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震災後にはびこるニセ科学 疑似科学まとめ〜「○○で放射能が除去できる」は真実かデマか?

ニセ科学は信じた人々に一時的な安心を与える代わりに、より深い絶望をもたらします。

更新日: 2013年07月20日

hina0101さん

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▼ EM(有用微生物群)通称EM菌

除染出来ると主張し、福島県でニセ科学のEM菌が猛威を奮っています。
EM菌に疑問を持つ人が多いにも拘らず、福島県内からはEM菌批判の声がほとんど聞こえません。
その原因の一つとして、東日本大震災後EM系団体の活動が急激に拡大し、気が付いた時には批判し難くなってしまった実状があげられます。

最大の弊害はEM菌が人的リソースを奪って行く事です。EM菌をまく行為は一人二人でやっても効果が無いという名目で、多くの人が駆り出され、意味の無い行為に多くの人的リソースが費やされます。場を仕切るのは大抵EM関連のNPOです。この運動に参加しない人はまるで犯罪者かの如く責められます。「あなたは子供の未来を考えていない!」と詰問されることもあるようです。酷い話ですよ。科学的な検証などできるはずの無い子供達まで駆り出される始末です。こうやって地域住民のリソースが減少していき、EM菌を信じる人と信じない人の間で段々と軋轢が生じるようになり、地域コミュニティは疲弊していきます。

1941年12月28日沖縄県生まれ。琉球大学農学部農学科卒業後、九州大学大学院農学研究科博士課程修了。1970年に琉球大学講師として勤務。1972年に同大学助教授。1982年に同大学教授。2007年には同大学名誉教授となり、同年4月より名桜大学教授及び国際EM技術研究所所長に就任。

EMの開発者、比嘉照夫氏が2013年3月7日にコラム、新・夢に生きる第69回を公開しました。
比嘉氏はコラムの中で「EMによる放射能対策は、予想外の成果を上げています」と述べています。
しかし、この発言には疑問点が多々あります。

比嘉教授はEMにより放射能の除染が可能だと主張しております。比嘉EMでは可能かもしれませんが、弊社が確認出来るサイオンEMを含む他EMでは不可能、又は可能性があっても誤差の範囲内の効果なのかと考えています。放射能除染に関して多くのお問い合わせがありましたが、サン興産業は先の様にお返事しております。

先に述べましたようにEM又は微生物は、有機物又は一部重金属無機物を分解し無害化する事は可能であると考えます。しかしそれを拡大解釈し放射能除染が可能との発言は、学者としての品位を疑います。可能性の段階であればまず効果を確認、データで示し、再現性を実現し、効率、費用、その他を勘案して提案すべきです。可能性があるから検証・実証・実現は他科学者に任せるでは、あまりにも無責任です。しかしこれが今迄の比嘉教授の実像ではなかったでしょうか。

明治大学農学部 藤原俊六郎特任教授
放射能が消えるなんてことは、私はちょっと考えにくいと思いますけども。

早稲田大学理工学部 大槻義彦名誉教授
こんなバカバカしいもの、開いた口がふさがらない。

何がいいたいか?生物除染はナンセンス、ということ。生物は中にセシウムを取り込んだらイオンとして存在する。食べ物の中にあるセシウムは、人間にとっても吸収しやすい形である、と考えられる。土の中からセシウムを剥がすと、人間の中に入りやすい形に戻すことと一緒。

EM-1を土壌にまくことは、Cs(セシウム)137の植物への移行を促進します。

この資料はEM菌散布によって、放射性セシウムの危険性が高まることをEM研究機構自体が述べているという点で極めて重要です。

▼ EMBC

原発事故からわずか10日後に、外交ルートを使って政府与野党首脳に微生物除染を働きかけた団体がありました。

この団体は台湾で放射能を消滅させる実験を行ったと主張していました。
その後資料が非公開になりましたが、魚拓があります。
魚拓を読むと、放射能が消滅したのではなく、培養液のセシウム137が菌体に移っただけでした。

▼ 米のとぎ汁乳酸菌

原発事故後、米のとぎ汁乳酸菌による放射能防御が提案され、多くの人が実践しました。
しかし、提唱者から矛盾する発言が出てきました。

インチキ放射線対策に関する緊急情報(2011/07/23)
 既に、2011年7月20日発売の「SPA!」でも、ネットでも取り上げられていますが、放射能対策と称して、米のとぎ汁を乳酸発酵させたと称する腐敗液を噴霧したり、エアコンフィルターにつけたり、目薬のごとく目に入れたり、飲んだりするという方法が広まっています。放射線防護に全く役立たないだけではなく、大変危険ですので即刻やめてください。こんなことをしたら直ちに健康に影響します。皆様のご家族、友人知人でこれを信じている人が居たら全力でやめさせてください。噴霧とエアコンへの利用は、わけのわからない雑菌を直接肺に入れる結果になり、重篤な肺炎を起こして命を落とすこともあります。目に入れると炎症を起こします。飲めば下痢するかもしれません。乳幼児なら、下痢による脱水は命の危険があります。これらの症状は「好転反応」とされ、腐敗液療法が効いている証拠であるとされますが、それは嘘で、感染症の症状です。放射線の影響とも何の関係もありません。すでにこれをやってしまった方は至急病院へ行き、医師の診察を受けてください。

生物が放射性核種を転換できるのなら、137Csなんていう稀な物質ではなく、14Cとか40Kとか、生物の歴史の中に普遍的に存在してきた物を真っ先に処理しているはず < これが全てですね。

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