―2人の将棋を見てどう感じましたか。

島 いろいろな意味でスケールが違うっていうことを痛感しました。勝利を求めているようで将棋の本質を求めている。未来の将棋を先取りしていたという感じはしました。スピードボールに慣れてしまったので、研究会を始めてから公式戦がすごく楽になりました。当時六段で、自分としては最終目標の位置で満足していたんですが、それからより高い位置を目指す気持ちが出てきました。これからは進んでいる後輩の優れた人の将棋をいろいろ勉強しなければ駄目だと感じました。テクニックでは彼らより上回っていたかもしれないですが、スピードでは敵わないなと実感しました。
(中略)
島 島研のメンバーに入ってもらうように羽生さんに声をかけて頂いたのは佐藤さんと森内さんだったと思います。
佐藤 いや、島さんでしょう。
羽生 ええ、それしかないという気もするんですけど(笑)。でも、正確には覚えていないですね。
島 いずれにしろ、そろそろ研究会のスタイルを変えてみようということで羽生さんにお願いしたんですね。
森内 4人体制になったのは昭和62年頃ですね。

出典将棋世界2002年8月号『伝説の「島研」同窓会』

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