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【再生エネルギーの先進国?失敗例?】~ドイツの電力事情まとめ~

反原発をいち早く導入したドイツの電力事情について紹介します。「ドイツでは〇〇」という声が聞かれますが、日本とは事情が異なることをご理解頂ければ幸いです

更新日: 2012年12月16日

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mat-mayさん

【背景】石炭火力でエネルギー自給率の高いドイツ

ドイツのエネルギー自給率は40%です。
日本のエネルギー自給率は4%と比較して、かなり高いです。

内訳
石炭51%, 原子力29%,
ガス10%, 水力9%, 石油1%


http://www.acci.or.jp/energy/energy/en01/en01.html

【原発推進】2011年震災前のドイツの電力政策

脱原子力政策を主導してきたSPDが政権から離脱したことから、ドイツの脱原子力政策の行方が注目されていたが、2009年10月24日に連立政権の政策合意として、脱原子力政策の見直すことで一致した。

一方で、近年の原油価格高騰及び二酸化炭素排出量削減の必要性により、原子力撤廃政策を見直そうという議論も始まっている。ドイツの2001年8月の世論調査では、47%が2000年の原子力発電撤廃合意の実効性を疑問視し、将来的に別の政権によって脱原発政策が放棄される可能性があると答えた。

東日本大震災(2011年3月11日)

東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)は、2011年(平成23年)3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波、及びその後の余震により引き起こされた大規模地震災害。世界の原子力政策に大きな影響を与えた。

【反原発】2011年震災後のドイツの電力政策

震災後、ドイツは脱原発へと舵を切り、再生可能エネルギーの普及を急速に進めました。
2011年6月、ドイツは2022年までに国内にある17基の原子力発電所をすべて停止することを決定しました。その一方で、電力会社に再生可能エネルギーの買い取りを義務付ける制度のもと、電気料金が大幅に上昇したため、国民から強い不満の声が上がっている。

http://www.nhk.or.jp/worldwave/marugoto/2012/08/0821.html

メルケル首相の反原発判断の裏側

反原発の背景 ①ドイツのエネルギー自給率。

高いエネルギー自給率。

既に述べた通り、石炭産出国であるドイツではエネルギー自給率は約40%
(日本のエネルギー自給率は4%)

http://www.jepic.or.jp/data/ele/ele_04.html

反原発の背景② 電力輸入

2011年の東日本大震災の後、ドイツは電力の純輸入国に
主な調達先は、フランスとチェコ共和国。

ロイター通信「ドイツ、原発停止措置によって電力の純輸入国に=独業界団体」http://www.jiji.com/jc/zc?k=201210/2012102000168&g=pol

実際、家庭電力料金は日本の3割増し

家庭の電気料金は
 ドイツ 約350US$/MWh
  日本 約265US$/MWh
です。
日本のある家庭の電気料金が10000円であれば、ドイツでは13200円です。

引用元 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4105.html

2000年に始めた固定価格買い取り制度の下で、再生エネルギーの発電量が2011年には全体の20%と順調に増えている
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4105.html

では島国の日本はどうすればよいのか?

国民(特に有権者)が冷静かつ長期的な視点に立った判断することが求められます

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