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【介護問題】様々な「老人ホーム」の種類と特徴まとめ

特養、老人介護施設、グループホーム、有料老人ホーム…いっぱいあって混乱してしまいますよね。主な特徴と課題についてまとめました。参考までにどうぞ。

更新日: 2013年01月12日

d_tettuさん

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「特養」って何?

特別養護老人ホームは、介護保険施設のひとつ。主に社会福祉法人や地方自治体が開設。身体、精神上の障害のため常に介護が必要で、家での介護が困難な人が対象。要介護度1~5の人が利用できる。食事、排せつ、入浴など日常生活の介助や健康管理を受けられる。

近年増えているのが「新型特養」。全室個室で、10人ほどのユニット(単位)ごとに担当職員がケアを行う。

「落ち着いて過ごせる個室は、入居者も家族も満足度は高い。自宅のような環境の提供は不可欠」との声も。

必要な費用は介護保険施設サービス費の1割、居住費、食費、その他雑費。

特養の抱える問題点は?

特別養護老人ホームで提供される医療面のサービスは、健康管理や保健衛生が中心。医療的ケアに対応していないところが大半。

痰の吸引や水分や栄養をチューブで胃に入れる胃ろう、じょくそう(床ずれ)、鼻などから流動食を投与する経管栄養、尿管カテーテル、酸素吸入といった医療措置が必要な人は入所を断られる場合も。

増えるユニットケアと上昇するホテルコスト。

従来型の特養が1カ月あたり7~8万円で済んでいた費用が、ユニットケア型の特養では20万円を超えるようなケースも。

9万人から42万人と言われる待機者の多さ。

在宅申込者本人の中では「施設に入りたい」が半数弱。その中で、「家族の負担」を配慮している人は 6 割程度。一人で複数施設の申し込みを行っていた重複や、要介護1に満たない人などが含まれていることも。

介護老人保健施設って何?

介護保険制度にて運営していますので介護保険が適用される方が対象です。24時間365日休みなく運営しているいわゆる入所型の施設。

都道府県が設置の許可権限を持ち、問題が見つかれば勧告、措置命令、業務停止命令などの行政処分をできる。業務停止命令などが加わった。

要介護1から要介護5と認定された方なので原則は65歳以上の方を対象。

リハビリテーションを中心とした医療サービスを提供し、在宅復帰を目的としています。このため、看護師、介護職員に加え、医師、理学療法士、作業療法士等、リハビリテーションに特化した職種も配置しています。

多職協働がほとんど。

3ヶ月ごとに施設サービス計画(ケアプラン)を作成し、元の生活に戻るために必要な身体状況、家庭環境などを勘案した上で、退所後における生活に支障がないようにサポート。

目的が在宅復帰なので、長期的にいられるわけではありません。

サービスには施設入所サービス(ロングステイ)、短期入所療養介護(ショートステイ)、通所リハビリテーション(デイ・ケア)がある。

それぞれ1ヶ月以上の長期入所、1週間単位の中期入所、1日から数日の短期入所に対応しています。

介護老人保健施設の抱える問題点は?

全体の70%は、個室ではなく4人の相部屋であり、低額で入所できても、プライバシーは全く無く、生活の質も非常に低い状態である。

慢性的に満床状態にある特養の入所待ちや在宅復帰を拒む家族の要望などを背景に、老健の「特養化」がじわじわと進む。

2012年度介護報酬改定で、「退所者の50%超が在宅復帰」などの要件を満たせば、入所者の要介護度に応じて最大4.5%の増額、要件を満たせないと逆に最大3.3%の減額という対策がとられた。

グループホームって何?

認知症(軽~中度)の高齢者に対して食事や入浴など身の回りの介護や日常生活の世話、機能訓練の提供を行う施設で、介護保険の適用も可能である。

高齢化が進んでいったことで認知症の患者数も増え、現在では180万人ほどいるのではないかとされている。

要支援2、または要介護度1~5と認定されている人が対象で、認知症の患者であることも入所の条件。

施設の多くは民間企業が事業主体であり、参入に際しての制限が少ないことが施設の増大につながったと考えられる。

原則としてプライバシーが保てる個室(ユニットケア)で暮らすことになります。医師はもちろんですが看護師も常駐しておらず、医療面のサービスは必要最低限の提供となります。

認知症の方には「見慣れた環境」であることがとても大事なようです。
グループホームでは家庭的な雰囲気であることを優先させているので、穏やかな表情になる方も多いのだとか。

グループホームの抱える問題点は?

公的施設の中では高めの費用。

居室使用費、管理・運営費、食費、水光熱費、日用品費などは介護保険適用外で、全額自己負担となります。これらを合わせて、およそ月に10万円から20万円くらいが費用の目安です。

少人数で家庭的な生活ができる反面、外部からの目が入りにくいために密室化しやすいなどの問題があります。入所を考えるときは、グループホームの質をよく見極めることが重要になってきます。

グループホームは介護の場であり、看取ることは想定されていません。家族は、事前に施設側と十分に話し合うことが必要です。

家庭的なグループホームの良さと防火対策を両立させるという難しい問題を解決しなければならない。

病院のような防火設備を求めれば求めるほどグループホームの良さが失われてしまいます。一方で火災の悲劇を繰り返すわけにもいかない。

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d_tettuさん

The Editor's TEIHEN.

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