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こんなに違うのか…!ユニークすぎる海外の「税率事情」

消費税増税に伴う低所得者対策として、軽減税率導入の議論が本格化。与党は導入で一致していますが、導入時期や対象品目をめぐり調整が難航しています。軽減税率の特徴と海外事例、課題点をまとめます。

更新日: 2013年01月17日

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Satyriconさん

日本と海外では消費税率が違いますが、その決め方も違います。

海外では日本にはない「軽減税率」があることが特徴なのですが、まずはその説明からはじめて、各国の事例を紹介していきます。

海外では、贅沢品と生活必需品の間で軽減税率を設ける国が多い

▼軽減税率ってなに?

食料品など特定の品目に限って適用される通常より低い消費税率

何を生活必需品にするかは国によって大きく異なる

消費税増税に伴う低所得者対策として、日本でも「軽減税率」の導入を検討しています。

次は各国の事例を紹介します。
「標準税率」とは日本で言う「消費税率」のことです。

▼イギリス

【主な軽減税率項目】
5%:チャイルドシート、住宅リフォーム

0%:食品、水道水、運賃、障害者用器具、書籍、新聞、雑誌

チョコチップがはいってるクッキーは非課税。
チョコレートがかかったクッキーは課税。
ジンジャーマンクッキーに空いている目の穴の数なども関係ある。

チョコ付きとチョコなしで税率が変わるのは、贅沢品と生活必需品の線引がそこにあるからです。

チョコレートの有無で税率が変わる

チョコがついているクッキーは標準税率20%
チョコがついていないクッキーは軽減税率0%

外食か食料品かで税率が異なり、温度で線引がされています。

同じハンバーガーでも冷凍品であれば、食料品とされ消費税がかかりません。

しかし、アイスは冷凍でも贅沢品扱いのため標準税率の20%がかかります。

「気温より高く温められたかどうか」で税率が変わる

ハンバーガーなど温かいテイクアウト商品は標準税率で20%
デリカテッセンなどスーパーの総菜は軽減税率で0%

▼フランス

【主な軽減税率項目】
7%:宿泊、運賃、外食、文化イベント、医薬品、調理済食品

5.5%:食品、水道水、書籍、運賃、住宅工事

2.1%:医薬品(保険適用内)、新聞、雑誌、定期興行(上演140回まで)

トリュフとフォアグラは国産だから軽減税率。
キャビアは全量輸入だから標準税率を採用している。

国産と外国産で税率を分けているんですね。

工業製品であるマーガリンに対し、酪農品であるバターの生産を保護し振興するための産業政策から税率が変わります。

マーガリンは標準税率で19.6%、バターは軽減税率で5.5%

板チョコは家庭で作る料理の材料として使われることが多いので、軽減税率の対象とされています。

またチョコレートのカカオの含有量が50%以上のものは標準税率、50%未満のものは軽減税率の対象となっています。

ぜいたく品か否かで区別していて、チョコレートが高級品だった名残があるからだそう。

チョコレートの質(カカオの含有量など)で税率が変わる

チョコレート菓子は標準税率で19.6%
板チョコと一口サイズのチョコレートは軽減税率で5.5%

▼ドイツ

【主な軽減税率項目】
7%:農産品、水道水、書籍、新聞、運賃、医療器具、文化・スポーツイベント

店内での飲食には食器の片付けなどのサービスが付随することから、標準税率がかかります。
テイクアウトなら軽減税率になります。

しかし、両方の形態で販売している店では細かく区別してないところも多いようです。

どこで食べるかで税率が変わる

ファーストフード店でソーセージのテイクアウトは軽減税率7%
店内で食べると同じソーセージでも標準税率19%

▼カナダ

【主な軽減税率項目】
0%;基本的な食材(ミルク、ブレッド、野菜など)、農産品(穀物、原毛)、処方箋薬、医療機器(補聴器、人口歯)

外食か家で食べるかの違いで税率を区別しています。

カナダでは、「ティムホートンズ」というドーナッツチェーンがマクドナルドの規模を超えて流行っているので、ドーナツの税率にもこだわりがあるようです。

ドーナツの個数で税率が変わる

ドーナツ5個以内は、外食とみなされ標準税率の10%がかかります。
ドーナツ6個以上買うと、その場では食べられないとされ、食料品となり軽減税率0%となります。

▼どの国でも線引が難しい

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このまとめへのコメント3

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  • y_hさん|2013.01.18

    消費税の軽減税率は、まさに大きな社会主義政府、という感じがした。一度、導入すれば社会・経済を大きくゆがめ続けるように思った。

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