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謎の感動を呼ぶ!知的な読了感を放つリドルストーリー

ミステリー小説には、意図的に謎を残すことで、読者を不思議な感覚に落とす「リドルストーリー」と呼ばれるジャンルがあります。意図的に伏せられた回答は、作者のミスで回収できない伏線とは異なり、読後、とても感動する事でしょう。

更新日: 2012年12月15日

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inspitonさん

リドルストーリーとは

意図的に謎を残すことで、考察の余地を残す物語です。上手なリドルストーリーは「うまい!」と言わせたり読後に議論が活発になり、もやもや感が薄いのが特徴です。

物語の結末をわざと伏せて読者の想像にまかせる小説

作者が伏線を忘れていたり、打ち切りのために伏線を処理しきれなかった話については、リドル・ストーリーに該当しない

世界三大リドル・ストーリー

特に有名なリドル・ストーリーが3作あります。
・女か虎か
・謎のカード
・恐ろしい中世のロマンス

「女か虎か」の続編と合わせてWEBで読書できる4作を紹介します。

作者:フランク・R・ストックトン

ある国の王女を愛した若者は、相思相愛である事が王様にばれて、罪に問われることになりました。

http://f59.aaacafe.ne.jp/~walkinon/ladyortiger.html

作者:フランク・R・ストックトン

「女か虎か」の続編です。謎を残した前作に対する、新たな回答を提示しています。

http://kakugen.aikotoba.jp/ridoru2.htm

作者:クリーヴランド・モフェット

男性は、謎のカードを美女から受け取りました。その日から、彼の周りで不思議な事がおきます。

http://kakugen.aikotoba.jp/ridoru3.htm
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恐ろしい中世のロマンス

作者:マーク・トウェイン

コンラートは女性だが男性と偽って生きてきました。彼女の国には独特の法律があります。

http://p.booklog.jp/book/19101

他にもあるWEBで読めるリドルストーリー

リドルストーリーを利用した小説は、まだまだ存在します。
有名作品は主にパブリックドメインとなっています。
WEBで無料閲覧できる作品を紹介します。

作者:ウォルター・デ・ラ・メ ア

あるおばあちゃんの家に7人の子供がやってきます。子供は一人一人、絶対開いてはいけないものを開きます。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~zakkyo13/nazo.html

箱の中にあったのは?

作者:リチャード・マスティン

ある日、アーニーは、変なおじいさんに、森にある箱を見ると絶対にびっくりするぞと言われます。

http://kakugen.aikotoba.jp/ridoru4.htm

野原

作者:ロード・ ダンセイニ

主人公は、郊外のとても綺麗な野原を不思議に思っていました。美しいのに、何か不気味に見えるのです。

http://dunsany.main.jp/trans/field.htm
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ヒギンボタム氏の災難

作者:ナサニエル・ホーソーン

行商人はヒギンボタム老人が殺されたことを聞きます。しかし、誤報だと発覚します。

http://www.hcn.zaq.ne.jp/caapa406/Classic/Literature/Tr_Higginbotum.htm

作者:オルダス・ハクスリー

ハットンは妻が亡くなり再婚しました。しかし、ハットンにはある人から流れた噂のせいで、妻殺しと呼ばれるようになります。

http://f59.aaacafe.ne.jp/~walkinon/gioconda.html

作者:アンブローズ・ビアス

男性は、見知らす男が自分の屋敷から脱出している瞬間を目撃しました。屋敷に入ると妻が殺されていました。

http://f59.aaacafe.ne.jp/~walkinon/moonlit.html

作者:芥川龍之介

ある夫婦が山で男性に会い、その後夫が殺されました。しかし、供述がはっきりしません。

「月明かりの道」に影響を受けたと言われている作品です。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/179_15255.html

作者:上田秋成

村にお寺から怪異がやってくると言います。旅の禅師が、お寺の謎を探る物語です。

http://home.att.ne.jp/red/sronin/_koten/0505aozukin.htm

リドルストーリーを題材にした書籍

この種の題材を扱った小説も発売しています。
アンソロジー2冊と評判になった5冊の作品を紹介します。

編集:紀田順一郎

リドルストーリーのアンソロジーです。

恐ろしき、悲惨きわまる中世のロマンス/マーク・トウェイン
女か虎か/フランク・R・ストックトン
三日月刀の督励官/フランク・R・ストックトン
女と虎と/ジャック・モフィット
謎のカード/クリーヴランド・モフェット
謎のカード 続/クリーヴランド・モフェット
穴のあいた記憶/バリイ・ペロウン
ヒギンボタム氏の災難/ナサニエル・ホーソーン
茶わんのなか/小泉八雲
指貫きゲーム/O・ヘンリー
ジョコンダの微笑/ハックスリー
野原/ロード・ ダンセイニ
宵やみ/サキ
園丁/ラドヤード・キプリング
七階/ディーノ・ ブッツァーティ

編集:山口雅也

ミステリーのアンソロジー集です。
リドルストーリーの項があり、次の作品を収録

女か虎か/フランク・R.ストックトン
三日月刀の促進士/フランク・R.ストックトン
謎のカード/クリーヴランド・モフェット
謎のカード事件/エドワード・D.ホック
最後の答/ハル・エルスン

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