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最近多発する薬剤注入による御神木枯死事件。神社と共に世界遺産に登録された和歌山県丹生都比売神社御神木が2006年にドリルで穴をあけられ薬剤注入で枯死させられた事件と手口が同じ。

今日NHKで、特に四国等西日本での相次ぐご神木の枯れを特集していた。どうやら木材業者が木を売って欲しい為に木に薬剤を注射して故意に枯らして買い取るという実態があるらしい。実に腹立たしく、姑息で許されない行為だ。

枯死し、伐採された「ご神木」
愛媛県東温市の惣河内神社

ご神木のニュース。たしかに、神社の境内なら、山林よりもずっとアクセスが良くて輸送コストが安く済む場所に巨木が生えている。全国で、その手があったか!と膝を打ってる人たちがいそうで怖い。

しかし、木材価格が低迷していても、大径木は文化財修復などの需要があって価格が維持されている、という解説に、ちょっと考えさせられた。

修復に巨木の材が必要な文化財は、日本の山林に巨木がたくさんあった時代に建設された。その資源が建設を支えたのだし、その資源の存在が木造建設物のデザインを生んだわけだ。いま、建築物は残っていても、それを支えた環境が消滅している。

建設当時の状態を維持しようとすると、建設を支えた環境をより広範囲で再現せずにはおれない。その環境の残滓が神社の境内だったわけだ。建築物はそれが建つ環境や状況のなかで現象していると、考えたら当たり前のことなんだけど。

日本で深刻な森林消失の見られた最初の時期は600〜850年頃(畿内限定)。平安時代の建築ブームの後には既存建築の再利用が始まる。9世紀後半には既に畿内で必要な材を供給することは難しくなっており、平安京修理の木材を確保するために、木曽、紀伊、四国などに伐採チームが送られている。

@hajimebs 伽藍を作ると飾り金具や道具・仏像の鋳造に膨大な木炭を必要とするので、伐られるのは巨木だけじゃないんですよね。その後の記念建築物バブルは鎌倉時代ですが、この時期は木材を徴用できる地域が広がってるので、畿内ほどはげちょろけにはならなかったようです。

伊勢神宮の用材を賄う「御杣山(みそまやま)」はかつては神宮周辺の山だったが、鎌倉時代以降は伐り尽くされて場所を移した(現在は木曽周辺)。大正時代から宮域林の再整備が始まり、今回の遷宮(平成24年)でやっと用材の一部を宮域林から伐り出すところまで漕ぎ着けている。

NHKで、御神木に除草剤を注入して枯らせて業者が買い取るという話。大変なことだ。神秘的な話の水準ではなく、していいこと、わるいことの判断が根底的に壊れた象徴的な事例だから。

御神木の話。昔からあった話、ということだが、そうなんだろうか。あちこちの寺から仏像が盗まれ海外の骨董市場に流されているという話ともつながる話のように思う。

人知を超えたところに何物かがあること、を私たちがあんまり考えなくなったからなんだろうな。まあ、遺伝子を好きなように弄れる時代だ。そうなるのも理由があるとは思う。

“いま四国を中心に各地で神社の“ご神木”が人為的に枯らされる被害が相次いでいます。木に除草剤などを注入する手口で、葉や表面は枯れるものの、材木としての利用価値は失われないといいます。背景には、材木業界の銘木不足があると関係者が指摘するご神木被害、その実態と背景に迫ります” NHK

御神木を意図的に枯らして売却するよう持ちかけるのは犯罪行為だが、背景には相次ぐ城・仏閣の修復工事があるのではないかとNHKで報道。適した木材は国内ではもう神社仏閣にしか残っておらず、輸入に頼る現状が。国内産は当然高額で売買される為、それを見こんだ人間の仕業ではないかと。

NHK。西日本で、相次いで樹齢500年以上のご神木が不審な枯れ方をしている。枯れた後、業者がやってきて危険だから早く切った方が良いと言う。550万円でその業者に売却しようとしたが、伐採直前に大きな問題が発覚。人がドリルで開けた穴と、その中から除草剤の一種が発見された。専門的手腕。

NHK続き。愛媛県内だけでなく四国を中心にご神木が25本も枯れている。

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Gavi_labさん

初心者ですが、ゆるゆるとまとめていきまーす。