高の既製服ブランドとして世界的に有名になりました。クラシコイタリアは、今日の日本のメンズファッションにも大きな影響を与えています

■特徴

1 2 3