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JASRACが非営利ブログで歌詞を使用可能にしたことについてまとめ

日本はここ数年間で著作権法がアメリカ以上に厳しい基準になっていました。年々著作権法の厳しさが強化されてきている中で、2012年12/12にJASRACが非営利のブログにおける歌詞掲載の合法基準を発表したことがネット上で話題になっています。

更新日: 2012年12月14日

qvarieさん

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2012年12月12日、TPPなどで日本の著作権が根本的に変わりつつある予感がある中、日本音楽著作権協会(以下、JASRAC)が、ブログプロバイダにおける歌詞の掲載基準ルールを発表しました。
歌詞の使用条件がわかりやすくなったため、引用目的でJASRAC管轄曲の歌詞が合法的に使用できるようになったことが画期的です。

非営利目的のブログにおける歌詞の掲載基準が発表されるまで、著作権法における引用に関することが複雑であったため、いろいろなトラブルなどがありました。
そのため歌詞のフレーズの取り扱いが複雑なために、JASRACの正式な許可を得たブログを除いて、フレーズの引用を行うことは困難なものでした。

今回の掲載基準発表で、歌詞の引用問題が解決できることが重要です。

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いきさつ

楽曲を紹介する際に「自然なファン心理」から著作権法で認められている引用範囲を越えて歌詞を掲載してしまうケース

日本国内ではアメリカなど他国で採用されているフェアユース法が無いため、非営利目的であっても歌詞の引用が禁止されている状況になっていたのですが、ここ十数年間歌詞の無断掲載がやまなかったためにJASRACが'12年に非営利目的のブログにおける歌詞の掲載が合法的にできるように、掲載基準を新たに作成しました。
JASRACにおける歌詞掲載が合法であるかどうかの判定がわかりやすくなったことが重要です。

JASRAC承認済みのブログサイト

利点

引用でなくても歌詞掲載してもいい

歌詞の紹介が自由にできるようになったため、好きな歌の感想も書きやすくなったのが重要な点です。他のネットサービスやSNSで歌詞の掲載が可能になれば盛り上がります。

JASRACと個別に許諾契約を結んで使用料を支払う必要もない

これまでブログで歌詞を掲載するにはJASRACに使用料金を払うことがルールだったのですが、ブログプロバイダが包括契約しているため、複雑な契約をしなくても歌詞が紹介できるようになりました。

引用方法の解説など

歌詞の引用方法は、日本の著作権法のルールでは自分の文章が【主】で歌詞そのものが【従】であることが重要な条件になっています。
【従】となっている歌詞の文章は、カッコ類や別枠で括ることが重要になっています。
作詞者・作曲者などの権利者の名前を書くことも必須になっています。

禁止されていること

営利目的としての歌詞の掲載利用は禁止されているため、ライブドアブログ等をアフィリエイト目的として使用している場合は著作権侵害扱いとして見なされるため、このような利用は懲役10年以下・罰金1千万円以下の罰則があるので、重要なことです。

歌詞情報をPDF等のデータで配信

著作権保護目的であっても歌詞をPDFとして配信することは禁止されているのが注意点のひとつです。

歌詞閲覧サービスとみなせるような利用

出典NHN Japan Corporation | livedoor Blog、JASRAC管理楽曲の歌詞掲載が可能に

丸ごと全て歌詞閲覧サイトとして使用することは対象外となっています。アーティスト別や曲別のタグ分類も違法になっているので注意が必要です。

訳詞、替え歌など改変して掲載

出典NHN Japan Corporation | livedoor Blog、JASRAC管理楽曲の歌詞掲載が可能に

歌詞を他の言語に翻訳したり、替え歌として掲載することは違法行為になっています。権利者に許諾を得なければ替え歌が使用できないのも著作権保護によります。

関連HP

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バラエティ番組やCMの実写ヒーローもの、顔出し着ぐるみ、世界の文字にかなり興味があります。著作権を気にしていてまとめの画像はあまり少ないのですが、各まとめをよろしくお願いします。