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お餅をノドに詰まらせるのは人間だけ…「魔の十字路」の恐怖

毎年、年明けから多く発生する、お餅をノドに詰まらせる事故。その原因は人間特有の「魔の十字路」にありました。その他にも、信じるか信じないかは別として他にもお餅によって詰まるかもしれないものがありました。

更新日: 2014年09月30日

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この記事は私がまとめました

c-hisaさん

◇ノドの構造が違う

東京消防庁管内救急搬送データでは、餅・団子等による窒息事故で救急搬送された人数は、平成20 年から平成24 年までの5年間で608 人

咽頭における気道と食道の交差点は「魔の十字路」と呼ばれていて、人間が進化したことによって得たところの急所となっている

これは人間が直立して4足歩行になったことで生まれたデメリットとも言えます。

ブタは、実にいろいろなものを食べる動物だが、モチが喉に詰まって死んだブタの話など聞いたことがない。そんなことが起こらないように、空気の通路と食物の通路が、立体交差になるようにきちんと設計してある

窒息の最初の症状はせきこむことですが、完全にのどに物が詰まると声が出なくなります。のどのあたりを両手でかきむしるような動作をすることも

人によっては「いびき」に似た声を出すこともあります。

◇なぜ高齢者ばかり?

老人においては、喉頭の入口の筋肉の運動が悪くなることに加えて、喉頭の位置が若い人よりもさらに下がるために、誤嚥を起こしやすい

若い人は反射神経もよく、詰まることが無くても、年とともに反射神経も衰え、死亡事故も多くなる

高齢だとせきをしても気管内に残り、誤嚥性の肺炎を起こす方も多い

お餅に限らず、他の食べ物もできるだけ小さくして気管に入らないように注意することが必要です。

◇できるだけ安全に食べるために

熱い餅はゆっくり食べるため、のどに詰まりにくい。ほどほどに冷めたお餅は、急いで食べることができるため、のどに詰まる可能性が高くなる

乾いているとくっついて危険なため、焼いた後には湿らせる。汁物の中に入れたり、大根おろしなど水分のあるものとあえたりする

きなこや焼きのりなどのノドにくっつきやすいものもできるだけ湿らせてあげることがポイントです。

急いで飲み込むことなく、ゆっくり噛んで食べる

よく噛むことで唾液が出て、餅を柔らかくしてくれます。これは餅を小さく噛み砕くということと同じくらいに重要です。

◇他にも詰まるモノがある?

お餅の粘りが母乳をねばねばにして詰まりやすくするとも言われています

糖質が高いことや油分が多いことが原因と言う人もいます。

昔はおっぱいがでないときは餅をたべる、と言われていたようですが現代は飽食なので、栄養不足でおっぱいの出が悪い人は少ない

高カロリーの食物を摂り続けると乳管が詰まりやすくなるでしょうか?そういう医学的な根拠はない

「充分に母乳を飲み取られない→乳汁うっ滞→塞栓→乳腺炎」というように乳管が詰まるのが正しいようで、お餅を食べるからおっぱいの出が悪くなるというのは一種の都市伝説と考えられています。

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