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daiba49さん

日本型雇用慣行の最大の「不都合な真実」は、正社員と非正規社員で「同一労働同一賃金」の原則がかんぜんに無視されていることです。給料の格差、解雇の容易さから社宅や住宅手当・家族手当などの福利厚生まで、あらゆる面で非正規は劣悪な労働条件に置かれており、これほど搾取されている労働者は先進国ではまず考えられません。

 労働組合も同じで、彼らが守っているのは「労働者の権利」ではなく「正社員の既得権」です。派遣社員や契約社員の雇い止めが大きな社会問題になったときも労働組合は見て見ぬふりをしていましたが、これも当たり前で、非正規の「人権」を守ると自分たちの既得権が「破壊」されてしまうことを知っているからです。

「働き方先進国」といわれる北欧の雇用制度を視察に来た日本の労働組合関係者が、最初は意気揚々としていても帰国するときには「見なかったことにしよう」になるという話は、北欧在住の日本人研究者のあいだでは広く知られています。世界標準のリベラルな制度には「正社員」は存在せず、自分たちがこれまでバカにしてきた非正規と「平等」になってしまうことがわかったからです。

日本労働組合は世界標準の「同一労働同一賃金」より身分差別社会が大好き

日本の労働運動は、立場の弱い非正規社員を放置して、手厚い既得権を有する正社員の味方ばかりしています。彼らは「飼い殺し」で労働者として終わった人たちからカネをもらい、用心棒として既得権を守る圧力をかけています。http://getnews.jp/archives/516483

労働組合に入っている人は987万人余りで4年連続で減少し、働く人に占める割合を示す「組織率」は
17.7%と、これまでで最も低くなったことが、厚生労働省のまとめで分かりました。

この調査は厚生労働省が毎年行っています。

去年6月末時点の労働組合の数は2万5000余りで、組合員数は987万5000人と前の年に比べて1万7000人減りました。
4年連続の減少となり、働く人に占める割合を示す「組織率」は17.7%で、統計を取り始めた昭和22年以降、最も低くなりました。

主な団体別では、▽「連合」は684万4000人と前の年より5000人増加しましたが、▽「全労連」は82万7000人と
前の年より1万人、▽「全労協」は12万4000人と前の年より1000人それぞれ減少しています。

一方、女性の組合員の数は前の年より1.5%増えて303万4000人、パートで働く組合員は91万4000人と9.2%増加しました。
パート労働者が占める割合は9.3%で、統計を取り始めた平成2年以降、最も高くなりました。

北欧の組合は、会社のリストラには反対せず、リストラされても組合のネットワークを駆使して、次の働き先を見つけてくれると聞きますが、そういったいざというときの収入や働き先の保証をしてくれる組合なら、組合に加入する新しいメリットも生まれてきます。

かつてのように、国と組合の間で、また企業と組合の間で、資本主義か、共産主義かの代理戦争をやっている時代はとっくに終わっています。それに職業も、働き方も、職場のあり方も多様化してきた今日に、ほんとうに働く人々にとって魅力を感じる組合とはなにかをを問い返すことが、組合の進化の早道になるでしょうし、また組合を進化させることこそ連合の社会的な使命ではないかとすら感じます。

「違法」指摘に逆ギレ

 組合は労働環境の改善を図ろうと、会社に三六協定が整備されていないため残業できないことを問いただすと、社長は「仕事があるのに残業をさせるなという組合の方がおかしい」と逆ギレ。全社員の前でTさんの頭を下げさせた。Tさんは「社長は法律やルールを全く気にしない」と嘆く。

 社長の意に逆らえば厳しい制裁が待っている。受付業務を担当するOさんは、駅前で大声を張り上げる研修への参加を断ったため、社長賞10万円の返金を命じられた。昨年末には仕事上のミスを理由に賞与50万円を10分の1にまでカットされた。

若者を使い捨てる企業の増加

 私たちJMIUに寄せられる労働相談の新しい特徴として、4つほどあげられると考えています。

 1つは、ボロ雑巾のように若者が使い捨てられているということです。たとえば今、日産自動車を相手に裁判でたたかっているJMIUの組合員にOさんという若者がいます。彼は日産自動車で派遣労働者として働いていました。重労働のために足腰をやられて立ち上がれないような状況にまでなってしまって、もう我慢しきれなくなって病院に行くと、お医者さんからどうしてこんなにひどくなるまでほったらかしにしていたんだと言われました。会社に連絡をして、彼が労災だと主張した途端に、その日の夜、派遣会社がやってきて、「もう明日から仕事に行かなくていい、日産はもう辞めさせられた」と言うわけです。ただし、労災ではないかと抵抗したこともあって、日産車体という新しい職場を紹介してもらうことができました。

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