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京都・奈良 おすすめの仏像はこちら! 入門編

なんとなく観光地だからと出かける京都・奈良。お寺の庭を眺めて帰るだけではつまらない。仏像に少しだけ詳しくなれば、俄然京都・奈良が楽しくなってくる。

更新日: 2015年03月01日

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仏像を見るのは楽しい

仏像のことを知りたいなら「見仏記」がおすすめ。

仏像に関して難しい仏教美術の解説書や、仏教の教えの本から学ぼうとすると挫折しますが、単純に「仏像をこよなく愛する」みうらじゅん氏といとうせいこう氏の、バカバカしくて少しキュンとくるお話を読んでいると、無性に仏像が見たくなります。

みうらじゅん氏のイラストもおもしろい!

この本で仏像を見るのが楽しそうだと思ったら、専門書にも手を出してみてください。

そもそも、仏像とはなにか?

仏像とは何でしょうか?

もともとは仏教を始めたお釈迦様の姿のことです。

釈尊(仏陀・ブッダ)が亡くなって、約六百年後に私たちが見ている経典ができたのです。

しかし、どの経典もその仏さまの姿、形ということについては、まったく触れていません。

そこで後の坊さんたちは、いろいろの経典を何度も読み、また自ら苦行もして、仏とはこういうものだろうと自分なりに体得した悟りを人衆に伝えるようになりました。

誰にでもわかりやすい形、つまりその像を拝むだけでも釈尊(仏陀・ブッダ)の説かれた経典の内容がすべてわかるような、そういう信仰の像にするには具象的な方が理解しやすいと考えられたからです。

そこから仏の姿を人格化表現することにしました。

京都、奈良は仏像の宝庫

6世紀に仏教が日本に伝来して以来、仏教の広がりとともに国内でも仏像が造られるようになりました。とりわけ8世紀の終わりの平安遷都(794年)以来、京都には沢山の仏像が安置され、各お寺では様々な仏像に出会うことができます。

古都・奈良には長い時を経た素晴らしい仏像が数多く存在します。奈良時代に花開いた日本の仏教文化。そのなかでも、仏像は私たちが身近にふれることのできる最高の日本美術です。

日本全国に様々な仏像がありますが、かつて都があった奈良、京都にはとりわけ沢山の仏像があります。
これは仏教伝来以降、時の権力者が争うように寺院を建立したからであり、その結果技術が磨かれ、傑作が多数生まれたのです。

京都・奈良 仏像めぐり

初めて京都、奈良を観光するなら清水寺や金閣寺、東大寺の大仏など、定番の観光コースが一般的です。しかし、2度め3度めとなると、さてどこへ行こう?と思う方も多いはず。
そんな時「仏像めぐり」をしてみてはいかがでしょう。

京都のおすすめ仏像

「※秘仏」と注意書きのあるものは、いつも見られるものではありません。
年間数回公開の場合もあれは、数年、時には数十年に1度しか公開されない仏像もあります。

また秘仏でなくても、博物館の展示のための持ち出し(出開帳)や、修復工事のため展示されていなかったり、レプリカが展示されている場合もあります。
事前にHPなどで確認の上、拝観に訪れましょう。

◆東寺(とうじ)

【制作時代】平安時代(承和6年(西暦839年))
【文化財】国宝
【構造】木造彩色 1.1M

非常に人気の高い東寺の帝釈天。東寺(とうじ)というお寺の講堂という場所にある、立体曼荼羅(りったいまんだら)と呼ばれる仏像群の向かって左奥。
帝釈天だけでなく、立体曼荼羅全体が圧巻。

"@butsuzobot: 東寺帝釈天:力の神・帝釈天は、阿修羅に勝利し仏門に帰依させた英雄とされている。平安時代に完成したが、頭部はすべて後補のため、他の平安期像と比較すると、顔は穏やかで美しいと評されることが多い。twitpic.com/9cgyum"

コレ見たい!"@butsuzoooo: twitpic.com/dudnum 東寺の帝釈天。 象に乗ってるのがまずビックリだけれども、これもある意味当たり前の話で、元はインドの神様だったんだから。 戦いを司っていたし、インドでは実際に象を戦車として用いていた。"

◆清水寺

【制作時代】
【文化財】指定文化財ではない
【構造】

清水寺を訪れた人の大半は「清水の舞台」と景色を観て清水寺をあとにする。
しかし、本堂最奥部内々陣(ないないじん)の厨子(ずし)内に秘仏として祀られる清水型十一面千手観音像が運が良ければ拝観できる。33年に一度ご開帳の秘仏と言われているが、近年では平成12年(2000)に通常の御開帳、平成20~21年(2008~2009)に特別に御開帳された。

一般的な千手観音像と違い清水寺独自のもので、「清水型観音」と呼ばれている。(左の画像は本尊ではなく「御前立(おまえだち)」と呼ばれる本尊の姿と同じに作られたもの。本尊は写真も公開されていない)

清水寺のご本尊は十一面千手観音像です。普通の千手観音とは違い、頭上に 小如来像を二本の腕で掲げていらっしゃいます。国内ではこのスタイルの千手観音は清水寺にしかないと聞きました。 ご本尊のご開帳は33年に一度です pic.twitter.com/12Uqi5FUmA

そういえば、清水寺のご本尊は、十一面千手観音だそうですね。思わず、ご本尊をかたどった金のお守りを買ってしまいました。先日、GANTZを観たばかり。なんだか強力そうなので。家の者に持たせました。

◆永観堂(えいかんどう)

【制作時代】平安後期~鎌倉初期
【文化財】重要文化財
【構造】木造 高さ77cm

修行する永観を振り返り、
「永観、おそし」
と声をかけられたという伝説がある。
非常に珍しい、首が横を向いた仏像。実物はかなり小さいです。
「もみじの永観堂」とも言われることから、紅葉シーズン(11月下旬~12月上旬)は大変混雑しますので、仏像だけ観たいという方はその時期ははずしたほうが賢明。

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