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giganyankoさん

週刊少年ジャンプ伝説の編集長 堀江信彦

1979年、集英社に入社。「週刊少年ジャンプ」編集部に配属され、原哲夫、北条司らを担当し、「北斗の拳」「CITY HUNTER」などをヒットさせる。1993年「週刊少年ジャンプ」編集長に就任。635万部という日本の雑誌史上最高部数を記録

・何コマ目の何のセリフが良かったですか?
・学校ではどんな部活が流行ってますか?
といったようにアンケートを細かくとって、人気漫画をドンドン売り出していった

こういった細かいリサーチがジャンプ大ヒットにつながっていたのでしょう

「北斗の拳」(原作・武論尊/作画・原哲夫)はこの堀江信彦が作り出した

神田の古本屋で、手に取ったある中国の医学書
それに書かれていた内容は、間違ったツボを押すと内臓を傷めたり、人の機能が失われるといったもの
「これだ!」
と思って、当時新人の原哲夫先生を呼んで、書かせた漫画が伝説の作品

「当時、ノストラダムスのブームなどがあり、どうも世紀末は危ないぞという雰囲気があったんです。さらに、バブル前夜でしたから、人の心は荒んでいった。そんな中、人間らしい生き方とはどういうものなのか、悩む人も多かったのでしょう。だから、荒野の中で愛を叫ぶ主人公に人気が集まったんだと思いますよ」

北斗の拳大ヒットの要因は「復讐権」

死刑制度は人民が本来持っていた「復讐権」を国家が奪っているとし、仇討ち制度の復活を唱えている呉智英は、本作の面白さは登場人物が復讐権を自在に行使出来る点にあると評している

元ジャンプ編集長 堀江信彦は北斗の拳大ヒットについて

絵のイメージからは分からないでしょうけど、根底にあるのはラブストーリーなんです。だから、あれだけ人気が出た。格闘だけじゃ、そんなに売れませんよ。きちんと感動のクライマックスがあって、一冊の本を読み切ったような満足感だけは確実に盛り込んでいます

マンガ連載というのは、主人公中心に描かないといけないんです
マンガって主人公が出てこないと一気に人気が下がっちゃうから
だから毎週、何だかんだとケンシロウを出さないといけなかった
そうすると、面白いエピソードであっても、捨てざるをえない
ラオウの視点からのストーリーとかね。今回は、その部分があるから、読んだ人にも面白いよ、と言える

「堀江さんご自身はキャラクターでいうと、誰の性格に似ているんでしょうか?」という質問に

「表向きはラオウかな。でも本質的にはケンシロウだね」

『シティーハンター』制作のアドバイス

ある漫画家が完全無欠のハードボイルドのヒーローを描いた漫画を書いたのだが、全然ヒットせず、どうしようかと思って、飲みの席で堀江編集長に相談

その主人公の顔をパッと見て
「こんだけ顔が整ってたら、多分女にモテてスケベだろうし、この鼻筋は、きっとアソコもデカイだろう。そうゆうギャグ漫画に変えていきなさい」
とアドバイス。そのアドバイス通りにギャグ漫画に変えてヒット

ちなみにこの『シティーハンター』の作者 北条司は読みきり『キャッツ♥アイ』でデビュー

「連載が決定した。アパートも用意したから2日後に上京してこい」

読切掲載後の読者アンケートで一桁の順位を獲得。直ぐに連載会議に持ち込まれ満場一致で連載が決定
即日編集部が連絡
その編集部が堀江信彦だった

連絡を受け急いで上京。右も左も分からないまま連載を開始したという

『みどりのマキバオー』(つの丸) ひげ牧場のオーナー・堀江信彦として漫画作品にも登場

ちなみに「みどりのマキバオー」作中においてひげ牧場は倒産している。倒産の原因は「ヒゲユウユウ、ヒゲスラム、ヒゲドラゴン」といった重賞馬が引退の後、後継となる馬が育たなかった事とされ、現実における編集長更迭の事実をなぞったかのような描写となっている

「努力・友情・勝利はいつの世も不変」

コアミックス代表取締役社長 を務めているといいます

少年たちとずっといっしょに仕事をしてきてつくづく思うのは、本質は変わらないということ。子供はいつだって生き方の情報を欲しがってる。そして、面白いことがいつだって大好き。
大人にとって子供がわからなくなるのは、子供がいる場所がわからないからですよ

いままでいると思ってたマンガや雑誌の場所に今の子供はいない。
それは子供の遊び方が変わっただけ。どこで遊んでいるか、彼の居場所がわかればかれらの求めるものがはっきりわかる

出典堀江信彦

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