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ドバイへのステップレースに!17年中山記念 レース情報

今やドバイへの有力ステップレースとしてG1級が揃う中山記念。そのせいか人気サイドの決着が増えていますが、中山開催だけに人気薄も当然激走するレースです。

更新日: 2017年02月26日

egawomsieteさん

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■レース展望

ドバイへのステップレースとなりつつあるせいか、G1レベルの馬の出走が年を追うごとに増えている中山記念。さらに今年は産経大阪杯のG1昇格もあり、ますます出そう馬のレベルが上がりそうです。
ただ、あくまでステップレースなのか?ここが勝負がかりなのか?というレースの使い方を見極めるのがポイントになりそうです。

今年の人気の中心は昨年ドゥナメンテの2、3着となった7アンビシャスと4リアルスティールでしょうか。

 前走天皇賞秋4着からの休養明けとなる7アンビシャスは、昨年も同5着以来のレースで、ドゥラメンテを前に見て、最後はクビ差まで詰め寄るなどインパクトが強い内容、そして次走産経逢坂杯を勝利。
その後は期待されている分、結果は少々物足りませんが、脚質から中山は合っており、今年こそG1へと弾みをつけたいところ。

 昨年、同レース3着後次走ドバイを制した4リアルスティール。昨年の中山記念は菊花賞以来ながら好位から正攻法の競馬で最後差されたわけですが、ドゥナメンテより2キロ軽かったわけですから完敗の域。
それがドバイでG1を勝ち、天皇賞秋も2着なのですから外国人騎手なら力を発揮するということ?そういった意味でムーア騎手が乗れず出番が回ってきた戸崎騎手にとってはフェブラリーSに続き結果を出したいところ。

昨年の香港以来となる9ロゴタイプと10ヌーヴォレコルトはともに復調気配。G1でも好走しており、中山は得意なだけに侮れず。

 昨年札幌記念でモーリスを破り脚光を浴びた1ネオリアリズムは、それがフロックではないことを示すかのごとくマイルCSでは直線不利になりながらも3着、前走香港マイルでは9着に敗れたものの、着差は0.6秒差ですから悲観する内容ではなし。小回りの中山はzょう件が合いそうで、1番枠で好調デムーロ騎手は怖い存在。

 同じく中山金杯を勝って好調な8ツクバアズマオーは日経賞ではなくこちらを選択。得意の中山なら距離短縮もこの相手でも大崩はないか。

 秋華賞1着以来となる3ヴィブロスはこの相手にどこまで。

■過去10年の傾向から

☆人気 1番人気は【3・0・1・6】。2番人気も3勝と互角。

 ☆前走 勝ち馬6頭までがG1を走っていた。9着以下からの逆襲Vはない。

 ☆年齢 4、5歳が各3勝で、目下4歳が連勝中。

 結論 ◎ヴィブロス ○アンビシャス ▲リアルスティール

■穴馬データ

・騎手は関東所属が優勢

・性別は牡馬のみ

・年齢は6~8歳馬に注目

・馬体重は464-538kgと重量馬が有利

・前走着順は7~16着馬に注目

・前走のレースはオープン特別、G3、G2戦出走組が優勢

・前走の距離は1400~2000m戦出走馬

・重賞で勝利した実績のある馬に注目

マイネルミラノ
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各条件に合致する穴馬。他の実績馬と比較して56kgは有利、内枠から先行して粘り込みが期待できる。

ロゴタイプ
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こちらも各条件に合致する穴馬。安田記念でモーリスを破った実績は侮れない。重賞3勝の中山コースもプラスだ。

■アンビシャス 連対100%頼もしルメールに託す

天皇賞・秋(4着)以来のアンビシャスは昨年と同様、今年からG1に昇格する大阪杯(4月2日、阪神)に向かう。

 音無師は「ひと叩きした方がいいのはいいが、放牧から太って帰ってくる馬でもないし仕上げやすい。明日(の最終追い)は併せてしっかりやる。最後の仕上げが大事」と力を込める。

 今回は【3・2・0・0】と好相性のルメールとのコンビで「難しいところのある馬だけど、一番上手に乗ってくれるので」と名手に託した。

■前倒しで参戦!現役屈指の中山巧者ツクバアズマオー

6歳馬ツクバアズマオーは年初の中山金杯を制して重賞ウイナーの仲間入り。日経賞(3月25日、中山)で始動プランもあったが前倒しで参戦してきた。中山芝【5・2・2・4】と現役屈指の中山巧者だ。

 尾形充師は「最近は2000メートル以上を使ってきたので1800メートルに対応できれば。心身ともに充実してきたし、中山は走る。状態も良く、相手は強くなるけど楽しみ」と重賞連覇に照準。

■17年出走馬情報

昨年、大本命のドゥラメンテをめぐって接戦の戦いをした2、3着馬が出走する。2着だったアンビシャス(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)は、天皇賞・秋4着以来だが、昨年も同5着以来のレースだった。ドゥラメンテを前に見て、最後はクビ差まで詰め寄った内容は勝ち馬をしのぐほどのインパクト。その後は産経大阪杯でキタサンブラックを競り落としている。宝塚記念こそ16着に大敗したが、毎日王冠2着で天皇賞・秋4着と、一線級を相手に互角の勝負をしてきた。切れるイメージなので東京向きと思われがちだが、意外と使える脚は短いようで、むしろ中山のように直線が短く坂のあるコースの方が合っている。今年は勝ってGI制覇へ弾みをつけたいところだ。

昨年3着のリアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎、牡5歳)はアンビシャスと半馬身差。好位から正攻法の競馬で最後に差されたが、この馬も菊花賞以来の休み明けだった。続くドバイターフを勝ってGI馬の仲間入りを果たしたが、安田記念では11着に大敗。秋は天皇賞で2着だったが、ジャパンCで5着と敗れており、やはりベストは1800~2000メートルだろう。当初はライアン・ムーア騎手の騎乗が予定されていたが、同騎手が豪州での騎乗を優先したことから、戸崎圭太騎手とのコンビで挑むことになった。

一昨年、最内を突いて牡馬を一蹴したヌーヴォレコルト(美浦・斎藤誠厩舎、牝6歳)。その後は米GIIIレッドカーペットハンデこそ制したものの、これはメンバーのレベルが低かったこともあり、いわば勝って当然でもあった。それでも、なかなか勝ち切れないながら、常に上位争いには加わっている。昨年も産経大阪杯は6着だったが、札幌記念4着など、牡馬相手でも堅実さは発揮。強豪牡馬相手で6歳を迎えたが、得意の中山ならひと泡吹かせる場面も。

 札幌記念で同厩舎のモーリスを破り、一躍スターダムにのし上がったネオリアリズム(美浦・堀宣行厩舎、牡6歳)。マイルチャンピオンシップでもゴール前で不利がありながら3着と、充実期に入ってきた印象だ。香港マイルでは9着に敗れたが、着差は0秒6にすぎず、初の海外遠征を考えれば大敗とまではいえない。切れ味勝負になると厳しいだけに、小回り中山で先行力を生かせば活路が開ける。

秋華賞を勝ったヴィブロス(栗東・友道康夫厩舎、牝4歳)もこのレースで復帰する。休養期間が長かったのは、予定どおり。410キロ台の小柄な牝馬なので、成長を促すという意味では有意義な休養になったはずだ。実際、陣営では「ふた回り大きくなった」(友道調教師)と充実ぶりを認めている。中山でも昨年の紫苑S2着という実績があり、最強世代の呼び声すらある4歳世代からは唯一の挑戦。一線級の牡馬が相手でも、ドバイ遠征を控える身だけに好勝負が期待される。

 4年連続出走となるロゴタイプ(美浦・田中剛厩舎、牡7歳)は、昨年こそ7着だったが、その前の2回は3、2着。そもそも朝日杯フューチュリティSとフジテレビ賞スプリングS、皐月賞を勝っていて、中山金杯とダービー卿チャレンジT2着など、中山は最も得意なコースといえる。香港マイルではネオリアリズムに先着しての5着。年齢的な衰えは感じられない。

ディセンバーS、中山金杯と連勝中のツクバアズマオー(美浦・尾形充弘厩舎、牡6歳)は、産経賞オールカマーでゴールドアクターと0秒2差の3着という実績もある。充実著しい現状で、得意の中山。今ならGI級の強敵が相手でも互角に戦えるはずだ。

 ほかでは、重賞初挑戦ながら心身の成長ぶりが際立っている中山4戦3勝のサクラアンプルール(美浦・金成貴史厩舎、牡6歳)にも注意しておきたい。キングカメハメハ×サンデーサイレンスの配合で、兄にサクラメガワンダー(重賞4勝)、伯父にサクラチトセオー(天皇賞・秋)、伯母にサクラキャンドル(エリザベス女王杯)がいる芝向きの一族。ここに来て体が増えて戦績も急上昇しており、手の内に入れている横山典弘騎手とのコンビだけに目が離せない。

■【中山記念】古馬一線級が集結!ドバイターフ連覇へスティール始動

春競馬本番。中央競馬は今週から中山、阪神に舞台を移して行われる。中山メインの「第91回中山記念」は古馬A級馬が集結。昨秋の天皇賞2着馬リアルスティールが満を持して始動する。次走予定のドバイターフ連覇を懸け、適距離のここは負けられない。

 昨秋天皇賞4着以来のアンビシャスはG1昇格の大阪杯を見据えて始動。G1・3勝の中山巧者ロゴタイプ、6歳を迎えた14年オークス馬ヌーヴォレコルト、昨秋の秋華賞を制したヴィブロス、中山金杯で重賞初制覇を飾ったツクバアズマオーなど話題満載で目が離せない。

■ドゥラメンテ復活V!ミルコ鳥肌「凄い、凄過ぎる!」

中山のウイナーズサークルを包むG1レースのような大歓声。その真ん中でM・デムーロが満足そうな笑みを浮かべている。「かなり強い競馬でした。休んでいる間に体も心も大人になった」と語ると、「ドゥラメンテは凄い、凄過ぎる!」と、鳥肌が立つような乗り心地に酔いしれた。

昨年のダービー優勝後の両前肢剥離骨折で9カ月ぶりとなる復帰戦。ブランク明けでも2冠馬のストライドは健在だった。中団から徐々にポジションを上げた直線入り口、手前(軸脚)を右から左へ替えた途端、すさまじい脚取りで先行馬をのみ込んだ。抵抗する隙も与えない末脚。ゴール前では気を抜いてアンビシャスに首差まで迫られたが、脚色にはなお余裕があった。

 「ゴール前は物見して少しだけ危なかったね。でも、3歳春より乗りやすくなった。成長したんだね。馬体重18キロ増?太いとは感じなかった。背が伸びて体が大きくなったんだ」と振り返ったデムーロ。「1800メートルは短いと思っていたが、心配なかった。距離を考えてスタートから出していったが、いいポジションを取ってすぐに折り合えた。とても賢い」。昨年の皐月賞以来2度目の右回り。皐月賞では4コーナーで手前を替えずに大外まで膨れ、同騎手に騎乗停止のペナルティーが科されたが「気を付けて乗ったし、問題なかった」と続けた。

「9カ月ぶりで心配でしたが、ひと安心です」。単勝2・1倍の圧倒的な支持に応える勝利に所有するサンデーレーシング・吉田俊介社長も胸をなで下ろす。「同世代としか競馬をやっていなかったが、古馬相手にも結果を出してくれた」と語ると、「日本代表として世界に行かねばならない馬。責任重大です」と続けた。すでに今秋の凱旋門挑戦を表明しており、招待を受けたドバイ・シーマクラシック(3月26日、メイダン競馬場芝2410メートル)の出否も今週中に決定する。「世界のどこに行っても通用する馬」。デムーロの手のひらには進化する2冠馬の感触が残った。

■やっぱり強い! ドゥラメンテ快勝!

28日の中山11Rで行われた第90回中山記念(4歳上オープン、GII、芝1800メートル、11頭立て、1着賞金=6200万円)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の1番人気ドゥラメンテ(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎)が早め先頭から押し切って快勝。9カ月ぶりの実戦を制して実力を誇示した。タイムは1分45秒9(良)。

人も馬も、ただただすごい。GIかと思えるほど中山に詰めかけた多くのファンから、興奮と感嘆と歓喜が入り交じった大歓声が上がる。昨年の最優秀3歳牡馬ドゥラメンテが5番手追走から早めに抜け出してそのまま押し切る快勝。57キロも休み明けも克服してのVとなった。また、騎乗したミルコ・デムーロ騎手は京都記念(サトノクラウン)、京都牝馬S(クイーンズリング)、フェブラリーS(モーニン)、アーリントンC(レインボーライン)に続いて開催日5日間連続の重賞勝ちという新記録を達成。さらにJRA通算500勝というメモリアルVも成し遂げ、記録づくめの勝利となった。

レースは外からカオスモスが先手を取り、ラストインパクトがじわっと2番手に上がる。マイネルラクリマとロゴタイプが3番手を併走し、やや離れた5番手に注目のドゥラメンテがつけた。リアルスティールはその後ろで6番手。イスラボニータはそのさらに後ろからの競馬となった。4コーナー手前でドゥラメンテが進出を開始すると場内がドッと沸く。勢いに乗ったドゥラメンテは、早々と前をかわして直線半ばで先頭に立ち後続を突き放す。ゴール前は外から猛然と追い込んだアンビシャスが迫ってきたものの、これをクビ差しのいでV。骨折明けの今期初戦を制して、今後への夢が大きくふくらむ勝利となった。2着は4番人気のアンビシャス。さらに1/2馬身差の3着には2番人気のリアルスティールが入っている。イスラボニータは伸びを欠いて9着に終わった。

ドゥラメンテは、父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴ、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)サンデーレーシングの所有馬。通算成績は7戦5勝。重賞はGI皐月賞、GI日本ダービー(2015年)に次いで3勝目。堀宣行調教師は中山記念初勝利。ミルコ・デムーロ騎手は11年ヴィクトワールピサに次いで2勝目。

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