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血液型診断はデタラメ!?人の心を操る「バーナム効果」とは

「A型」は堅物、「B型」は気分屋、「O型」は大雑把、「AB型」は二重人格。巷ではよく聞かれるこの「血液型診断」ですが、実は全くのデタラメです。何故人は血液型診断を信じてしまうのでしょうか。そこには人の心理を巧みに操る、「バーナム効果」というおどろきのカラクリがありました。

更新日: 2014年03月03日

torazou19さん

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バーナム効果って?

誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理学の現象。

フォアの実験

などと言って、フォアは生徒達に「誰にでも当てはまるような」当たり障りのない曖昧な文章を与えました。

かれ(フォア)は学生に、この診断結果が当たっているかどうか、0から5までの値で評価するよう求めた。

学生のほとんどが、「これは当たっている!」とそのデタラメな診断結果を信用してしまったのです

その後、フォアはどの学生にも上記のようなまったく同じ分析を与えていたと種明かしをした。

彼の用いた架空の「診断結果」はスタンド売りされている新聞の占星術欄(星座占い)から星座を無視して抜き出したものでした

人はあいまいな説明をされると、自分にあてまはると感じてしまう

私たち自身のことがらとなると、曖昧で一貫性のない主張にも寛大な解釈を与えて、その意味を汲み取ろうとしてしまうこともしばしばある

①あなたがその分析は自分にだけに適合すると信じている
②あなたが質問者・評価者の権威を信じている
③分析が前向きな内容ばかりである
④あなたが精神的に弱っている

参考:バーナム効果 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A0%E5%8A%B9%E6%9E%9C

よく考えてみれば誰にも当てはまる結果なんだけど、
 改めて占いとして書かれていると、「当たってる!」と思ってしま
 う。
 この心理効果を、“バーナム効果”と呼びます。

「血液型診断」は根拠のないデタラメ

血液型性格分類(血液型診断のこと)には科学的な根拠が認められず統計的に有意な差も認められない事から、誤った説であると断定できる。

心理学の分野において、血液型と性格(パーソナリティ)との関連について、それらを提示するような因果関係を示す結果は出ていない

心理学の立場においても、この血液型診断は無根拠なデタラメであるとされています。

以下のような差別問題は「ブラッド・ハラスメント」と呼ばれています。
血液型診断には科学的な根拠は一切ありません。

血液型と性格は関係がないことが証明されているにも関わらず、血液型と性格に関連があるかのように決めつける差別問題が存在する

血液型による性格診断のからくり

血液型性格判断の本を読んで楽しく思える理由の一つは、『当たっているという実感』があるからだと思います。

この場合の『当たっている実感』はバーナム効果によるものですね

それで●型が■なのは自分だけではなく、やっぱり他の人もそうなんだとさらに実感を深めるということもあるでしょう。

「確証バイアス」

血液型診断を信用してしまう原因のひとつとして、バーナム効果の他にも確証バイアスがあげられています。

確証バイアスとはつまり、人は一度何かを信じ始めると、それを確証する情報ばかりに注意が行き、その反証となる情報を軽視する傾向にあるということだ

自分が「こうだ!」と思ったら、その自分の考えと一致する証拠ばかりを探してしまい、それを否定するような証拠は見ないようにしてしまう思考の癖のこと。

初対面のとき、カッコイイ!と思う。するとその後、彼のカッコイイところばかり目につき、駄目なところは霞んでしまう

こちらは偏見ではないと思いますが、これもバーナム効果によるもの。恋は盲目、という先人達の言葉は間違いではなかったという事です。

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torazou19さん

主に心理学、他にも気になった事をまとめていきます。



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