王さまには、うたのこころがちゃんとおわかりになりましたので、橋の下の地めんを掘りかえさせましたら、殺された男の骸骨が、まるごと出てきました。わるものの兄さんは、じぶんのやったことをそうでないとは言えず、ふくろのなかへ縫いこまれて、生きながら川へ沈められました。それから、殺された男の遺骨は墓地へうつされて、りっぱなお墓のなかに安置されました。

出典『グリム童話集 (一)』 「唄をうたう骨」 (KHM 28) p286

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グリム童話の多彩なる死

グリム童話。登場人物の死ぬ場面がずいぶん多く、バリエーションも豊富だなと思い、逐一抜き出してみたら結構な数になりました。

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