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【国内小説】新刊ブックリスト(2013年1月)――Twitter文学賞用まとめ

2013年1月に出版された国内の小説リストです。手探りで作ったので抜け落ちとか、いろいろあるかもしれません。これが抜けてるだろバカヤロウってのがあったら、僕に聞こえないとこでつぶやいてないで、教えてください。@LongSea

更新日: 2014年01月11日

長瀬海さん

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小野正嗣『獅子渡り鼻』(講談社)

か弱き者の上に、光は降りそそぐ。入り江と山に囲まれた土地で、10歳の少年が見出した「希望」の物語。芥川賞候補作。

辻原登『冬の旅』(集英社)

2008年6月8日午前9時。緒方隆雄、滋賀刑務所を出所。罪状は強盗致死。ドミノ倒しのように不運が続き、すべてを失った男が歩き出す。21世紀の日本に刻む、現代文学の到達点。

椎名誠『三匹のかいじゅう』(集英社)

出産のためアメリカから帰国した息子・岳ファミリー。風太、海、新顔の琉太、孫たちとの毎日に「じいじい」は大忙しだ。そして、3月の大震災。家族たちの決断は……。

桜木紫乃『ホテルローヤル』(集英社)

恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた女性店員、「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻、舅との同居で夫と肌を合わせる時間がない専業主婦、親に家出された女子高生と、妻の浮気に耐える高校教師、働かない十歳年下の夫を持つホテルの清掃係の女性、ホテル経営者も複雑な事情を抱え…。

海堂尊『輝天炎上』(角川書店)

桜宮市の終末医療を担っていた碧翠院桜宮病院の炎上事件から1年後。東城大学医学生・天馬大吉は学校の課題で「日本の死因究明制度」を調査することに。同級生の冷泉と関係者への取材を重ねるうちに、制度自体の矛盾に気づき始める。そして、碧翠院の跡地にAiセンターが設立され、センター長に不定愁訴外来の田口医師が任命されたことを知る。時を同じくして、碧翠院を経営していた桜宮一族の生き残りが活動を開始する。東城大への復讐を果たすために―。

新藤卓広『秘密結社にご注意を』(宝島社)

会社をクビになった青野が再就職したのは…なんと、秘密結社!?業務内容は、ボスからメールで下される指令を実行するのみ。ストーカー事件、誘拐事件、空き巣事件。それぞれの事件がひとつにつながり、そして―。選考委員絶賛のユーモア・ミステリー。第11回『このミス』大賞優秀賞受賞作。

丸山健二『我、涙してうずくまり』(岩波書店)

存在の悲しみに膝を屈し孤絶と諦念に生きる中年の「私」。その静かすぎる日常に不思議な裂け目となって襲いかかるさまざまな死。死を生きるかのような「私」と死してなお響く彼らの声。生者と死者の交錯の果てに待ち受けていた奇跡は「私」を再生へと導くか―。独自の小説世界を疾走する作家が満を持して放つ書き下ろし中篇連作。

篠田節子『ブラックボックス』(朝日新聞出版)

食卓の向こう側で進行する食と環境の崩壊連鎖をあぶり出す、渾身の大型長編サスペンス。『週刊朝日』連載の単行本化。

川上健一『月の魔法』(角川書店)

小学校五年生の昇治は一人で小笠原島行きの船に乗った。父親が自殺し、母親に恋人ができたのだ。孤独を抱えた少年を待っていたのは、エーブという恰好いい老人だった。やがて暗い目をした少女・加絵と出会い……。

穂坂邦夫『Xノートを追え! 中央集権システムを解体せよ』(朝日新聞出版)

行方不明の機密文書をめぐり国と地方の熾烈な攻防が始まった。国と地方の「本当の関係」と「お金の流れ」を小説仕立てで暴く。

小嵐九八郎『天のお父っとなぜに見捨てる』(河出書房新社 )

イエスを売ったのはユダだったのか。壮大な構想力で歴史の暗黒にふみこんで新しいイエス像をつくりだし、聖書を書き換える渾身の巨編。

森達也『虚実亭日乗』(紀伊國屋出版)

異文化の境界で、憎悪の連鎖する世界で、生死の淵で、異国の女子トイレで…逡巡し、葛藤し、煩悶する日々を私小説風に描き、フェイクドキュメンタリーを活字で試みる意欲作。

松本侑子『神と語って夢ならず』(光文社)

パリ・コミューンより4年も早く行われた、わずか81日間の三権分立自治“隠岐騒動”を、首謀者・井上甃介の視点で描く。

相場英雄『血の轍 』(幻冬舎)

妻の不倫現場を凝視させられながら、公安捜査員として鍛えられる男。公安部の差し金によって最愛の娘を失った恨みを胸に、刑事部に生きる男。二人は所轄時代の盟友だった。「元警官殺し事件」。警視庁上層部をも巻き込む大事件を巡り、二人は再び相まみえる―。

海堂尊『輝天炎上』(角川書店)

碧翠院桜宮病院の全焼事件から1年後。東城大学の医大生・天馬大吉はゼミの課題で「日本の死因究明制度」を調べることに。取材を重ねるうち、制度の矛盾に気づき始める。その頃、桜宮一族の生き残りが活動を始め…。

中江有里『ティンホイッスル』(角川書店)

「初めてあの音を聞いた時、触れたことのない場所に触れられたようだった――」。情熱を失ったマネジャー、復活に賭ける女優と、舞台に招かれる元女優。三人の「運と運命」をわけるものはなにか? 入魂の長編小説!!

乃南アサ『いちばん長い夜に』(新潮社)

刑務所で知合った芭子と綾香は、下町で隠れるように暮してきたが、震災によって大きな変化が訪れて……。NHKドラマ化シリーズ完結。

舞城王太郎『キミトピア』(新潮社)

僕とキミはなぜ離れるの?私とアナタはなぜ壊れるの?――でも信じよう、二人だけのこの世界を。書下し300枚を加えた小説集。

大沢在昌『冬芽の人』(新潮社)

彼を守れるのは、私だけ――元女性刑事の孤独な闘いを描く極上エンターテインメント!

江國香織『ちょうちんそで』(新潮社)

取り戻そうと思えば、いつでも取り返せる―雛子の謎が解かれるとき、伝えられる人生の秘密。切なさと歓びが暗闇から掬い上げられる、全く新しい長編。

湊かなえ『望郷』(文藝春秋)

島に生まれ育った人々の、島を愛し島を憎む複雑な心模様が生み出すさまざまな事件。推協賞短編部門受賞作「海の星」ほか傑作全6編。

新堂冬樹『別れさせ屋の恋 パルフェタムール』(ポプラ社)

実在するプロの色事師「別れさせ屋」。誰をも口説き落としてきた主人公・俊が、ターゲット・栞に惹かれていく。互いの過去が交錯する衝撃の結末。

葉室麟『おもかげ橋』(幻冬舎)

武士とは命懸けで人を信じるもの――。
三人の男女の儘ならぬ人生を哀歓豊かに描く、傑作時代小説! !
宿縁で結ばれた三人の男女、一生に一度の純恋の結末とは?

山田悠介『奥の奥の森の奥に、いる。』(幻冬舎)

僕の中の悪魔が、ついに発症した。悪魔牧場から逃げ出せ!
15歳にして哀しき運命を背負わされた、少年少女の恋、友情、悲劇。

神永学『イノセントブルー 記憶の旅人』(集英社)

海辺のペンションに偶然引き寄せられた人々。彼らはみな心に痛みを抱えていた。その中の一人、才谷という不思議な男には「前世」を見せられる力があった。複雑に絡む因縁はほどけるのか

井上荒野『それを愛とまちがえるから』(中央公論新社)

振り返ってくれない夫への妻の不満、妻の心が読めない夫の不安。男と女が心ならずも織りなしてしまう、止むに止まれぬ人間模様。

佐藤雅美『へこたれない人 物書同心居眠り紋蔵』( 講談社)

思わぬ身内の不幸で剣持忠三郎と改めた文吉。周囲に夢見る夢之助やらへこたれない人やらが蠢いて……。厄介事、依然続々の紋蔵。

五十嵐貴久『こちら弁天通りラッキーロード商店街』(光文社)

借金から逃れるため、全てを捨てた主人公が、ある町で寺の住職と間違えられ……。読めば元気になる、ハートフル・コメディ。

阿刀田高『源氏物語を知っていますか』(新潮社)

“日本人の必須教養なのに挫折者続出の「源氏」をあなたの代りに読みました。”軽妙な語りとユーモアで物語を再現。古典征服の最終兵器。

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