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【映画】エンドロールで見かける「○○製作委員会」の仕組み

映画のエンドロールで見かける「○○製作委員会」という単語。以前から気になっていたのでまとめてみました。

更新日: 2012年12月19日

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tkc6xさん

▽「製作委員会方式」とは

アニメなどのテレビ番組や映画を製作する際のさまざまなリスクを回避するための方式・手法のひとつであり、現在の主流の方法となっている。

アニメ・映画などのエンターテイメント作品の製作にあたっては多額の費用を必要とする。

そこで様々なスポンサーに出資を募る。

出資スポンサーとしては、キー局・映画会社・制作プロダクション・広告代理店・商社・出版社・新聞社・レコード会社・ビデオソフト制作会社・芸能事務所・玩具メーカー・インターネット各種関連会社などが挙げられる。

『風の谷のナウシカ』、『AKIRA』で有名になり、現在は映画だけでなく、テレビ番組にも用いられる方式である。

▽「製作委員会方式」の流れ

①企画立案者(広告代理店や有名な脚本家など)が企画をまとめる。

②企画立案者がさまざまな企業や配給会社、自治体に対して出資を募る。

③実際に作品を作る。

この時にスポンサーの意向が反映されたりもします。映画の中でスポンサーの名前を映すようにしたりなど。

④作品が公開される。

公開される際には、スポンサーの広告媒体によって宣伝されることが多いです。例えばフジテレビなどが参加している作品であれば、フジテレビでの番宣が非常に多くなります。

▽メリット

興行が失敗した時のリスクを分散させられる。

1社がさまざまな作品に出資できるようになる。

1つの作品に対して1つのスポンサーが出資する金額が少なくなるから、出資を求めているさまざまな作品に出資することができる。

▽デメリット

マンガや小説など、話題性のある原作に頼る傾向が強まる。

多数のスポンサーを抱えるため、失敗は許されず、ある程度成功が見込めるものが企画として採用されやすい。

責任の所在がはっきりしない。

もし、興行がうまくいかなかった際に、どこの責任かを明確にしたくても、出資者が多くわかりづらい。

権利関係が非常に複雑になりやすく、なにかしら許可を取る際に手間がかかることが多い。

▽「製作委員会方式」に関するあれこれ

著作権表示における著作権者名は製作委員会への出資額の順に並べられることが多い。

(原作者(原作の著作権者)/出版社(漫画・小説が原作の場合)/制作局/○○製作委員会など)。

製作委員会の名称は「○○製作委員会」が基本であるが、「○○プロジェクト」・「○○パートナーズ」・「○○フィルムパートナーズ」などの名称も多い。

また、アニメ作品においては『けいおん!』シリーズにおける「桜高軽音部」や『ハヤテのごとく!』シリーズにおける「三千院家執事部」「白皇学院生徒会」「HAYATEPROJECT」、『イナズマイレブン』での「FCイナズマイレブン」などのように作品の世界観や劇中で登場する組織にちなんだ名称も多く見られる。

▽関連リンク

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