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これではもう食べれない?ファーストフード(ジャンクフード)の悪評の数々

肥満の天敵だということは知っているファーストフードですが、最近の調査や研究結果から病気や様々なリスクを高めてしまう危険性があることがわかってきました。悪評ばかりのこの食べ物はもう口にしないほうがいいのか?

更新日: 2016年05月06日

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同研究では、味覚が認識できなかった子どもは毎日ジュースを飲む習慣があることを指摘しているが、毎日ジュースを飲んでいると味覚がわからなくなるのだろうか。

その他、味覚が認識できなかった子どもたちは、野菜の摂取が少ない、ファストフードなどの加工食品を好むなどという食習慣を持っていたことがわかった。

同教授は、味の濃いものを好むと味覚の低下につながる可能性があり、さらに食事の量が増えたり生活習慣病につながるおそれもあると指摘している。

インターネットの掲示板では「酸味を認識できないってことは (中略)腐ってても臭いが酷くなければ 気付かず食ってしまうってことだよね?」という書き込みがあった。これは、味覚を判断できないことが、生命維持に関わる本能を疎外しているのではないかと指摘したものだ。

関西国際大学の堀尾強 教授によれば、「甘味」はエネルギー源のシグナル、「塩味」はミネラルのシグナル、「酸味」は腐ったものや未熟なもののシグナル、「苦味」は毒のシグナルを感知する役割を持つといい、これらのシグナルから、人は口にしてはいけないものを察知して、危険を回避しているという。

このことから、前述のコメントもあながち間違いではないと言えるかもしれない。

同研究を行った植野教授は、子どもたちの味覚を育てることが必要だと話している。

■ジャンクフードの食べ過ぎに理由

意志が弱いから甘いお菓子や脂っこいジャンクフードを食べ過ぎてしまうと悩んでいるあなた。実はそれは単に意志が弱いだけではなく、脳の自己規制に関わる部位の機能低下によって引き起こされている可能性があります。
問題の部位は背側前立腺と呼ばれ、この機能が低下した人はより高カロリーな食事やジャンクフードを求めるようになることが新たな研究で明らかになりました。

カナダのウォータールー大学のPeter Hall教授らは「continuous theta burst stimulation」と呼ばれる、素早く変動する磁力を用いて微弱な電流を流し、不快感なしに脳の特定部位の活動を引き起こす手法を用いて実験を行いました。
研究者らが被験者の背側前立腺の活動を一時的に左脳の背側前立腺の機能を低下させると、被験者は高カロリーな食べ物への欲求が増大したことを報告したにとどまらず、味覚テストにおいて偽の刺激を与えた時よりも多くジャンクフードを食べるようになりました。

これまで背側前立腺の機能が上昇すると不健康な食事への欲求を減少させることが知られていましたが、逆にその機能が低下することで高カロリー食やジャンクフードへの欲求が増すことがわかったのは初めてです。
Peter Hall教授は自己制御において脳の健康状態が非常に重要であることが示されたと述べています。特にダイエットに関しては、食べ過ぎの誘惑を避ける環境づくりとともに、脳を健康な状態に保つことが大切だとしています。
そのためには適度な運動を行い、お酒を飲み過ぎず、しっかりと睡眠をとる、というのが最善の策とのこと。

もちろん仕事が忙しいとなかなか実行できないことですが、思わず深夜にラーメンや焼き肉を食べたくなったりスナックを丸々空けてしまうのは、仕事のストレスというよりストレスによって脳の自己規制の機能が低下しているため、と考えた方がよいのかもしれません。

■1週間に2回カップ麺を食べる人は注意 カップ麺の恐ろしい事実が判明

一人暮らしをしている人はわかるかもしれませんが、忙しい時ってついカップ麺でご飯を済ませてしまうことってありませんか?

そんなすぐに食べられるカップ麺、知っている人も多いかもしれませんが健康には良くありません。なせならば、今回Baylor Universityが行った研究で、カップ麺の怖い事実が解明されたのです。

アジア人がカップ麺をよく食べるので、Baylor Universityは韓国の国が行っている健康調査を分析しました。そして、言うまでもないですがカップ麺などのファストフードの摂取が多い人には肥満、コレステロールの問題などがあるということがわかりました。

しかし、研究者がカップ麺を食べているという要因だけで分析をし直した結果、なんと1週間に2回カップ麺を食べるとそうでない人に比べて69%も高い確率でメタボになるということがわかったのです。また、女性の場合ホルモンの関係でメタボになる確率が高いということもわかったのです。

ということは、1週間に2回カップ麺を食べている女性はメタボになりやすく太りやすいということなのです。

■ジャンクフードを食べ続けると、健康食を避けるようになる!

オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学の研究チームがマウスを使って行った結果で、研究者らは「頻繁に食べると、ジャンクフードがやめられなくなり、通常の食事を避けるようになるという”負の連鎖”に陥る」と注意を喚起している。

実験では、特定の音を聞くと砂糖水が与えられ、また別の音でチェリーやブドウが与えられることをマウスに学習させた。そしてヘルシーな餌で育てられたマウスは、チェリーやブドウの音に反応し、それらを好んで食べた。

しかしそのヘルシー嗜好だったマウスに2週間ジャンクフードだけを与え、その後に同様の実験をしたところ、行動は前回とまったく逆だった。つまり、チェリーやブドウの音に反応しなくなっていたという。

しかもショッキングなことに、ジャンクフード食をやめてヘルシー食に戻した後もしばらくは、砂糖水の方を好む傾向が続いたという。

つまり、ジャンクフードを食べると食の好みが変わり、ますますジャンクフードを求めるようになるのだという。研究を主導したマーガレット・モリス教授は「脳で起こるこうした反応は動物に共通するもので、今回の実験結果は人間にもあてはまる」と話す。

ジャンクフードを食べれば食べるほど、ヘルシーな食事に見向きもしなくなる。現代が抱えている肥満増加問題の原因の一つといえそうだ。

■肥満の「犯人」はジャンクフード 国連専門家警告

「(肥満の)犯人はジャンクフード」―。国連人権理事会の健康問題に関する特別報告者グローバー氏は11日までに、肥満問題が世界で深刻化している原因は高カロリーで栄養バランスの悪いジャンクフードにあると指摘、対策を急ぐよう各国に促す報告書を公表した。

 報告書によると、肥満か体重超過の状態にある人口は世界で21億人に達し、肥満によって年間少なくとも280万人が死亡しているという。

■ジャンクフードは「たばこより脅威」 国連が警告、規制訴え

国連のデシューター特別報告者(食料問題担当)は20日までに、高カロリーで栄養バランスが悪いジャンクフードなど不健康な食品について「地球規模で、たばこより大きな健康上の脅威となっている」と警告、課税などの規制を急ぐよう各国に促した。

 新興国や発展途上国の経済発展に伴い、肥満が世界的に深刻な問題となっていることを受けた発言。デシューター氏は19日、ジュネーブでの会合で「世界はたばこの規制で団結したように、適切な食事に向けた大胆な枠組み条約に合意する必要がある」と提言した。

さらに「国際社会は深刻な問題となっている肥満や不健康な食事について十分な注意を払っていない」と苦言を呈した。

 デシューター氏は2012年に国連人権理事会に提出した報告書でも、不健康な食品への課税やジャンクフードの広告の取り締まりなどを実施するよう提言していた。

■ジャンクフードを食べ続けると怠け習慣がつく?疲れやすく、座りがちに

米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究者が、生の野菜など未加工の餌と、糖分をたっぷり含んだ栄養価の低い餌を6カ月間マウスに与えて観察したところ、ジャンクフードに似せた餌を食べたグループは当然のことながら体重が増加し、疲れやすくなることがわかった。

また座りがちになり、動作ものろくなることが認められた。実際、ジャンクフード食のマウスは何をするにも”休憩”を多く長くとるようになり、タスクの見返りのご褒美をちらつかせても動こうとしないこともあったという。

さらに、6カ月のジャンクフード食の後、栄養価の高い餌に切り替えてもしばらくは増えた体重は減らず、怠け習慣も抜けなかったという。

つまり、この研究からは、ジャンクフードの食べ過ぎ→肥満→疲れやすくなる→活動的でなくなる→怠け習慣がつく、という構図が浮かび上がる。

常識的な結論と思う人もいるかもしれないが、研究者は「怠け者だから太るのではなく、食事に起因する肥満が怠け習慣の原因となっている」と解説する。

もちろんこの負の連鎖を断ち切るには、ジャンクフードをやめるのが最善の策ということになる。

■砂糖は1日25gまで…炭酸飲料1缶でアウト

世界保健機関(WHO)は5日、砂糖の摂取量について、これまでの上限目標をさらに半分にする新指針案を発表した。
WHOは、砂糖が肥満や虫歯の原因となり、慢性疾患にもつながるとして、2002年に食物から取り込む熱量(カロリー)のうち砂糖の割合を10%以下に抑える目標を設定した。新指針案では、これを5%以下とすることを求めた。これにより成人では、1日に摂取できる砂糖の適量がこれまでの「50グラムまで」から「25グラムまで」に減る。砂糖25グラムは紅茶用スプーン6~7杯。炭酸飲料1缶には砂糖が約40グラム含まれ、軽く超してしまう。

農林水産省の資料によると日本人1人当たりの砂糖消費は1日45グラム程度で、ほぼ半減しないと新指針案を満たせない。WHOは、今月末まで各国政府などの意見を聞いた上で、正式決定したい考えだ。

■ネガティブな気分になると目先の利益を求めてジャンクフードに手が伸びると判明

米国デラウェア大学のメリル・ガードナー准教授らの研究チームは、人間の進化を考えると、その理由が理解できるのではないかと推測した。嫌な気分を味わっているとき、ヒトは「何かがおかしい」とわかっている。そして、先のこと(これからもずっと健康でいたい)よりも目の前のこと(嫌な気分)に焦点を合わせ、この状態に対処しようとする。それが食べ物の選択に影響をおよぼすという考え方だ。

この仮説を実証するため、研究チームはいくつかの実験を行った。まず、地元PTAのボランティア211名、大学生315名を被験者として、ポジティブ/ネガティブな気分にあるとき、ヘルシーな食べ物とジャンクフードのどちらを選ぶ傾向にあるかを調べ、さらに、ポジティブな記事(ある人物が素晴らしい人生を送り、多くの目標を達成した)、あるいはネガティブな記事(ある人物が悲しい人生を送り、目的を達せられなかった)を読むと、食べ物の選び方が変わるかどうか、ポジティブ/ネガティブな気分にあるとき、その人の思考が具体的なメリット(美味しい、楽しい等)と抽象的なメリット(健康、栄養等)のどちらを重視しているかについても調べた。

そしてこれらの実験の結果から、人はポジティブな気分になると物事を長いスパンでとらえ、将来的なメリット(年を取っても元気でいたい)や抽象的なこと(健康、栄養)を重視してヘルシーな食べ物を選び、ネガティブな気分になると物事を短いスパンでとらえ、すぐに得られる具体的な感覚(美味しい、楽しい)を重視してジャンクフードのほうを選ぶ傾向にあるとの結論を導きだした。

こうした関連性がわかれば、対処法も見えてくるわけで、ストレスで甘い物やジャンクフードに手が伸びそうになったら将来的なことを考える、もしそれが難しいなら、「感覚を満たすため、(食べ物に走るのではなく)友達と話しをしたり、好きな音楽を聴いたりするといいでしょう」とガードナー教授は述べている。

■ジャンクフード、中毒性がある?

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