1. まとめトップ

中国における死刑囚と臓器移植の恐ろしい関係

中国における臓器移植の6割は死刑囚からの移植です。中国の現代における問題と中国が古来から持つ価値観から問題を見てみます。

更新日: 2013年02月27日

umebizさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
4 お気に入り 27269 view
お気に入り追加

【北京時事】中国では臓器移植に関して65%が死体をドナー(臓器提供者)とし、残る35%が生体間で実施されているが、死体ドナーのうち90%が死刑囚であることが分かった。

凄まじい割合です。

改革開放後、移植手術件数は増えていったが、ドナーの数は増えなかった。そこで臓器提供の供給源はやはり囚人たちとなった。臓器移植大国・中国からなぜ移植関係の論文が国際的学術誌に発表されないのか。その理由は臓器がどこから提供されたのか、明らかにできないことが原因だった。

中国における年間の臓器移植の件数と死刑執行件数は?

26日付の中国各紙によると、中国では毎年、臓器移植を必要とする患者は約30万人に上るが、実際に受けられるのは約1万人。

10000人のうち6500人がドナーを死体とし、その90%が死刑囚からのもの

中国では昨年、少なくとも7000人に死刑判決が言い渡された

世界の死刑執行件数グラフ

中国は正確な人数は公表していないので画像では1000人になっています。

中国が古来から持つ価値観が生体間移植や事故死からドナーになることの障害になっている

中国人は伝統上“完全な遺体”にこだわる風習があり、自分または家族の臓器を提供することに強い抵抗感を持っています。

中国では完全な姿で埋葬されないと来世がなくなるという古い伝承があるとのこと。

他国にもありますが、中国ではこの考え方は極めて強いとのこと

今後も死刑囚からの移植は続く?

「中国はすでに米国に次ぐ臓器移植大国です。しかし長期にわたり死刑囚の臓器を使っていたことが中国の弱みとなっていました」と中国衛生部の黄潔夫(ホアン・ジエフー)副部長は認めた。

臓器を提供したがらない遺族、毎年執行される大量の死刑囚の遺体、このふたつが中国の臓器移植の方向を決めました。

11月22日、中国衛生省の黄潔夫副部長は、中国は今国情に合った臓器提供および移植システムを構築中で、今後は死刑囚からの臓器依存をやめると示しました。

臓器移植大国なので海外からの希望者も多い

また、臓器提供システムに一定の刺激策を取り入れ、臓器提供者にある程度の補助金を与えることも考慮に入れていると述べました。

この国策に対しての中国国民の反応は

河北省 包さん
「なぜ理由もなく、臓器を提供しますか?提供すると私は死んでしまいます。胡錦涛、習近平であっても提供しません」

安徽省の朱さんも、黄副部長の話は信じないと示し、このいわゆる臓器提供制度は世間を欺くためだと述べます。

独立評論家・李善鑑さんは、中国人の伝統からすると、生きた人でも死んだ人でも臓器を提供するのはありえないと示します。

上記の説明がわかりやすい動画になっています。

国際世論は中国の死刑囚ドナーをどう考えるか

中国の移植用臓器の出所はずっと国際社会の注目の的であり、疑問視されています。これに対する中国当局の言い訳も二転三転しています。

2001年6月、中国の“天津武装警察総隊病院”に務めていた王国斎医師が米国会公聴会で、“中国の移植用臓器は死刑囚からだ”と証言

2006年3月、ニューヨークに本部を置く大紀元時報が、中国共産党が生きた法輪功学習者から臓器を摘出している事を初めて暴露。同年4月、中国衛生省の報道官はこの指摘を公の場で否認し、“ほとんどの移植用臓器は死刑囚から来ている”と釈明。それ以来は、死刑囚からの摘出だとのいい方を続けています。

中国の法輪功学習者からの生体臓器狩りに対する国際社会の関心度が徐々に高まり、アメリカの人権報告、国会の公聴会、各人権団体、および国連などが、中国の強制臓器摘出に対する調査を求めました。

中国政府も問題を認識している

中国衛生部の黄潔夫副部長は広東省広州市で21日、「中国は2011年3月に臓器提供の試験的取り組みを始め、これまでの成果が顕著だ。関連政策が徹底されれば、死刑囚からの臓器提供に依存している状況は変化する。中国の臓器移植は今後1~2年で死刑囚ドナーへの依存から脱却するだろう」と述べた。中新網が伝えた。

死刑囚をドナーにするというのは、中国的合理性と倫理欠如の怖さを感じます。しかし他方で命を救われているひとがいるという事実もあります。どういう道を隣の大国は選ぶのでしょうか。

次は中国の臓器売買の実情をまとめたいと思います。

1





umebizさん

気になったことをまとめていきます