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ガンや花粉症も…もう少しで治療薬ができそうな病気

昔では治療の施しようがなかった病気でも、地道に研究が重ねられていて着実に結果が出そうなものがたくさんあります。そういった「希望の光」が見えてきている病気についてまとめてみました。

更新日: 2014年09月30日

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この記事は私がまとめました

c-hisaさん

◇花粉症

江戸時代の昔から、日光街道に有名なスギ並木はありましたが、江戸時代の日本人が花粉症に悩んだとの記録は見られない

花粉症には遺伝的な要因もありますが、生まれてからの生活環境が大きく影響していると考えられています。

ヒトの抗体がスギ花粉を異物であると認識するために必要な部分を、遺伝子組換え技術によって、米の中に作り出しています。この米をマウスに与える動物試験で、くしゃみの回数が4分の1に軽減

スギ花粉は元々は無害ですが、人間の体がそれをウイルスと同じ悪者だと勘違いすることによってくしゃみや鼻水が出てしまいます。

理研と鳥居薬品㈱は2010年3月からスギ花粉症ワクチン開発に向けて共同研究に乗り出した

ちなみに、第一段階の臨床試験を始めるのが今年2013年、市販化は2018年以降、と予定されています。

◇筋ジストロフィー

神経と筋骨格系の機能障害のため、次第に筋力が低下し、筋肉が消耗してゆく

動いたり、食べたり、呼吸する能力が次第に低下して行ってしまう病気です。

約3,500人に1人の割合で発症。3歳から5歳頃から筋力低下は徐々に進み、10歳前後から12歳までには歩行不能となり車椅子での生活。10歳代後半から20歳前後で筋力低下による呼吸不全、心不全が見られるようになり、有効な治療法もなく死に至ります

これでも、栄養状態の改善や抗生物質の投与などによって従来に比べると大幅に延命できるようになったようです。

マウスから幹細胞を採取し、病気の原因遺伝子を完全に修復してから移植して運動機能を長期的に回復させることに、日本とイタリアの共同研究チームが成功

少し難しいですが、「ヒト人工染色体」を遺伝子治療に応用した世界初の成果として注目が集まっています。運動機能が回復すればこれ以上の喜びはないですね。さらに、現在では臨床実験によって、患者の歩行能力が改善されたという結果もあります。

◇ガン

胃がんや大腸がんは、最も早期の段階(Ⅰ期)で治療すれば、5年後の生存率は97%以上。死亡者数が最も多い肺がんであっても早期(Ⅰ期)で治療すれば、5年後の生存率は80%と、がんはいまや決して治らない病気ではない

治療が難しいタイプの乳がんや皮膚がんの一種である悪性黒色腫について、一部の患者で強力な発がん原因になっている変異遺伝子を発見

2007年には同様の方法で新タイプの肺がん遺伝子が発見され、わずか4年で新治療薬が発売された経緯もあるので、今回も期待が持てそうです。

スキルス胃がん……手術をしても術後の5年生存率は10~20パーセントであった。しかし、分子標的治療薬の臨床試験が進んだり、新薬候補となる物質が見出されるなど、「手の施しようがなかった」状況から脱却

スキルス胃がんは胃がんの中でも悪性度が高く、早期の発見が難しいとされています。

ワクチンで先行する米国では、2015年までに10~15品目のワクチンが開発される見込みだ。それらが日本に導入される可能性も

以前に比べると、海外では使われている薬が日本で使えるまでに時間がかかるということはあまりなくなってきたようです。

◇うつ病

ケタミン……投薬後40分から、ケタミン注射群では自殺念慮などのうつ症状において、症状が改善

それまで、双極性うつ病に対する薬物療法で即効性のある抗うつ剤は確立されていませんでした。

食欲やストレスをつかさどる脳内化学物質の神経ペプチドYの分泌が、遺伝的に少ない傾向の人は、うつになるリスクが高い

上記は、うつ病は遺伝するという結果を表しています。ただ、これはうつ病の早期診断や治療にも役立つと期待されています。

インターネットを長時間使う人にうつの兆候が見られやすい

しかし、インターネットがうつを引き起こすのか、うつの人がインターネットに依存しやすいのかは、まだ明らかにはなっていません。

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