最初は元と対立していたクソ森ですが、意外にも優しい男の子のようです。

ゲンが病気の妹・友子のために、アメリカ製の良い薬を買う資金を必死に集めている時、お金儲けのアイデアをゲンに提供したのはクソ森でした。それだけでなく、一緒になって夜まで資金集めを手伝ったり、思うようにお金が集まらず落ち込むゲンを励ましたりと、親身になってゲンを支えました。

結局友子は死んでしまいますが、友子のお葬式にも参加し、悲しみにくれるゲンにハッパをかけて元気を出してもらおうとしました。ゲンを怒らせようとハゲ、ハゲとからかいますが、ゲンからの反応はなく寂しそうにしている様子も見られます。中学生になっても、同級生とケンカをするゲンを心配したり、何かとゲンと行動を共にしています。「方法が変わっても本当の知識や真理は変わらんけえのう、楽しい方法で勉強したほうがいいわい」など、名言と取れる発言もあります。

登場したての頃は白目の描写が多かったクソ森ですが、途中から黒目も描かれる事が多くなり、表情が豊かになっていきます。最初のようないじわるな顔ではなく、田舎の中学生らしい、微笑ましい顔つきになりました。ゲンの発言より、高校に進学する事が明らかになっています。卒業式のあと、帰り道でゲンと二人「青い山脈」を歌い、「あばよ、ゲン」「あばよ、クソ森」とさわやかに分かれています。以後、クソ森は出てきません。

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