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京都ブライトンホテルでロコ貝をチリアワビと表示。アワビモドキ(ロコ貝)とアワビの違い知ってる?

繰り返される「ロコ貝」の「アワビ」偽装。アワビモドキ(ロコ貝)とアワビの違い知ってる ?

更新日: 2013年11月01日

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何度も繰り返される安い「ロコ貝」の高級「アワビ」への偽装。発覚していないだけで、まだまだ他に存在する?

「ロコ貝」を「チリアワビ」と表示していた

全国のホテルでメニューと異なる食材が提供された問題で、新たに近鉄系の6つのホテルと京都ブライトンホテルで不適切な表示が発覚しました。

2013年10月31日(木)

京都ブライトンホテルでは「ロコ貝」を使用していたのに、「チリアワビ」とメニューに表記していたということです。ブライトンホテルは、表示を見直すなどして対応しているということです。

2013年10月31日(木)

こうした一流ホテルで発覚したということは、今回問題になった「ロコ貝」の「アワビ」偽装が、氷山の一角であることが推測されます。

2012年に、「ロコ貝」を「アワビ」と表示していた静岡の宿泊施設

静岡県は2012年12月26日、御前崎市で宿泊施設を運営する「旬彩亭」(磐田市)に対し、景品表示法に基づく改善指示を行った。

 発表などによると、旬彩亭は宿泊施設「御前崎旬彩」(御前崎市)で提供している料理として、「アワビ」や「あわび陶板焼き」などの名称を自社ホームページや旅行情報サイトで使用していたが、実際にはアワビに食感が似た「ロコ貝」を使っていたという。

2012年10月に情報提供があり、県が立ち入り調査をした結果、判明した。

 通常、ロコ貝は1キロ当たりの取引価格がアワビの半額以下になるという。旬彩亭は県の調査に「アワビと言ってもいいと思っていた」などと話したという。

 旬彩亭は取材に、「安いコースの料理はロコ貝を使っていた。味にそんなに変わりはないと思った」などと話した。

(2012年12月27日11時46分 読売新聞)

ロコ貝(アワビモドキ)とアワビ

ロコ貝(アワビモドキ)
南米チリからペルーにかけての感潮帯から深さ40m程度まで生息する。近年、乱獲によって漁獲量が急減し、輸入量も減っている。

本来のアワビであるクロアワビやメガイアワビが古腹足類のミミガイ科であるのに対して、こちらは新腹足類のアッキガイ科と分類学的にも遠い存在。

肉質は同じ仲間のアカニシに似ており、歯ごたえがあり肉量があって上質な食用貝である。

日本においては、昭和期には高騰するアワビの代用品として大量に輸入され、「チリアワビ」等の名称で回転寿司等で流通していたが、2003年3月より日本農林規格の表記ガイドラインにより、標準和名の「アワビモドキ」ないし「ロコガイ」を用い、チリアワビ等の名称を使わないこととしている。

1980年頃にチリでは25000トンも水揚げされていた。近年は10分の1にまで水揚げが減少している。

その冷凍輸入されたものを煮貝で有名な山梨に送られたり、また「アワビ入り松前漬け」などの加工品、珍味の材料となって出回っていた。これが不当表示だとして問題視された。

こちらは、さざえの代用品

産地以外に流通する事は一般的に多くはないが、缶詰やパックで販売されている「サザエのつぼ焼き」の中身はアカニシであることがしばしばある。 なお、この仲間は安価で味が良いため代用品にされることがあり、「ロコガイ」がアワビの代用品であることが有名である。

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