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『イノベーションのジレンマ』から学んだことまとめ

『イノベーションのジレンマ』の要約と学んだことをまとめました。

更新日: 2013年03月09日

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axdcofさん

ビジネスを勉強する人にとっては必読

読了。ビジネス、経営学の世界ではかなり有名な本。イノベーションのジレンマという概念自体は知っていたけれど、本はまだ読んだことがなかったので読んでみた。めちゃくちゃ勉強になった。『イノベーションのジレンマ』amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%8…

プレジデント読んだからではないが、少し骨のある本を読了。「イノベーションのジレンマ」、10年前の本とは思えない。色あせてない内容に驚愕。間違いなく名著。 instagr.am/p/JjAHKVOaHP/

すぐれた経営こそが、大企業が衰退する要因である

これらの企業は、顧客の意見に耳を傾け、顧客が求める製品を増産し、改良するために新技術を積極的に投資したからこそ、市場の動向を注意深く調査し、システマティックに最も収益性の高そうなイノベーションに投資配分したからこそ、リーダーの地位を失ったのだ

破壊的イノベーションの多くは、社内から芽が出てくるが、まっとうな経営判断と組織的理由によってつぶされる

破壊的イノベーションにより、既存の大企業はリーダーの地位を失う

経営者が優秀で、優秀な社員を抱えた優秀な企業からは、業界の地図を塗り替えるような新技術(破壊的イノベーション)は生まれてこない。

著者のいう“破壊的技術”とは、驚異的な技術革新のことではなくて、むしろ一見するとポンコツだったり、out-of-dateだったりする技術で、しかも既存顧客がそれを欲しているとも思えないような技術のことをいう。

優良企業の優れた経営者が健全な意思決定をすることがその企業を失敗へと導く理由を著者は5つあげています。
 1 企業は顧客と投資家に資源を依存している
 2 小規模な市場では大企業の成長ニーズを解決できない
 3 存在しない市場は分析できない
 4 組織の能力は無能力の決定要因になる
 5 技術の供給は市場の需要と等しいとは限らない

破壊的イノベーションに対応するためには

では企業はどうしたらいいのか。ここは読む前は知らなかった。
・◎:新しいサービスを小さな別の組織にまかせ、新しいサービスを適切な顧客に提供する
・×:市場を自分で育てる-市場をコントロールできず不可能
・×:市場が大きくなってから参入する

著者は5つの対策を提言しています。

1 破壊的技術はそれを求める顧客を持つ組織に任せる
2 組織の規模を市場の規模にあわせる(小さな組織に任せる)
3 分析して成功するよりも、失敗に備えて犠牲を小さくし、試行錯誤から学ぶ
4 主流組織の資源の一部だけを利用し、プロセスや価値基準を共有しないようにする
5 破壊的技術の商品化には新しい市場をみつけるか新たに開拓する

市場にみられる数々の事例

「百貨店の衰退とネットショップの台頭」「マイクロソフトの失速とグーグルの台頭」「既存アパレルメーカーの苦戦とユニクロの快進撃」

「イノベーションのジレンマ」に負けたコダック
コダックは1世紀にわたって銀塩フィルム・印画紙を事業基盤としてきた。デジタル画像がもたらす脅威は認識しており、その研究に多額の資金をつぎ込んだが、有用な効果は得られなかった。

どれだけ高度なグラフィクス技術に凝っても、iOSやAndroidなどから押し寄せるモバイルという大津波には勝てなかったことから、旧専用機勢力は深刻に学ぶべきだ。

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