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これぞ仮面夫婦!?いろいろと都合がいいという家庭内別居が増加中

平成24年の離婚者数は約23万5千件と、平成10年以来、13年ぶりに25万件(50万人)を割り込んだようですが、婚姻数も減ったという理由の他に離婚予備軍でもある家庭内別居が増えたことも理由のひとつのようです。

更新日: 2017年01月27日

egawomsieteさん

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■家庭内別居とは

家庭内別居とは、別名家庭内離婚とも呼ばれます。心は完全に離れてしまっていて夫婦としては破綻している関係なのに、離婚もせずに一緒に暮らしているカップルの事を家庭内別居と表現するのです。単なる同居人状態になった相手とずるずる過ごしているような状態ですね。
 もしくは一応婚姻関係にあった相手を他人のように扱えなくて、どうすればいいのか考えるのも面倒くさくて、何食わぬ顔で同居しているというケースもあるでしょう。正直離婚をするにはパワーが要ります。なんとなくでも一緒にいればその余計なパワーを使わなくてもいいので、ついずるずるこのような関係におちいりがちです。

片方が離婚をしたいと望んでいても、もう片方が離婚を望まなかった場合は、裁判になってしまいます。たとえばあなたが相手に不満があるからといって、一方的に家を出てしまうと、同居を解消した張本人として不利な立場になってしまいます。婚姻関係にあるものは、同居する義務があるからです。

 この家庭内別居、家庭内離婚状態から本当の離婚に踏み出すまでには勇気とパワーが要ります。相手になにか一緒に住むことが出来ないくらいの理由があればいいのですが、そうでないたとえば『性格があわない』などの理由ではずるずるしてしまう事が多いようです。決断する日が来る事をお互い知っておかなくてはならないでしょう。

■夫の定年後に増幅する妻の「殺意」、妻に依存し「幸せ」だと語る夫の陰で…有力な解決法は「家庭内別居」?

最近、患者さんから「妻の殺気が強く怖い」「寝ている間に殺されるのではないかと日々怯えている」という相談がある。

 一方、定年後の夫との暮らす妻は「ポックリいってくれないかな?」などの夫の早死を望む声を聞く。

そんな恐ろしいレポートをまとめて昨年に話題になったのが、「夫に死んでほしい妻たち」(小林美希著 朝日新書)である。この本は、家事や育児における“妻の理想”と“夫の貢献認識”の差を指摘。怒りをため込んだ妻が抱く最後の希望は夫の死という衝撃のルポルタージュだ。

 少し話は変わるが、数年前には後妻に入っては次々と夫を殺害し、そのたびに多額の保険金を受け取るという世の熟年男性を震撼させる事件が起こった。奇妙なことに、殺された人な中には死亡の直前に「今は幸せだ」と語っている。まさに被害者は幸せの真っ只中で命を奪われたようだ。

講演会では、「自分のお茶や食事を自身で用意しないと妻に殺される恐れがありますよ!」と自炊を勧めていたのだが、今や同居すら危ない例が増えてきた。

 女性は滅多なことでは凶行に及ばないというのが私の持論であったが、その確信も揺らぐ事件が最近立て続けに起こっている。昨年末には61歳の妻が72歳の夫を刺殺した事件があったばかりだ。

 厚生労働省 「離婚に関する統計」の概況によると熟年期の離婚は40年前の約5%に比べて現在は約17%まで増えている。約6組に1組が離婚している勘定だ。

 我が家は大丈夫と思うのは甘い。離婚まで至ったのが2割なら、その2~3倍の予備軍があるだろう。私の経験では、仲の良い夫婦は2~3割しかいないように思える。

熟年離婚ができるということは別れても何とか経済的にやっていけるということだ。裕福な生活を捨てて古いアパートに移り、パートと年金でどうにか生活している人もいる。今まで仕事をしてこなかった主婦の中には一人ではとてもやっていけないと思って我慢している人もいるだろうし、夫が頑として離婚に応じない場合もある。

 ストレスで心身ともにズタズタになったときには、そこから離れるというのが一般的な対処方だ。学校に行くと頭痛やめまいがするとかいじめに会うとかいう場合は不登校という手段もある。夫婦関係がこじれて心身ともに疲れ果てたら、別居や離婚という方法はあるが、その最大の障害は経済的問題である。

凶行に及んだ妻の責任は重いが、そのような行動に至るには離婚を強く希望していたのになかなか応じないとか、経済的に追い込まれたなどいろいろと訳がありそうだ。夫が妻に強く依存しすぎると、このような悲劇が繰り返されるだろう。

 ある定年向けの講演会で、初老の男性から「家庭内別居状態ですが改善する方法はありますか?」と尋ねられた。「家庭内別居は熟年期夫婦の一つの解決策です。お互いに自立していなかったら家庭内別居は成り立ちません。さすがに重病の時や突然死亡した時などはすぐに発見してもらえるので、大きな問題はないと思います」が私の答えである。妻の殺気を感じても、諸事情で離婚出来ないときは家庭内別居も一つの方法だ。

■家庭内別居を選ぶのは子供のため?

多くの夫婦が一度は考えたことがあるという離婚。しかしいざとなると世間体も気になるし、子供がいれば教育費や養育費だって山ほどかかる。まして専業主婦ならば、まず仕事を見つけないとならない。

 そこで思うのは、離婚はしたくない、でも夫とは一緒にいたくない、ということ。そこまで行かずとも、すきま風吹く夫婦関係にあって、せめてストレスなく穏便な生活を送ることができたら、どんなにいいだろう…と願う人は多いのでは。

・新しい夫婦の形として家庭内別居がクローズアップされている

夫婦問題研究家の岡野あつこさん
「うちにくる離婚相談件数は毎月100件以上にのぼりますが、そのうち家庭内別居を選ぶ人が2割程度。日常のなかで積もり積もった不満が爆発して、“もう顔も見たくない”となったときに、以前なら別居や即離婚を選んでいた人が、家庭内別居で踏みとどまるケースが増えています。

多くは経済的な理由や、子供のことがあって離婚できず、しかたなく家庭内別居を始めるわけですが、うまくやっているかたは、夫と話し合ってルールを決めて、ストレスなく平和な生活を送っていらっしゃいます。なかには、距離をとった結果、お互いを気遣うようになり、夫婦仲がよくなるかたまでいらっしゃいますよ」

■「別居」は、「離婚」への危険黄色信号である

別居したことで、夫婦間の距離を置いたことで、お互いを冷静に見れ、そして冷静にお互いの必要性や愛情を感じ、これからの人生や子供の成長を考え、その結果、ゆくゆくまた、元通りの幸せな夫婦関係に戻れた、という事例は、実は大変少ない。

別居は、互いが離婚に納得するまでの、離婚準備期間と捉えたほうが賢明でしょう。夫婦の問題をどんなに話し合っても解決できず、一方的、若しくは、双方が諦めモードに入り、それでも離婚は時期尚早だからということで、とりあえず別居するのです。
別居も離婚も望んでいない、これから先、今の夫婦で人生を共に歩んできたいと考えている方は、別居を認めたらいけません。

■別居が増えている背景に生活費がもらえる「婚姻費用」が

『婚姻費用』とは、夫婦が生活するうえで必要なお金のこと。民法では夫婦は同じ生活レベルを維持するために必要な生活費を分配することが義務づけられており、婚姻関係が続いている以上、別居時でも同じ。別居の理由にかかわらず、収入の高いほうが低い相手に支払うことと定められている。婚姻費用として請求できるのは配偶者の衣食住に関する費用、子供の養育費(20才未満の子供の人数分)、娯楽費、交際費などだ。

「婚姻費用は夫婦の収入に応じて金額が決まります。夫婦間の収入に大きな差がある場合は、月10万円以上をもらうこともできます」(前出・加納さん)

 これは収入に少しでも差があればOK。フルタイムで働く妻の年収が500万円前後あり、通常の生活で困ることがなくても、夫の年収が妻の収入を超えていれば妻は婚姻費用を請求することができる。

「離婚をすれば妻が月々もらえるのは子供の養育費だけですが、婚姻費用なら子供+妻自身の生活費や娯楽費までもらえるのです」(前出・加納さん)

婚姻費用は未成年の子供がいない場合も請求できる。夫700万円、妻200万円の場合で金額は月6万~8万円。熟年離婚の場合、子供が成人していれば養育費はもらえないが、別居なら妻の生活費は請求し続けることができる。

■もし家庭内別居を始めるなら…

方法といっても家庭内ですから、同じ場所には住んでいるわけです。だとすると方法は限られてきます。方法というよりはむしろ段階と言った方がいいかもしれません。どれだけ相手を嫌っているか、というレベルによって変わってきます。

一番軽いのは、お互いに口をきかないというレベルでしょう。一緒に生活していて会話がないのはよくある話で、それが信頼故なのか、それともお互いに無関心なのかはそれぞれです。家庭内別居の場合は無関心というか、お互いに壁を作ってできるだけ関わり合いにならないようにしていることになります。それでも一緒に食事をして、一緒にテレビを見たりしているのなら、まだ救いはあります。

それが進むと、お互いを避けるようになります。顔も見たくないという奴で、わざわざ時間をずらして食事したり、片方が寝てからもう一方が帰宅したりします。これでもまだましで、家庭内別居が本当にひどくなると互いの存在を無視するようになります。食事は別々に作り、風呂や寝室でも会わないように動き、まるで他人が同居しているかのような、いや他人ならまだ挨拶くらいするでしょうが、それもなくなってしまった場合です。

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時事系のメルマガを08年から配信と(平日刊)。他に競馬(週3回)のメルマガを配信しています。他では自閉症の息子関連ブログなど

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