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ベテラン腐女子へ贈る懐かしの同人用語解説

独断と偏見で、10年ほど前から同人界に居た人なら懐かしいと感じる用語を集めました。お若い方にも昔の雰囲気が伝われば幸いです。

更新日: 2013年01月17日

kbkさん

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初回80円切手同封

インターネットが普及していなかった時代、腐女子が同志と萌えを語り合う主な方法は文通であった。
雑誌や新聞で文通相手を公募すると、文通希望者が殺到していたため、応募した全ての人と文通することは大変困難であった。
そこで文通相手として選ぶことが出来なかった人にもお礼と謝罪の返事をするために、予め募集要項に「初回80円切手同封」と記載し、文通希望の連絡をする初回の手紙にのみ返信用の80円切手の同封を呼びかけることが一般的となっていた。

イラ交可

イラスト交換可能の略語。
文通の主な目的は萌えの語り合いの他に、このイラスト交換が占めるところが大きかった。
現在のように他人のイラストを沢山見たり、保存が出来る環境ではなく、イラ交は人様のイラストを手に入れる貴重な機会であった。
文通相手を募集する際に募集要項に「イラ交可」と添えると、イラ交希望者が自信作を送付してアピールする仕組みで、募集をかけた者はその中から好きな絵柄の者を選んでイラ交を始めた。

宛名シール・カード

自分の住所を記載したシールまたはカード。
欲しい同人誌・同人グッズを通販するときには、雑誌や個人ペーパーに記載されているサークルの住所へ直接手紙を送付していた。
サークル側の事務作業や住所の書き間違いによる郵便事故を減らすため、通販希望の手紙に宛名シールを同封することが読み手のマナーとなっており、同人作家は発送の際には封筒にこれを貼付していた。
主な通販の手段がインターネットになり、また委託販売業者が増えたことから、通販の第一歩が封書による連絡ではなくなったため、同人界においては絶滅危惧種となっている。
自分の名前の後に「様」をつけるなどのマナーを解説する書き方講座も盛んであった。

会員制サークル

会員向けに同人誌を発行するサークル。本来の「同人」という言葉に近い。
同人界がアンダーグラウンドだった時代には、同人誌を発行しても売れないことが当たり前であり、印刷代・イベント代は複数人で折半していた。
業界の人口が増えるにつれ、同人誌の売上が伸びると、次第に個人サークルが増え、現在は見かけなくなった。

ミニレター

60円の封筒兼便箋。紙を同封することもできる。
腐女子が文通で互いの萌えをぶつけ合っていた頃、通常なら80円の郵送費を払わなければならないところ、60円で済むことから人気を博した。
しかし一定量を超えると追加料金を払う必要があり、(26g以上120円)当時の文通は萌えを熱く語った便箋の他に、イラストやペーパーなどが多数同封されていたため、リスクと隣り合わせであった。

個人ペーパー配布者募集

同人サークルが通販で同人誌・同人グッズを売るための広報手段としては個人ペーパーが主であった。
同人作家は自分の住所と通販情報、作品の萌え語りや近況などを一枚の紙にまとめて個人ペーパーを作成し、雑誌やペーパー本文で配布者を募集した。
配布者は文通の手紙や自分の通販物にペーパーを同封し配布に努めたが、報酬は無く、綺麗な構成・絵柄のペーパーを配布すること自体が一種のステータスでありインセンティブとなっていた。
インターネットの普及で郵送でのやり取りが減少するに伴い、個人ペーパーの配布者の存在は稀となった。

よろずサークル

ジャンルを特定せずにあらゆる作品・分野で活動するサークル。
昔は多く存在したが、最近はジャンルを次々に渡り歩く者に対して、「作品・キャラクターへの愛がない」など、批判の声が多くあげられ、特定のジャンル・カップリングに絞って活動しているサークルが一般的に好まれるようになった。

ふぁいんどあうと/ファンロード/コミックテクノ

同人界に居住を構える全ての腐女子向けの交流・情報交換のための雑誌。
同人誌・グッズ通販、文通相手募集、相方募集、ペーパー配布者募集、同人誌・グッズ交換相手募集の他、読者イラストや4コマ漫画、コスプレ写真も掲載されていた。
全ての募集記事に募集者の住所が記載されていた。

同人便箋可・同人封筒不可

かつてはキャラクターの絵を描いて自費出版した同人便箋・同人封筒の文化が盛んであり、同人誌を出さずに同人グッズの作成のみで活動をしているサークルもあった。
このような同人グッズは主に文通や通販の際に利用することが多かったが、同人封筒は家族に見られる可能性があるため、隠れオタクには歓迎されず、郵送の可能性があるあらゆる場面において「同人便箋可・同人封筒不可」の文言が見られた。

定額小為替

現金の代わりに同封する為替証書。
2007年の郵政民営化以降、手数料が跳ね上がり、使いにくくなる。

代金分の切手可

あらゆる連絡を郵送で取り合っていた時代には切手の需要が高く、通販情報に「代金分の切手可」と記されている場合は、同人誌や同人グッズの代金を、その金額に見合った代金の切手で支払うことができた。

オエビ

お絵かきBBSの略称。
インターネットが普及し始めてからpixivが台頭するまで栄えていた。
自身のホームページに設置して交流の場や日記として活用している人も多く見られた。
特にお絵かきBBS最大手のOekaki BBS.comは「本家」の愛称で親しまれ、版権お題を扱う板で好きな作品が「お題」として取り上げられたときには、そのジャンルの腐女子は軽く祭り状態であった。

ダミーエンター

初期の同人サイトに多く見られた偽の入り口。
当時は今よりも世間に対して身を潜める意識が高かかったため、インデックスページに長文の注意書きを置き、同人界を知らない人へ引き返すよう勧告することが多く、本物の入り口は注意書きの中で記されていた。
全て読まずに偽の入り口をクリックするとyahoo!などのポータルサイトへ飛ばされたり、「注意文を読んでください」と逸る気持ちを責め立てる文章が出てきた。
同人界のネットマナーも浸透していなかったため、マナーの悪い者を弾き出す役割も担っていた。

ネチケット

インターネットエチケットの略称。
同人界にインターネットが普及し始めた当初、ネット上でのマナーについてまとめられたネチケットサイトが流行した。
特に人気のキャラクターがネチケットを解説するタイプのものはエンターテイメントコンテンツとして支持を受け、同人界へのネチケットの浸透に大きな役割を果たした。

ポ●モン事件

ポ●モンの18禁同人誌を描いた腐女子が著作権法違反で逮捕され、世界中の腐女子を震え上がらせた歴史上の事件。

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