1. まとめトップ

【鉄拳制裁】星野監督の指導法はなぜ許されるのか【体罰問題】

元巨人の桑田真澄氏が「体罰は安易な指導」と指摘。一方で、楽天の星野仙一監督の熱血指導(鉄拳制裁)が、過去テレビでよく取り上げられていたのも記憶に残っているのですが。。。星野氏の「鉄拳指導」はなぜ許容されてきたのでしょうか。

更新日: 2018年01月09日

21 お気に入り 109065 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

桑田が「体罰は安易な指導法」と指摘

体罰と星野監督との違いに疑問の声

殴る・蹴るの「熱血指導」で 有名な星野仙一に、どのマスコミも突っ込まないのは、なぜか。

阪神を2003年リーグ優勝に導いた

星野=鉄拳のコワモテが、就任時「やるべきことをやらなかったら私は鬼になります」と駄目押し。「勝ちたいんや!」の言葉で選手を導いた。同名のドリンク剤も発売され、関西地方を中心に全国でヒットした。

中日、阪神の監督だったころ、星野監督が鬼の形相でパンチを振るったことはある。スタンドに「鉄拳制裁」の横断幕が掲げられるなど、ファンにもそれを容認する空気があった。

星野監督の指導法への見方

「自主的な練習ができない人」を切り捨て、残った特に優秀な選手だけを集めることができれば優秀な成績を残すことができるでしょう。しかし、そこからこぼれ落ちた人達を、「体罰を使ってでも引き上げる指導があっても良い」と私は考えています。

事実、中村武志選手はあっという間に正捕手へ駆け上がりました。逆に言えば、中村武志選手はたぐいまれな強い肩、優れた潜在能力はあったけれども、星野監督が来るまでは、自主的な練習ではその才能を開花させることはできなかったわけです。

ある意味、時代の流れというのがあって、星野監督も選手の気質の変化を見ながら指導法を変えて、生き残ってきたという点では優れたリーダーではあるのでしょう。その一方で、体罰が容認されてきた体育会系へのノスタルジーというか、懐古主義のようなものがあって、いわゆる(暴力を含む)強い指導で組織を引っ張るマネジメントを理想としていることに変わりはないようです。

筆者は、星野監督の鉄拳については、「笑って」見てました。「価値観」なんて時代によって変わるものだけど、でも〝わずか〟10年前、20年前には称賛された指導法が、“そんなの間違っている”と鬼の首を取ったように全否定する風潮にも、首を傾げちゃう。

(星野監督は)「昔は、いい兄貴分のつもりで選手たちに接していたが、今はオヤジを飛び越えて年齢的には若い選手のおじいさんの世代だからな」と、ジェネレーションのギャップを監督自身も自覚している。「今の若い連中は、オヤジや先生からゲンコツをもらって育っていないから、そのあたりのことも考えてやらないといかんだろう」と、昭和スタイルを封印することを表明しているのだ。

星野仙一の鉄拳制裁は有名ですが、西本(幸雄)のは鉄拳制裁が日常過ぎるぐらいで選手の間で話題にもならなくなったてな話も残っています。采配も選手をうまくおだててのせていく様なマジシャン的手法とは無縁で、ひたすら自分が鍛え上げた選手を信頼し、真正面からぶち砕くといったものでした。正攻法で勝ち抜くためには必然的に分厚い選手層の鍛錬が必要になり、いったん強くなると長期の黄金時代を招きよせる事が容易になります。

最近はやっていない模様

監督本人を直撃すると、「阪神監督時代(2002-03年)から、やってないわ! もうそんな元気はないよ」と苦笑を浮かべるではないか。

「『体罰だ! いじめだ!』と言うけど、選手なんかは指導者から言われるうちが花やないか。それだけ親身になってくれているということ。このままじゃ指導者はどんどん“事なかれ主義”になっていくぞ。何かあっても『私は関係ありませ~ん』だよ。ただ、死んだら(選手が自殺を選ぶほど体罰をしたら、その指導者は)負けよ。それはアカン!」

過去、「鉄拳指導」が行われた場面

阪神・島野育夫ヘッドコーチ(57)が安芸キャンプで、サインプレー練習でミスしたカツノリ捕手(28)の臀部を観衆3000人の面前で蹴り上げた。

「一番怒られるのは捕手。殴られて『野球やりたくない』って辞めた選手もいる。楽天で餌食になるのは嶋。覚悟をしておいたほうがいい」

ものに当たるなどの事例は健在

帰りの通路でカメラを構えていたカメラマンに「何やってるんじゃ!」と怒号を飛ばし、カメラを叩き落とそうと右の拳を振り下ろした。それでも怒りは収まらず、ドアを思い切り蹴飛ばした。

1 2