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アーティスト・芸術家志望なら必ず読んでおきたい本【14選】

アーティスト、芸術家になりたい!という人におススメの本をまとめてみました。特に現代美術を取り上げた書籍を中心に集めています。

更新日: 2012年11月26日

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nakasagoさん

最初に・・・

ここでは、アーティスト、キュレーター、ギャラリスト、批評家などが書いた基礎的な知識からアーティストとしての実践的な本をご紹介します。

芸術家やアーティストを職業にしたい人にとって「どうやったらアーティストになれるのか?」「どんな作品を作ればいいのか?」「このままでいいのか?」という不安や疑問は付いて回るものです。

もちろんそれらの疑問を解決する第一の方法は作り続けることでしか解決しませんが、ここで紹介する本がなんらかのヒントを与えてくれることと思います。

また、アーティスト・芸術家志望でない方も楽しんで読んで頂けると思います。

1.アート・スピリット ロバート・ヘンライ (著), 滝本 誠 (解説), 野中 邦子 (翻訳) (国書刊行会)

1923年、当時人気画家だったロバート・ヘンライ(1865~1929)による実用的かつアジテーションに満ちあふれた美術講義録は、刊行後すぐさま若き芸術家たちにとってのバイブルとなる。以後80年ものあいだ、画家の名声は消え去っても書物は残り続け、芸術書としてだけでなく人生哲学の書として読み継がれてきた…幻の名著を本邦初訳でおくる。

まさに「伝説」と呼ばれるにふさわしい一冊が、刊行より80年(!)を経過して、ついに初邦訳されたのが本書である。さらに言うと、本書は現在でもなお、英語圏ではペーパーバックで読み継がれている。不朽の名著、と言っても過言ではないだろう。映画監督のデイヴィッド・リンチが、本書を生涯の一冊として大事にしていることは有名だ。

honeyee.com Web Magazine

1923年、当時人気画家 だったロバート・ヘンライ(1865~1929)による実用的かつアジテーションに満ち あふれた美術講義録は
刊行後すぐさま若き芸術家たちにとってのバイブルとなっ た

Amazon 本紹介より

2.芸術起業論 村上 隆 著 (幻冬舎)

すべての人(=アーティスト)は起業家である! 芸術には、世界基準の戦略が必要である。「光を見る瞬間」をどう作るか!? サザビーズオークションで1作品1億円で落札された村上隆が説く、超ビジネス書。

『芸術起業論』は、現代美術アーティストとして日本で“頂点”を極めた村上が、自らの経験をもとに勝利の法則を記した本である

日経ビジネス オンライン

「アートはビジネス」という考え方。
「アーティストの価値」=「作品の市場価格」という主張を展開しています。

午後のアトリエ

この本は、弛んだ精神に、鞭を打ってくれる、力強い書であり、心の震えを感じる書です。それと同時に、並外れた覚悟がないと、芸術家にはなれないと感じた書でもありました。

お金学

3.芸術闘争論 村上 隆 著 (幻冬舎)

日本芸術界の欺瞞の歴史と、その安楽な生き方と、闘う。

村上は、現代日本の美術教育・美術界の考え方が世界のアートシーンにあっていないので、日本からは世界的な現代美術家が出ない原因だと喝破します。

一寸の虫に五寸釘

なんか身の引き締まる思いが残った。芸術だけでなく、普段の仕事をしていくうえでも、これを踏まえてやれることが多いように思う。明日から、既存のルールやしきたりを守り、それに則って、凡庸に仕事してるだけの人たちに闘いを挑んでいこうと思う

読書メーター 感想より

4.アーティストのためのハンドブック 制作につきまとう不安との付き合い方 デイヴィッド・ベイルズ (著), テッド・オーランド (著), 野崎武夫 (翻訳)

この本は、作品を制作するためにスタジオや教室で作業をし、キーボードやイーゼ
ルやカメラの前にいるあなたのために書かれたものです。自分の将来を自分の手に
ゆだねること。事前に決められた運命よりも自由な意志を尊重すること。そして
チャンスよりも選択を重要視すること。つまりこの本は、あなたが自分の制作を見
つけるために書かれたテキストなのです。

■全米で20年間読み継がれたアーティストのための手引書、待望の邦訳版!
■すべてのアーティスト/表現者/自分の道をコツコツと進む人、必読の書。

Amazon 本紹介より

本書のような現役のアーティストによって書かれたアーティストの悩み解決本は珍しく、貴重なものと言えます。

 著者は、アーティストがよりよい制作をするためには、彼らが生きてる場所や時間に制限されたまさにその場に立つことが重要であると強調しています。
 彼によると、生活と制作にごく自然な結びつきを見出すことができた時代には、それは意識することではありませんでした。

やまでら くみこ のレシピ

なぜ、あなたは描くのを辞めたのか。そこから始まる制作の葛藤へのアドバイス。描いてもいいんや、と納得できる内容でした。制作と発表につきまとう自意識や自己反省に悩む前に読んで、飛べ!ですね。読みやすい装丁が○です。

読書メーター 感想より

この本のよいところは、
「量産主義」の長所について具体的な裏づけを示してくれるところだ。
今までなんとなくそう思っていたことに、
確信が持てれば鈍才も強くなる。
昔から「下手の鉄砲も数撃ちゃ当たる」というではないか。
自分の鉄砲は下手くそなのだから、
撃って撃って撃ちまくろうという気にさせてくれる一冊だ。

蛯乃木ユウイチ Official Web Site

5.現代美術のキーワード100 暮沢剛巳 著(ちくま新書)

「現代アートは難しい」と言われる。デュシャンが便器に署名を入れたことがなぜ革命的だったのか?村上隆が作るフィギュアやハーストの鮫のホルマリン漬けのどこがアート?現代において美術は思潮や文化を映す鏡のような役割を持っているため、作品制作時の時代背景や中心概念を知らないと理解しにくいのだ。そこで本書では、20世紀以降の美術を、タテ軸(歴史)とヨコ軸(コンセプト)から位置づけ、どのような文脈で何を訴えているのか、読み解くための100のポイントを解説した。この一冊で、鑑賞が何倍も楽しくなる。

テキストだけの一本勝負。

弐代目・青い日記帳

現代美術に関するさまざまな言葉を見開きで説明してくれる辞書的案内書です。
というと、つまらなそうに思えるのですが、これがじつに面白くて驚きました。

Amazon レビューより

6.日本美術の歴史 辻 惟雄著(東京大学出版会)

縄文からマンガ・アニメまで――日本美術史研究の第一人者による書下し通史。
オールカラー。装丁・横尾忠則。

『奇想の系譜』から35年。岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長澤芦雪、歌川国芳の「発見」を通して、日本美術の独創的なおもしろさ、新しさを論じた著者が、いま、縄文からマンガ・アニメまで、360枚の図版とともに日本美術の流れと特質を大胆に俯瞰する。

一人の著者が書いた一冊で眺める日本美術史。縄文土器から建築や装飾にも気を配りながら、現代の宮崎アニメや萩尾漫画まで行く広さが魅力的。個人による数少ない通史であり、その中でも特に信頼性と中身のレベルが高いと思う。

カラー図版もたっぷりで見ていて楽しく、新しい出会いが期待できるだろう。速水御舟や伊藤若冲なんてページを開いておっと声をあげてしまった。本当にいろいろな作品があるものだ

読書メーター 感想より

教科書的な美術通史の本ではあるが、そこは辻先生が書かれた本だけあって、ところどころ辻先生らしい面白い切り口の文章が読めます。そして、通史を一人の人が書いた本というのも日本では珍しいように思います。一人で書かれた本は、こちらの記述があちらとつながってという感じで、とても面白かった。

読書メーター 感想より

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