【最新】今さらきけない シェールガス革命って何?
なんだか最近よく聞くシェールガス革命。さっぱり何の話かよくわからん。そんな人のための簡単なまとめです。関連株式についても。
更新日: 2016年12月04日
なんだか最近よく聞くシェールガス革命。さっぱり何の話かよくわからん。そんな人のための簡単なまとめです。関連株式についても。
更新日: 2016年12月04日
シェールガスとは?
米国で増産が進む新型天然ガス「シェールガス」
シェールというのは、書道で用いる「すずり」のような黒っぽい岩で、「頁岩」(けつがん)と呼ぶ
地下数百~数千メートルの頁岩(けつがん)層(シェール層)に含まれているガス
主成分はメタンで、LNG(液化天然ガス)と変わらないが、従来のガス田とは異なる場所にあるため、砂岩層に含まれるタイトサンドガス、石炭層に含まれるコールベッドメタン(CBM)と共に、「非在来型天然ガス」と呼ばれる
なぜ今話題になっているのか?
存在そのものは以前から確認されていたが、米国において低コストの開発技術が確立され、瞬く間に開発が北米に広がった
主に三つの技術革新(1.水平掘技術、2.水圧破砕、3.マイクロサイズミック技術)によって、シェールガスの採算性は飛躍的に向上しました
どこにあるの?
世界のシェールガスの約4割は米国にある
①イーグルフォード
②パーミアン・ベイシン
③バーネット
④ヘインズビル・ボシエ
⑤ウッドフォード
⑥フェイエットヴィル
⑦マーセラスなど
どれぐらいの量があるのか
回収可能量は世界で208兆立方メートルとも言われ、単純にLNG(液化天然ガス)に換算すれば1664億トン。実に日本の年間輸入量の2000年分に相当
今後数百年にわたり、世界のエネルギー需要を賄っていける可能性がある
なぜ革命といわれているのか
IEA(国際エネルギー機関)などの予測では、米国は2025~30年頃に、世界最大のエネルギー生産国になる。最大の経済国が最大のエネルギー生産国になることのインパクトは、まさに「革命」の呼び名にふさわしい
現在の北米市場の天然ガス価格は2008年の価格水準の6分の1にまで下落
エネルギーの完全自立、これが米国と世界経済の構造をどう変えるかが、中長期的なテーマ
日本での状況は?
わが国日本ではシェールガスはほとんど出てこない。わずかに秋田県由利本荘でシェールオイルが見つかった程度
シェールガス獲得にいち早く着手した日本企業のひとつが大阪ガス
大阪ガスなどは米国政府の許可が出れば、シェールガスをLNGにして2017年から日本に輸入する計画
日本向けの輸出動向
三菱商事などがカナダ西部で開発している割安な天然ガス「シェールガス」の輸出が、カナダ政府から認可された。日本向けのシェールガス輸出が正式に決まったのは初めてだ。
カナダ政府が認可したのは、三菱商事と資源メジャーのロイヤル・ダッチ・シェル、中国石油天然ガス、韓国ガス公社の共同事業
アメリカのエネルギー省は、「シェールガス」の開発で生産量が飛躍的に増加しているアメリカ産の天然ガスの輸出について、大手電機メーカー「東芝」が関わり、日本などが輸出先となる計画を承認
|124991 view
|22672 view
|1145128 view
|3269897 view
|53239 view
|202270 view
旬のまとめをチェック
ファッション,美容,コスメ,恋愛
事件,ゴシップ,スポーツ,海外ニュース
映画,音楽,本,マンガ,アニメ
旅行,アウトドア,デート,カフェ,ランチ
インテリア,ライフハック,家事,節約
おかず,お弁当,おつまみ,簡単レシピ
エクササイズ,ダイエット,肩こり,健康
キャリア,転職,プレゼン,英語
Webサービス,スマートフォン,アプリ
クリエイティブ,写真,イラスト,建築
トリビア,不思議,名言,逸話
ユーモア,ネタ,癒し,動物,びっくり
過去の人気まとめをチェック