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higuchi3003さん

なぜ売却?

総務省は周波数帯を公平に配分する観点からイー・アクセスの完全子会社化を問題視。このため、ソフトバンクは議決権ベースの出資比率を下げる方針を打ち出していた。

総務省が問題視?

総務省は国内携帯電話3位のソフトバンクによる同4位のイー・アクセスの買収をめぐり、これまでの両社への電波の割り当てが再編後も妥当かどうかを調査する

総務省は、ソフトバンクとイー・アクセスの株式交換について、懸念するポイントや今後の対応をまとめた報告書を公開した。

・電波帯の割り当て

3.9世代用の周波数は当初、オークション(入札)方式で割り当てられて、巨額の税外収入をもたらすものと期待されていた。その入札を先送りして、携帯4社に平等に周波数を割り当て規制下の競争を図ろうとした

ソフトバンクは今年3月に900メガヘルツ帯を獲得。そのため、700メガヘルツ帯は6月に、NTTドコモとKDDI、イー・アクセスが分け合った。
 そこでソフトバンクは奇策に出た。イー・アクセスを丸ごと買収することで二つの帯域を手中に収めたのだ。

ソフトバンクがそこまで欲しがるのは、イー・アクセスの使用している周波数帯がiPhone5の使用できる帯域と合致していたからだ。高速通信サービス「LTE」のネットワーク整備でKDDIに対し劣勢に立たされており、イー・アクセスの持つ帯域と基地局が是が非でも必要だった

プラチナバンド審査時の規定に抵触?

M&Aによって、700㎒帯域の周波数をソフトバンクグループが取得できるかどうかという点に抵触しそうなのが、審査基準に盛り込まれていた「申請者が複数申請を行ったり、申請者である法人の役員等、議決権が3分の1以上の出資関係にある者が申請を行っていないこと」という規定

議決権ベースの出資比率を3分の1未満に抑えることで、こうした批判をかわす狙いがあるとみられる

筆頭株主はソフトバンク

売却後も、ソフトバンクはイー社の筆頭株主。ただ、議決権株ベースの出資比率は約33%と3分の1を下回るため、重要事項の決定に関する拒否権を失う

他にも総務省が注目している点がある

・基地局の拡充

周波数免許の取得から「7年後の年度末まで」に行うように義務付けられている「人口カバー率で80%以上」を満たすネットワークの建設資金をソフトバンクグループが調達することができるのか

・誰が株式を保有するか

仮にソフトバンクが1/3未満の議決権になった場合、残りの議決権を誰が保有するのかなど、詳細は別途、総務省へ報告される予定

売却先は、サムスンやスウェーデンのエリクソンなど海外通信機器メーカー、オリックスなど国内リース会社の計10社前後を予定。売却先の各社と協力関係を築き、携帯電話の通信網整備などに生かす考え

米議会が中国の通信機メーカーに安全保障上の懸念を示していることに配慮し、中国の通信機メーカーには売却しない見通し

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