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赤ちゃんが指を3本失った医療事故で助産師らを書類送検-自宅出産後の悲劇

3年前に自宅出産で生まれた男の子が低体温症になり、病院で治療を受けた際、大やけどを負い、指を3本失うという事故があった。そしてその出産や治療に関わった助産師ら3人が書類送検された。いったい何があったのか?

更新日: 2013年02月08日

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秋山田さん

自宅で産まれた男の子が低体温症になったうえ、病院で治療を受けた際に足に重いやけどを負って指を切断する事故

事故は3年前に起こった

・想定外の自宅出産

母親は、予定日2カ月前の平成22年4月、助産師が運営する助産院での出産を決めた

5月27日午前3時ごろに陣痛が始まり、同日夜に助産院で受診したが、「あと1日かかる」と診断されていったん帰宅

しかし、28日午前5時、母親は動くことができなくなり、助産師が自宅を訪れた後の午前8時12分に出産。想定外の自宅分娩となった

・しかし産まれた赤ちゃんは呼吸障害になっていた

男児はほとんど産声を上げず、背中をさすっても反応はほとんどなかった

心配する父親に助産師は「大丈夫、大丈夫」と答え、チューブで酸素吸入を続けた

赤ちゃんは胎便を含んだ羊水を吸い込むことで呼吸障害を引き起こす「胎便吸引症候群」に陥っていた

・助産師は救急施設の無い診療所へ自家用車で搬送

「小児科医に診せる」。出産から約1時半後、助産師は父親にこう告げた

助産師は異常分娩の場合、産科・産婦人科や小児科があり、入院設備も備えている提携先の医療機関に乳児を搬送することになっている

しかし、この助産師は提携先の小田原市の病院に男児を運ばず、自家用車で同町の診療所に搬送

医師は呼吸障害があると診断、男児は総合病院に運ばれた

この時すでに、出産から約2時間20分がたっていた

・そしてこの治療を受けた病院でも悲劇が…

その際、研修医らは男児にタオルを巻き、直接温風が当たらないよう注意したが、温風が容器内を対流し、体温を測るために露出していた足などにやけどを負った

結局、6月には壊死(えし)した右足の指2本と左足の指1本を切断せざるを得なかった

この事故で出産を行った助産師、治療にあたった医師合計3人を書類送検

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