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40歳代の非正規雇用男性の半分は生涯未婚かもしれないという現実

厚生労働省の発表した「平成22年社会保障を支える世代に関する意識等調査結果について」によると、40歳代の非正規雇用の男性の半分は結婚できずに未婚であるというデータが出ました。

更新日: 2013年02月15日

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mii10さん

●非正規雇用は結婚できない!?

この資料で注目したいのが、男性の就業形態と未婚率の関係です。

○ 男性の未婚率(全体)

20歳代   78.9%
30歳代   38.3%
40歳代   19.8%
50~64歳  8.7%

○ 男性の未婚率(正規雇用)

20歳代   67.5%
30歳代   30.7%
40歳代   15.1%
50~64歳   5.6%

○ 男性の未婚率(非正規雇用)

20歳代   94.0%
30歳代  75.6%
40歳代  45.7%
50~64歳   9.7%

非正規雇用男性の未婚率の高さが目立ちます。

40代男性全体の未婚率が19.8%

40代の男性の約2割が未婚なのですが、非正規雇用だけに注目してみると・・・。

40歳代の非正規雇用の男性の半分は生涯未婚

ちなみに40歳代の男性のうち、非正規雇用は8%程度であるというデータもあります。

ここでは40歳代に注目しましたが、全体的に非正規雇用の男性の未婚率が高いのも事実です。ではなぜ、非正規雇用の男性は結婚できないのでしょうか?

●非正規雇用の男性が「結婚できない理由」は経済力?

土堤内 昭雄(ニッセイ基礎研究所)氏は、「男性は自分一人で家族を扶養しなければならないという「扶養呪縛」があり、経済力がないと『結婚できない』と考えてしまうのではないかと分析。

非正規雇用の場合、この経済的負担という担保がないために、結婚に躊躇してしまうのでしょうか?

25~34歳の男性は(「結婚しない理由」として)主に「結婚資金が足りない」など「結婚できない理由」が多い

男性は自分一人で家族を扶養しなければならないという「扶養呪縛」があり、経済力がないと「結婚できない」と考えてしまうのではないだろうか-と分析されています。

ちなみに同世代の女性についても分析がなされていますが、おもしろい分析が出ています。

25~34歳の女性は(「結婚しない理由」として)「自由さや気楽さを失いたくない」など「結婚しない理由」が多い

女性は経済力があれば自分一人で暮らすことはできるが、結婚すると仕事と家庭の両立が難しくなるという「結婚リスク」があるので「結婚しない」と考える-と分析されています。

●女性の側も大切なのは愛よりもお金?

男女平等意識が高まっても「男性は家計収入の責任を負うべきだ」という社会規範は昔も今も変わらないようです。

男性が非正規だと、結婚相手として見てもらえない

「男性は家計収入の責任を負うべきだ」と女性が考えているため。

「男性は家計収入の責任を負うべきだ」と女性が考えている

「夫は収入を得る責任をもつべきだ」に対する賛否を内閣府が調べた際に、日本での賛成の割合は、フルタイム労働に就いている妻が84.6%、パートタイム労働に就いている妻は96.5%、パートタイム労働就業の妻をもつ夫が96.6%。男女平等が進んでいると言われるスウェーデンで同様の調査が行われた際には、フルタイム労働に就いている女性の14.0%、フルタイム労働に就いている男性の17.6%のみが賛成。

●非正規雇用の拡大は非婚や少子化の一因?

正規雇用の拡大をはじめとする雇用の安定化が結婚を促進し、少子化を解決させるのではないかという意見もあります。

少子化を問題にする前に 結婚の高齢化や正規雇用の拡大、非正規雇用の限定化をやり 安定した雇用が生まれたらある程度は改善されるのではないか。 雇用が不安定では子供どころじゃない。

しかし産経は規制緩和は主張しても規制強化は言えないだろう。規制緩和を主張する限り「若者の雇用確保」どころか非正規雇用が拡大し、ますます結婚が困難な社会となっていくだろう。

"30代非正規雇用の感想。結婚も、子供を持つことも、「贅沢」なんだよね。必需品じゃなくて、贅沢品。社会全体がどんどん豊かになっているときは、ほとんどの人がそれを持てたから、当たり前に見えたけど、それが当たり前だった時代のほ..." tmblr.co/ZVPEaybBQdHk

●参考リンク

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