1. まとめトップ

ソフトバンク・東浜 特技は漢字検定「教育実習終わりました」

まソフトバンクは5日、福岡市内のホテルで新入団会見を行いドラフト1位の東浜巨投手(亜大)らが出席した。

更新日: 2012年12月05日

0 お気に入り 4024 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

sinsenngumiさん

2位伊藤祐介投手(東北学院大)、3位・高田知季内野手(亜大)、4位・真砂勇介外野手(西城陽)、5位・笠原大芽(福岡工大城東)、6位・山中浩史(ホンダ熊本)の6選手が秋山幸二監督とともに壇上に上がった。

3球団競合の末、入団となった東浜は抱負を問われ「1年目からローテへションに入り新人王を獲れるように頑張ります」と初々しいコメント。さらに特技を問われ「今まで文武両道でやってきました。漢字検定と教育実習は終わりました」と胸を張っていた。

【野球】「ニーチェ」を読むドラフト1位候補、亜大・東浜投手

今年秋のプロ野球ドラフト会議での注目ナンバーワンは亜細亜大の東浜巨(なお)投手だろう。沖縄尚学高3年の春の甲子園優勝投手は亜大では1年生春からコンスタントに4~5勝を挙げ、3年間で26勝17敗、17完封はリーグ最多記録である。昨秋のリーグ戦で念願の優勝を果たし、東浜は文句なしにMVPに選ばれた。順調な成長ぶりにプロ球団の視線は熱い。

プロ野球と同じように、大学の各チームもトレーニングを開始している。東浜が新主将となった亜大野球部が始動した1月9日、東京都下の亜大グラウンドにはプロ8球団のスカウトが見に来た。

一昨年は斎藤佑樹(早大-日本ハム)沢村拓一(中大-巨人)、昨年は藤岡貴裕(東洋大-ロッテ)野村祐輔(明大-広島)らがいたが、今年は注目選手が少ないだけに、東浜の争奪戦は激しくなるだろう。

 東浜は150キロ前後の速球に加え、ツーシーム、カット、チェンジアップ、フォークと多彩な変化球を投げる。大学野球の中で実力トップといわれる東都大学リーグで、沢村や藤岡らと投げ合った経験なども生きてくるだろう。ただ、東浜の投手特有の頑固さに一抹の不安を感じている。

 ▽過度のこだわり

 亜大・生田勉監督を“悩ませる”のが、東浜のピッチングへのこだわりである。悪いことではないが、過度になってはいけない。21歳の右肩はいくら投げても平気だろうが、コンディションづくりが中心になるシーズン中でも納得できるまで投球練習をやめない。試合前日にも200球以上を投げることもある。

 昨年のリーグ戦は明らかに投げ過ぎからの疲れが見え、試合の中盤から球威が落ちるケースがあった。調整方法に問題あり、と思っている。このコラムで前にも書いたが、投手は「体力・技術のほかに孤独に耐えられるだけの強靭な精神力が求められる」“人種”なのだが、往々にして、納得行くまで投球練習を続けることになる。

 ▽あの江川も

 それで思い出すのが名勝負と語り継がれる1983年の巨人-西武の日本シリーズ。西武が巨人を下して、西武の名を全国に知らしめた。巨人はエースの江川卓投手が1勝も挙げられず2敗したのが敗因だった。江川は第4戦に先発したが、太ももを痛めるアクシデントもあり、6回3失点で降板した。その江川は登板前日、なんと200球を超える投球練習をしており、これが下半身に大きな負担になったと思う。第1戦で負けていて、恐らく自分の投球を追い求めた結果なのだろうが、あの冷静な江川でさえ、こんなことが起きる。

 レッドソックスの松坂大輔投手が投げ込み方法の調整を否定され、調子を狂わせたのは記憶に新しい。大リーグでは「肩・ひじは消耗品」という考えが徹底している。競技は違うが、1978年12月のアジア大会で、冬の日本から暑いバンコクへ来たのに、バトミントン女子のエースがハードな練習をやり体調を壊す姿を目の前で見た。練習量をこなさないと不安になるのだろうが、スポーツはコンディショニングの勝負だと痛感した。

 ▽休みも練習のうち

 鍛えることは大切だが、時と場合による。「休みも練習のうち」ということも言われる。プロ野球界で長くやるには調整方法は大事なことだ。日本のスポーツはややもすれば精神面を重視する傾向があるだけに、選手は自分の意思を持たなければいけない。

 さて、生田監督も性格のよさを褒める東浜は、教職免許を取るため、母校の沖縄尚学高への実習も予定されているそうだ。もちろん就職先はプロ野球だが、こんな一面を持つのが東浜である。

 亜大野球部は月に1冊の読書と感想文提出が部員に義務づけられている。昨秋のリーグ戦最中、東浜に「今は何を読んでいる?」と聞いたら「ニーチェの言葉です」と答えが返ってきた。19世紀のドイツの哲学者の本は、格言に富んでいて結構若い人にも人気がある。今度、会ったら読後感を聞いてみようと思っている。

大中小 文字サイズ 東浜、神宮大会で“プレ教育実習”

明治神宮大会(10日開幕・神宮、神宮第二)の開会式が9日、都内の明治神宮会館で行われた。ソフトバンクからドラフト1位指名された亜大・東浜巨投手(4年=沖縄尚学)は、自身にとって沖縄尚学3年春以来となる日本一で、母校後輩の生きた教材となることを誓った。会場では、高校の部に出場する母校の恩師・比嘉公也監督(31)にあいさつし「お互い頑張ろう」と激励された。

。第3日第1試合に登場する後輩たちは、そのまま亜大の第4試合を観戦する。同監督は「部員はすべてにおいて学んで欲しい」と話し、大会後に母校で教育実習を予定している東浜に「まずは野球で」と“プレ実習”を期待した。 先輩として「ぶざまな姿は見せられない。気合は入ります」と東浜。「やっぱり日本一にならないといけない」と力を込めた。

1