大気中のC14と他の同位体(C12やC13)との比率は、ほぼ一定です。

例えば、C14は大気中で二酸化炭素(CO2)となり、光合成により植物に蓄積されています。
植物が生きている間はC14と他の同位体との比率は一定ですが、植物が死ぬとC14が増えることはなくなり、崩壊により減るだけになります。

動物も同様で、植物を食べる草食動物、草食動物を食べる肉食動物も生きている間のC14はほぼ一定ですが、死ぬとC14が減っていきます。

そこで、植物の死体(食べ残しや建材なども)や動物の死体から出るβ線を測定したり、C14と他の同位体との比率を調べたりして、どのくらいの年数がたったかがわかります。

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