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不安は当然!?日本人の多くが不安遺伝子を持っていた

人の感情に影響を与える脳内神経伝達物質「セロトニン」。このセロトニンの量を調節しているのが、「セロトニントランスポーター」です。そして、多くの日本人は不安やストレスを感じやすい「セロトニントランスポーターSS型」の遺伝子を持っていると言われています。

更新日: 2013年03月07日

あちこすさん

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●人の感情に影響を与える脳内神経伝達物質「セロトニン」

セロトニンは、脳内の神経伝達物質のひとつで、必須アミノ酸であるトリプトファンの代謝過程で生成されるもの。ほかの神経伝達物質であるドーパミン(喜び、快楽)、ノルアドレナリン(恐れ、驚き)などの情報をコントロールし、精神を安定させる作用がある。

セロトニンが不足すると感情にブレーキがかかりにくくなるため、快楽から抜け出せずに依存症に陥ったり、うつ病になりやすいなどといった指摘もある。

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セロトニンという神経伝達物質は人の気分に大きく関係しており、これが不足すると不安を感じるようになったり、時にはうつ病の症状が出たりする

このセロトニンの量を調節しているのが、セロトニントランスポーターというタンパクで、神経細胞から出たセロトニンを再び細胞内に取り込む役割を担っている

●セロトニンの量を調節している「セロトニントランスポーター」

そしてセロトニントランスポーターというタンパクの機能を決めているいるのが、セロトニントランスポーター遺伝子。

トランスポーター(Transporter)とは、「運ぶもの」を意味する。

セロトニントランスポーター遺伝子は長さによって、短いS型と長いL型の2種類に分かれている

多ければ多いほど“内向的で従順”な性格になるS型、逆に“自主独立の性向が強く、社交的で活動的”な性格になるL型が知られる

短いS型の遺伝子を持っていると、セロトニンの再取り込み機能が低く、不安傾向との相関関係がある

●SS型、SL型、LL型の3種類がある「セロトニントランスポーター遺伝子」

セロトニントランスポーター遺伝子の組み合わせはSS型、SL型、LL型がある。

LL型の人は、前向きな人が非常に多く、この型の人はどんな苦しい時でも、ポジティブに対応する能力が高い

●日本人に多いSS型のセロトニントランスポーター遺伝子

多くの日本人は不安やストレスを感じやすいセロトニントランスポーターSS型の遺伝子を持っていると言われている。

アジア人はL型を持つ人が少なく、SS型が多い。中でも日本人は、S型を持つ人の割合が高い

●多くの日本人が「不安遺伝子」を持っていることに

日本人の気質にも影響を与えているとされるセロトニントランスポーター遺伝子。

昔から「日本人はプレッシャーに弱い」などといわれてきたが、日本人の多くはストレスに弱い、いわば“不安遺伝子”タイプ

これが“集団行動に適し、自分達を超える強い権力者に支配されることを求める”日本人の精神形質を生んでいる

香川靖雄(元・自治医科大学教授、女子栄養短期大学副学長)による。

●こんな意見も

不安やストレスは考え方や、日々の習慣などから上手にかわすことができるようになる

日々の不安やストレスと上手につきあっていきたいものです。

●参考リンク

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