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「和解と赦し」――20年前、商店街のゴミ箱に設置されたIRAのボムは、子供たちを殺した。

1993年3月20日、イングランド北西部のウォリントンという町の歩行者専用ゾーンにある商店街のゴミ箱にIRAが仕掛けた爆弾が爆発し、3歳と12歳の子供が殺されました。12歳の子のご両親は報復を一切望まず、その後、「平和/和平」のための対話の取り組みを開始しました。※2013年3月21日作成

更新日: 2015年03月23日

nofrillsさん

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マンチェスターとリヴァプールのちょうど真ん中くらいに、その街は位置する。

1993年3月20日(土)

8世紀にはすでに「街」の形ができていたというこの街の、たぶん最も古いエリアにある、歩行者専用になっている賑やかな商店街のごみ箱2つに、IRA (Provisional IRA) は爆発物を仕掛けた。1つ目が爆発して人々が逃げてきた場所で、2つ目が爆発した。

Google Mapsでは:
http://goo.gl/maps/FUmPi
(Bridge Streetという通りの、細くて車が入れないところ)

IRAが利用したのは、イングランドのどこにでもあるタイプの、鋳鉄製のごみ箱だ。

中に仕掛けられた爆発物が炸裂したとき、この重い金属は「榴弾のシェル」のように作用した。吹き飛ばされたその金属片は、たまたまそこにいたというだけの人々を殺傷した。

それだけでも十二分にひどいことだ。だがこの爆弾テロのひどさはそこで終わらない。

IRAは爆弾を仕掛けたという告知電話では、「リヴァプールのかくかくしかじかの場所に仕掛けた」と告げていた。

しかし実際には、リヴァプールから25キロほど離れたウォリントンに仕掛けていたのだ。

The Warrington bomb - 20 years ago. Was there with my brother and mother that day and will never forget it. #peace pic.twitter.com/zRWYVzliSz

1993年3月20日のボムの犠牲となったのは、ジョナサン・ボールくん(3歳)と、ティム・パリーさん(12歳)。ベビーシッターに連れられて現場を通りがかっていたジョナサンはその場で死亡(ベビーシッターは重傷)。

エヴァートンFCのシャツを買いに行って現場に居合わせたティムは爆発をまともに食らって、ほぼ脳機能停止の状態に陥った。家族の了解を得て医療チームが生命維持装置のスイッチを切ったのは3月25日。

RIP 3 yr old Johnathan Ball & Tim Parry who was 12 died. 56 others were injured by the bomb in #Warrington in 1993 pic.twitter.com/XdSnFZ6UM1

負傷者は56人。ようやく「ああ、春ですね」という陽気になってきたころの土曜日の午後、買い物をしたり食事をしたりしていた一般市民が、攻撃を受けた。

Everton captain remembers the bombing (From Warrington Guardian) warringtonguardian.co.uk/news/10284263.…

ティム・パリーさんはエヴァートンFCのサポだった。当時のキャプテン、Dave Watsonは、監督のHoward Kendallや何人かのプレイヤーとともに病室のティムのもとを訪れ、また葬儀にも参列した。

ティム・パリーさんの葬儀に向かうエヴァートンFCの監督と主将。

当時、チームの何人かと一緒に病室を見舞ったことについて、ワトソンは「ご両親のために、できることは何でもしたいと思ったのです」と振り返っている。

He added: “It was totally unbelievable in the town afterwards.

“You just don’t think something like that will happen in the town where you live.

“It was devastating not just in Warrington but touched people all over the world.

“The funeral was a big occasion with TV cameras everywhere but very touching and seeing the parents that day is something that will stay with you.

20yrs ago I went shopping in Warrington with my 8 month pregnant wife. We got home. Tim & Jonathan didn't. Thoughts are with their families

「20年前、私は妊娠8か月の妻と一緒に、ウォリントンへ買い物に出かけていた。そして無事帰宅した。ティムとジョナサンは無言の帰宅をした。改めて、お2人のご家族に哀悼の意を捧げます」

Tim Parry's parents say Warrington bombers can only be forgiven by their son: THE parents of Tim Parry today s... bit.ly/XJ7sBN

爆弾犯は逮捕も起訴もされていない。

事件後、2人の被害者のご両親らは「紛争と和平/平和」を考え、「和平」のための取り組みを行なう組織を立ち上げた。その上で、「犯人に赦しを与えることができるのは、殺された息子だけ」と語っている。20年経過してなお。

ティムは、生きていれば、32歳だ。ジェイムズは23歳。

事件から20年を迎える今年、現場で式典が開かれた。

‘It was two boys, two innocent victims — remember Tim Parry & Johnathan Ball’ bit.ly/XeMgxL killed by IRA scum #warrington

Silence...as town recalls IRA bombing: WARRINGTON is expected to fall silent for one minute today du... bit.ly/158RBKt #Cheshire

Proud to stand with people of Warrington today, remembering atrocity reflecting on loss but recognising 20 years of peace and progress

ウォリントンを管轄とするチェシャー警察の方。

I am proud to go to Warrington today to remember the IRA bombing that tragically killed two young boys 20 years ago. I was there that day...

「あの日、そこにいた」というジョン・ストックトンさんは、ウォリントンと同じチェシャーにあるHaltonというバラ(ボロ)の地方議会で活動。

preparations for the service on bridge street in warrington in memory of Tim Parry and Jonathan Ball pic.twitter.com/7pxshxY0cA

Warrington Remembers -the scene for the 20th anniversary of the IRA bomb attack on our town pic.twitter.com/CzyQLE0kaZ

Dignitaries & the parents of Tim Parry gather in Warrington town centre on 20th anniversary of the IRA bomb attack pic.twitter.com/tUoEUoLx9v

Hundreds of people have gathered for a special ceremony on Bridge Street in Warrington to mark the 20th anniversary of the IRA bombing there

At this precise moment 20years ago two small innocent boys were killed when an IRA bomb exploded in #Warrington RIP Jonathan&Tim 12:27 1993

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作った「まとめ」の一覧は:
http://matome.naver.jp/odai/2133787881446274501

※基本的に、ログを取ってるのであって、「まとめている」のではありません。