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ワイン初心者に贈るまとめ 5大シャトー入門

ワインの基本は美味しく、楽しく。でも、知識の幅が広がればもっと楽しい!ワイン好きなら一生のうちに必ず飲んでみたいワインを造る、5大シャトーについてまとめました。

更新日: 2013年01月06日

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この記事は私がまとめました

F.R.Lさん

5大シャトーとは?

「ボルドー五大シャトー」とは、1855年のパリ万国博覧会において、フランスのボルドー・メドック地区の格付けで“第一級”の称号を与えられた4つのシャトー(醸造所)「シャトー・ラフィット・ロートシルト」「シャトー・マルゴー」「シャトー・ラトゥール」「シャトー・オー・ブリオン」と、1973年に昇格になった「シャトー・ムートン・ロートシルト」、これら5つの世界トップクラス・シャトーのこと。

ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュは三大銘醸地と呼ばれる

ちなみに「シャトー」についても解説
ボルドーのワインの多くはシャトーなんとかという名前で呼ばれることが多いです。

シャトーというのはそのまま訳すと「お城」になりますが、ボルドーではワイン造りをする醸造所のことを言います。でもこの醸造所はお城のように立派な建物であることが多いのです。

さてこの醸造所の持ち主は周りにぶどう畑を有しておりここで栽培され収穫されたぶどうを使ってワインを作り貯蔵、瓶詰めして出荷します。いわば、シャトーワインとはそのシャトー独自の手作りワインなのです。シャトーの数はボルドー全体で約8000もあると言われ独自性のある優れたワインがたくさん作られています。

① シャトー・ラフィット・ ロートシルト

ボルドー五大シャトーの筆頭ともいえるシャトー。
世界最高峰の名に恥じないその圧倒的なエレガンスは、他に類を見ません。

シャトー・ラフィット・ロートシルト(Château Lafite-Rothschild)は、メドック地区ポーイヤック村にある著名なボルドーワインのシャトーの名称、および同シャトーが生産する赤ワインの銘柄の名称である。
現在メドックに4つある第1級格付けワインの中で、シャトー・ラフィット・ロートシルトはしばしばその筆頭に挙げられる。

日本で知られている「ロートシルト」の名は「ロスチャイルド」のドイツ語風の読みであり、フランス語での発音は異なる。日本ソムリエ協会では「ロッチルド」もしくは「ロートシルト」とルビを振っている。他に「ロスシルド」などと表記されることもある。ただしシャトー・ラフィット・ロートシルトの運営主体であるDBR社では「ロートシルト」という日本語表記を採用している。

なお、シャトー・ムートン・ロートシルトはロスチャイルド家の別の系統の一族が所有している。

シャトー ラフィット・ロートシルトの品質は説明するまでもないでしょう。早くも1815年の時点でアブラハム・ロートンは、このワインを筆頭に指定し、自らが1855年に一級に格付けた「3つ(の一流のワイン)のうちで、このワインを最も素晴らしいボディを備えた、最も優美で繊細な芳醇なワインと位置づけました」。

すべてのヴィンテージに共通するシャトー ラフィット・ロートシルトの特徴として、「……いずれにせよ、すべてのシャトー・ラフィットのワインはアーモンドとスミレの香りがする!」と一言で的確に表現したのは、知識豊かなワインの愛好家でした。

葡萄品種:
カベルネ・ソーヴィニヨン 80〜95%、
メルロ 5〜20%、
カベルネ・フランとプティ・ヴェルド 0〜5%。
但し、例外的な年代もあります。たとえばヴィンテージ1994年は99%カベルネ・ソーヴィニヨンおよび1%プティ・ヴェルド。1961年は100%カベルネ・ソーヴィニヨンで生産されています。

オーク樽での熟成期間:
18~20ヵ月(新樽使用率は100%)

年平均生産量:
1万5000〜2万ケース

ラフィットを形容するとき「気品」という言葉なくしては語れません。
優に10年は持つ(それくらい待つべき)と言われるラフィット、
長期熟成を遂げたその姿はボルドーの真髄ともいえる
究極のエレガンスを体現しています。

② シャトー・マルゴー

“フランスワインの女王”と呼ばれるボルドー・メドック地区の中でも、最も女性的とされるワイン。
ヘミングウェイがこよなく愛したことでも知られ、日本でも小説「失楽園」で有名になりました。

同名のワイン銘柄「シャトー・マルゴー」は、世界で最も高い名声を有する赤ワインの一つである。メドック地区の4つの第1級格付け銘柄の1つであり、10年から数十年の熟成に耐え、良質なヴィンテージのものは高値で取り引きされる。

支配人のポール・ポンタリエ氏はシャトー・マルゴーを「ベルベットの手袋のなかの鋼鉄の拳」という表現をしています。女性らしいと形容される理由は並外れたタンニンのしなやかさによります。
優雅で香り高い。そのマルゴー特有のエレガンスを最大限に引き出すため、ここ10年間でカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を高める方向にシフト。

シャトー・マルゴーの年間の生産量は約35万本である。第1級の名声に達しないと判断された赤ワインはセカンドラベルの「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」として販売される。
ソーヴィニヨン・ブランから造られる辛口の白「パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー」も年間約4万本生産されている。

シャトー・マルゴーは、かつてはカベルネ・ソーヴィニヨン75パーセントを主体に、メルロー20パーセント、プティ・ヴェルドとカベルネ・フラン5パーセントを基本的なブレンドの比率としていた。だが2000年前後からやや傾向が変わり、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率を83パーセントから86パーセントまで引き上げ、代わりにメルローの比率を落としている。

味わいは、フランスワインの女王と讃えられるメドック地区の赤ワインの中でも、最も芳醇かつ優美だとされる、別格の逸品。

濃醇なまでに凝縮された力強い味わいの中に、繊細さと気品が宝石のように輝きます。

近年は、いっそう力強さと深みをそなえ、長い熟成の世界を誇っています。 現在、もし1級ワインの順位を市場価格にそって見直せばマルゴーが筆頭となる可能性が極めて高いでしょう。

ヘミングウェイはシャトーにしばしば滞在し、孫娘が生まれると「シャトー・マルゴーのように女性らしく魅力的に育つように」と願って「マーゴ(マルゴーの英語読み)」の名を贈ったほどであった。願いは叶い、女の子は魅力的な女性へと成長した。若くして亡くなった映画女優マーゴ・ヘミングウェイその人である。

③ シャトー・ラトゥール

“不作知らず”とも呼ばれるほど安定したワインを作り出しているシャトー。
エチケット(ラベル)に描かれている“塔”は、15世紀に土地を所有していたイギリス人が、海賊の攻撃から身を守るために築いたもの。

シャトー・ラトゥール(Château Latour)は、フランスにあるワインのシャトー。1855年のボルドーワインの格付けでは第一級を獲得している。
ラトゥールは、ボルドーの北西、メドックのポーイヤック南東端に位置する。その境界はサン・ジュリアンに接し、ジロンド川の河口岸から数百メートルの位置にある。

農園では、全部で3種類の赤ワインを生産している。
グラン・クリュに加えて、ラトゥールは2番手のワインとして「レ・フォール・ド・ラトゥール」(Les Forts de Latour)を1966年から、3番手としてシンプルな名の「ポーイヤック」(Pauillac)を1990年から毎年生産している。

ラトゥールの畑はポイヤックとサンジュリアンの村境という印象的な立地にあり、
実は壁をめぐらしたレオヴィル・ラス・カーズの畑のお隣でもあります。

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