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ブラック企業の実態

綿密な調査を通じて得られたブラック企業の実態を赤裸々に告白します。

更新日: 2019年10月08日

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この記事は私がまとめました

RichardGongさん

背景

ブラック企業は利益追求のために従業員を使い捨てて退職に追い込みます。そしてさらにブラック企業の製品を使う消費者の安全を脅かし、ひいては社会全体にとって有害な存在となり得ます。
以下にブラック企業の特徴および詳細を説明しますので、企業選びの参考にしてください。

それはあなたに忍び寄る影のような存在
それはあなたにつきまとう影のような存在
それはあなたと表裏一体の影のような存在

2012年度の労災

下記の労災の話からもわかる通り、近年仕事のストレスで発生するうつ病が問題視されています。うつ病の発生要因として、ブラック企業の存在はかなり大きいと言えます。

仕事上の強いストレスが原因でうつ病などの精神的な病気に追い込まれたとして、昨年度、労災と認められた人は475人にのぼったことが厚生労働省のまとめでわかりました。これは前の年より150人増えて過去最多に上っています。
このうち自殺や自殺未遂をした人は93人と、こちらも過去最多です。

厚生労働省による実態調査

厚生労働省は(2013年8月)8日、残業やパワハラなど労働環境が悪い「ブラック企業」について、9月から実態調査を始めると発表した。離職率が高かったり、長時間労働で労働基準法違反の疑いがあったりする全国の約4千社が対象となる見込み。調査期間は1カ月間で集中的に実施する。

ブラック企業の特徴

1. 月収の高さを誇張

出典今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

月収の高さを誇張する手段として、「固定残業代」「定額残業代」という手法が一般的。これは残業代を基本給に含み、月給を高く見せるという手法である。

出典今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

某ブラック企業の求人情報には、「営業職基本給19万6400円」という記載があった。この基本給のうち7万1300円分は80時間分の残業代である。つまり、残業代を含まない給与は
19万6400円—7万1300円 = 12万5100円
となる。

2. 正社員としての雇用を偽装

出典今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

試用期間という慣行を悪用するケースあり。新社員は一定期間(3ヶ月・6ヶ月・1年)の有期雇用契約を結ばされる。そして会社が受け入れたいと考えた場合に社員を正社員として改めて契約を交わす。

出典今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

この試用期間を契約社員の待遇にしている場合もある。

3. 入社後も続く「就職活動」

出典今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

ある会社では、入社後半年間を「予選」という名の選抜試験に当てている。この会社は人気があるため、入社するためには厳しい就職活動を経験しなければならない。しかし雇用契約を結んだ後でも「予選」を通過しなければ、その会社で働けない。

出典今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

ある男性社員は「予選」通過のために月200時間以上の残業をこなしていた。必死の努力にもかかわらず、彼は「なんで真剣に生きられないのか」「なんでこの会社にきたのか。迷い込んできたのか」などの非難を受けていた。そして彼は入社してから半年後に無念の死を遂げた。

4. 戦略的に行われるパワーハラスメント

出典今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

上司からのパワハラ

出典週刊 東洋経済2011年6/25号『ストレス全対策』

ひたすら正論で部下の行状を批判するタイプの上司には要注意! リポートを提出すれば、「てにをは」や句読点の付け方等の細かいミスを徹底的に批判する。そして皆の前で「お前はこんなことも知らないのか」となじるのだ。とある部下はこのタイプの上司のせいで会社へ行くことさえも辛くなっているそうだ。

5. 残業代の不払い

出典今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

残業代を請求することに抵抗を感じている人が約半数の48%となった。

労働者には当然、残業代をもらう権利があります。

本来きちんと払ってもらうべき労働対価について、働く側の知識が浅いことも問題の1つかもしれない。

6. 異常に長い長時間労働

出典今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

厚生労働省では、過労死ラインとして月80時間という残業時間を定めている。

7. 会社を辞めるのを妨害

出典今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

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