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G Suite (旧 Google Apps) とMicrosoft Office 365比較まとめ

クラウドベースの企業向けグループウェアといえば、G Suite とMicrosoft Office 365の二大サービスが今後シェア争いをリードしていくものと思われますが、両社の攻防は周辺のパートナー企業も巻き込んでさらに激しさを増していくように見えます。そんな両陣営の主張をまとめてみました。

更新日: 2018年02月18日

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G Suiteとは

G Suite はGoogleが2006年に始めた、クラウドメールのGmailを中核とするクラウドグループウェアサービス。予定共有のGoogleカレンダー、大容量ファイルストレージGoogleドライブ、Office互換サービスのGoogleドキュメント/Googleスプレッドシート/Googleスライド、Webベースの共有ページのGoogleサイト、セキュリティ・アーカイブサービスのGoogle Vault、など多数のサービスから構成される。最初は Google Apps と呼ばれていたが、2016年9月に G Suite に改名された。企業向けの有料版に 3 つのエディション (G Suite Basic / Business / Enterprise) 、教育機関向け無料版 (G Suite for Education) がある。最大10ユーザーを登録できた無償版Google Appsは2012年12月をもって受付終了となっている。

Microsoft Office 365とは

Office 365はマイクロソフトが2008年に始めたクラウドグループウェアであるBPOS (Business Productivity Online Suite)の後継であり、2011年に開始されたサービス。中核のサービスはメールと予定表共有のExchange Online、Webベースの共有ページと大容量ストレージのSharePoint Online、音声・ビデオ・IMによりリアルタイムコミュニケーションのSkype for Business Online (Office Communications Online、Lync Onlineを経て名称変更)、企業向けのソーシャルメディア Yammer、および月額単位のOfficeクライアントとブラウザーから使えるOfficeサービスのOffice 365 ProPlusから構成される。最大50名までの中小企業向け有料版のOffice 365 Business、一般企業向け有料版のOffice 365 Enterprise、教育機関向け無料版のOffice 365 Education (ただし上位プランは有償)がある。Google Appsに遅れること2年でマイクロソフトが追い上げている。

2014年の調査では、Google AppsがOffice 365の2倍以上となる16.3%のシェアを獲得していた。しかし、その後の15カ月間でMicrosoftはOffice 365のシェア拡大で劇的な成功を収めて25.2%を達成し、22.8%のGoogle Appsを逆転する結果となった。

最近の調査で、Office 365 がGoogle Appsを上回ったとの結果が出ているそうだ。

Office 365の利用率は2014年あたりから急激に伸びていて、いまや一番使われているクラウドサービスという地位を獲得しているようです。この伸びは驚異的ですね。

Salesforce.comも含め他のクラウドと比べても、Office 365ユーザーが多いようだ。

Googleの主張

Office 365 は個人作業向け、Google Apps はチームでの作業に最適。

引用: Google Enterprise Japan 公式ブログ

Office 365は、Microsoft のみ、Google Appsは、自由度を確保。Office 365 は、Windows ベースのPCやデバイスに最適化されているため、柔軟性が低くなってしまいます。私たちのアプリケーションは、あらゆるデバイス、あらゆるOSで快適に動作するよう設計されています。

引用: Google Enterprise Japan 公式ブログ

Google Appsはシンプルかつ低価格。Office 365 は、11のプラン、3つのエディション、2つの階層。Google Apps は、月 600円でコミットメントなし。(年間6000円も選択可能)

引用: Google Enterprise Japan 公式ブログ

Office 365 はデスクトップ、Google Appsはウェブ。Google Apps には、ブラウザ経由でアクセスします。インストールし、セキュリティを確保し、メンテナンスすべき、クライアントソフトは存在しません。

引用: Google Enterprise Japan 公式ブログ

マイクロソフトの主張

Google の役員ですら、Google のツールが Microsoft Office の代替になるとは考えていません。

引用: マイクロソフトを選ぶ理由

Google の顧客は、デリバリー オプションやライセンスについて何の選択肢もありません。クラウドで単一のデリバリー モデルしか提供しない Google と比べ、マイクロソフトは各自の条件に応じてクラウドに移行することができる

引用: マイクロソフトを選ぶ理由

"フリー サイズ" は存在しない。マイクロソフトは、必要な機能のみを選択してコストを管理できるように、あらゆる規模の組織を想定して設計したライセンス オプションを用意。

引用: マイクロソフトを選ぶ理由

当初は海外拠点で Google Apps を採用していましたが、中国国内からのメール送受信レスポンス速度が課題となっており、国内のユーザーからは Google Apps の Web 画面がなじまないという声も多くありました。
エレマテック株式会社 幸田 賢英 氏

引用: マイクロソフトを選ぶ理由

Google Apps のメールは、現場でメールを活用する社員が間違いなく混乱してしまうと感じたのです。
株式会社バンテック情報システム部イノベーション推進課課長 本多 晋 氏

引用: マイクロソフトを選ぶ理由

Google Appsに比べてExchange Onlineを使うと当院全体では約 60% のコストダウンになります。
伊藤病院事務部システム管理主任齋藤 功 氏

引用: マイクロソフトを選ぶ理由

検索キーワードトレンド

Googleが検索キーワードの過去のトレンドを公開しているので、Google AppsやOffice 365といったキーワードがいつ頃人気があったのかがわかります。

https://goo.gl/J2FzZr
人気検索キーワードのトレンドを見ると、最初はGoogle Appsが優勢だったものの、2013年夏ごろを境に、Office 365のキーワードが爆発的に人気になっていることが分かります。家庭向けの Office 365 Homeシリーズ発売が認知度の拡大に影響しているとみられます。
Google Appsは2013年ごろをピークに、その後ゆっくりと下降線をたどっています。

https://goo.gl/eMcTi1
日本では、Office 365 Homeが発売されなかったこともあり、世界と大きくトレンドが異なり、Google Appsが優勢の時代が長く続きました。しかし、家庭向けのPCプレインストール向けのOffice PremiumやOffice 365 Soloが発売された2014年秋ごろから、日本でもOffice 365のキーワードが優勢になっていることが分かります。
Google Appsは世界のトレンドと比べると日本は世界よりも早く2011年に劇的な下降をはじめ、その後低調な推移を続けています。

第三者の主張

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