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人が思い出を美化してしまうワケ《思い出補正のなぞ》

子供時代の出来事や、よく見ていたテレビ番組などを懐かしく感じる人は多いです。その中で「昔は良かったな〜」と事実よりも美化してしまうことがよくあります。今回はなぜ思い出や記憶を美化する傾向があるのかまとめました。

更新日: 2013年03月13日

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この記事は私がまとめました

くまもちさん

▼ 人の記憶はあてにならない

過去の記憶、思い出を美化したり、幾年もたって悪いところのみを忘れて良い記憶のみ残る

「思い出補正」という言葉も生まれました

ずっと確信していた子供のころのことが実は事実と違っていたり、他人の話のなかでも、どうもこの人は記憶を都合よくつくり替えて話していると感じたりすることはないだろうか。

美化しまくって、本当にあったいろんなことに蓋をして思い出を正当化してるのは確か。

ガキの頃やったゲームの音楽聴くと思い出補正も相まって高確率で泣いてしまう

▼ なぜ記憶や思い出は美化されるのか?

人間の脳は、一度覚えたものを忘れ、もう一度それを思い出そうとするときに、より記憶が刻み込まれるようにできています。

美しい記憶もイヤな記憶も、最初は同じレベルで脳の中に記録されています。ところが人間の脳はうまくできていて、イヤな記憶には意識的に抑制がかかり、思い出しにくくなっているのです。

記憶をもっと詳しく思い出したくなったとき、脳は経験の集まったタペストリーを編み直すのですが、そのときに少しだけ記憶を偽造するようにできています。この偽造は実にスムーズに、自然に行われるので、私たちはあたかもそれが実際に経験したことで、細かいところまですべて頭に入っていたと思い込んでしまうのです。

過去の自分の生き様を否定したくないという思いから、頭に残った記憶が美化され、いい思い出だけが残っていることも

脳が情報で満杯になってしまっているわけではなく、年をとるごとに脳が情報を書き込み、保存する機能が弱くなっている

脳の機能の低下により、新しく記憶を書き込むよりも、もともと保存してある昔の記憶を思い出すほうが簡単になるため、年をとると昔の思い出を懐かしむようになる

▼ 思い出の美化を上手く利用する

懐かしいことを思い出していると、頭や心が幸せな場所にいるように錯覚し、恒常機能に働きかけ、より快適な体温に保つ効果があるのだそう

プラスの感情と結びついた過去経験を引き出すことで、自分自身を勇気づけたり、モチベーションを高めるなど、自分の心理状態のコントロールに活かせる

▼ 多用には注意が必要

昔の恋愛を引きずってしまう人に共通している問題点は、素晴らしかったという思い出が自分の中で美化され、肥大化してしまっているという事。この、思い出の美化というのは非常に危険。

すぐに「あの頃は…」「昔はよかった」「昔は大物が多かった」などと言い出すのは、今の自分の人生や社会に対して不満が多いからだ。それは、退行の兆候であり、未来に展望が見えなくなったしるしであり、エネルギーがなくなったしるしでもある。

▼ 女性の方が思い出を美化しやすい?

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